そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「昭恵はん何で逮捕されへんのやろ?」籠池夫人の声が正しい森友学園問題

2017-11-24 | 森友・加計問題
元森友学園園長夫婦が収監されて3カ月になるが、保釈申請がまたもや却下された。保釈却下の理由は、「罪障隠滅及び常習的に詐欺行為を長年に渡って続けてきている。保釈すればまた同じことをする。もしくは重罰を恐れて逃亡する可能性がある。」と言うものである。(籠池佳茂氏のFacebookより)学園は長女に譲っているので同じことはできない。逃亡しても、あれほどメディアに出ていたおしゃべり人物である。どこ行ってもすぐばれる。濃いキャラクターの籠池夫婦が、逃げると本気で思っているなら裁判所は世間知らずのあほである。
それよりこの文章にぴったりの人物がいる。安倍昭恵である。罪の隠ぺいに旦那は使うわ、自分も選挙やいろんなイベントに無神経に奔走する。再度同じことはいっぱいやっている。放射能に感謝しましょうとか、無神経に今年はいろんなことがりましたなどと、ノーテンキな発言を繰り返す。逃亡の危険性こそないだろうが、安倍昭恵こそ収監されるべきである。

会計検査委員が、森友学園への国有地売却に8億円も値引きした根拠は不明と決めつけた。それではどの程度でよかったかとする検証は、書類がことごとく残っていないので不明とのことである。この指摘を受けて、菅官房長官は、「適切に対応してゆく」と答えた。麻生財務大臣は、「今後は例外がないように気を付ける。これについて見直しはしない」と答えている。要するに会計検査院の指摘は無視するというのである。石井国交大臣は、「適切な見積もりであった。ギリギリの対応であった。政治的な対応であった。」何度もお茶を飲みながら、しどろもどろの意味不明の言語を発している。

この学園は、「安倍晋三記念学院」と銘打たれ、安倍昭恵が名誉園長として開学の声を発していた。そこら辺りの木っ端役員なら、黙っていても総理の威光にたじろぐのは当然である。私人であるはずの昭恵夫人付きの政府職員の谷査恵子氏は、首相夫人の意向を率直にあちこちに知らしめていた。
尋常なお役人なら、誰でもが身をすくめるに違いない。安倍晋三の首相としての威光と、安倍昭恵の売名欲の意向をかなり正しく周辺にまき散らした、谷査恵子はことがバレると外務省に出向し、目出度くイタリア大使館にご栄転と相成っている。
会計検査院の調査によれば、ゴミがなかろうかと50カ所ほどを掘っている。ゴミが出てきたのは、28カ所だけである。ゴミの出たところだけを評価し、ゴミの量を推定している。ゴミも産業廃棄物としているが、単なる生活ゴミであることも解っている。近畿財務局は、ハナから8億円引きの計算しかしていないのである。
だから検討した書類などないのである。あったら困るからないことになるのである。こんなお役人しかいないのか。誇りもないもない。
この値引きを主導し決定した近畿財務局長の佐川宣寿であるが、国会では見事に書類がないと言い切って、身を挺し安倍昭恵を守り通した。佐川宣寿は論功を高く評価されて、国税庁長官に栄転している。
これらの出来事のすべての影にいるのが、安倍昭恵である。籠池夫人の言葉、「なんで昭恵はんは逮捕されへんのやろ」と言う言葉は、庶民のまっとうな感覚である。
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