東京写真記者協会(新聞、通信、放送など33社加盟)は、今年の優れた報道写真に贈る各賞を発表し、東京新聞の「沖縄の視線」が協会賞グランプリを受賞した。沖縄慰霊の日の「沖縄全戦没者追悼式」で、翁長雄志知事をはじめとする沖縄の人々が、安倍晋三を見つめる視線が一斉に注がれたものである。映像が言葉を越えると言われるが、どんな饒舌な言葉をも越えてしまっている。
辺野古に巨大な新基地を作り続ける、安倍晋三を沖縄の人たちはどのように安倍晋三を受け止めているかが良く解る。
寝っ地上では削除が続いているとのことであるが、あえてここに出した。
そしてもう一つが下の写真である。今月沖縄で起きた米軍兵士の泥酔による交通事故で日本人を死亡させた事件で、翁長知事に謝罪に訪れたた時のものである。頭を下げている男は、オスプレイが墜落した時も、人家を避けので感謝しろと言った人物である。ヘリコプターが墜落した時にも、居直った人物である。
今度は当分酒は飲まさないと言っている。地位協定が今回は適用されるかどうかは解らないが、アメリカが見事に日本人を見下している、属国であるから許されるという感覚が鮮明にあることが解る事件である。建前上頭を下げ、翁長知事の武然たる姿勢を評価したい。