そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

立憲民主の勢いは票につながるのか、野次はいやな安倍夫妻

2017-10-15 | 立憲民主党

これは一昨日新宿南口の、立憲民主党の枝野代表の街頭演説の状況です。観衆が凄い。2万人以上いそうである。僅か2日前にネットなどで流したのであるが、驚異の集客状況と言える。立憲民主党のアカウントフォローは11万件権を得ている。希望の党は1万に達していないことを見れば、立憲民主党の勢いの凄さが分かるというものである。趣旨を曲げなかった人たちへに評価ともいえる。
翻って、安倍晋三は街頭演説の日程を明かさず、極秘に行っている。野次が嫌なのである。国会では野次られると、都合よく喋るのを止めて時間稼ぎをする。都議選では野次に耐えられず、「あんな人たち」と指さし、失笑かうありさまである。与党の党首(総裁)が街頭演説は、隠密行動というのである。
朝のワイドショーで、自民党の代弁者安倍晋三の寿司友の田崎と言う男が、街頭演説で野次を言うのは違法だとか、避けるのは当然だというのである。国民が野次を言う尾は当然で、プラカード持ってくるのも意思表示だとTBSの玉川氏が反論している。安倍晋三は野次が嫌いなのである。お坊ちゃまで育った安倍晋三には、野次に耐える能力がないのである。それでいて自分はしっかり野次っている。
自らの選挙区の山口では、森友学園の渦中にある安倍昭恵夫人が演説をやっているというのである。このノー天気な女性の演説とやらを聞いてみたいものであるが、ここには今治で加計学園の不正を最初に暴いた黒川氏も立候補している。この山口4区には雑多な人が詰まり急に注目されている。安倍選対の前で声を上げる人物などがいるらしい。そこで、公正な選挙をするためとして、下関記者クラブに取材の拒否を行っている。旦那は選挙冒頭には、数十人の福島農民の田んぼの前で握り飯かじって喋っている。
選挙で、森友・加計学園問題は丁寧に説明すると言っていたが、街頭では一言も喋っていないようである。都合の悪いことはごまかす人物であるから珍しいことではないが、支持者にしか演説しないのは、お友達以外には信用する姿勢がないのである。

ところでの安倍政権は不可解なことに、国連の選挙監視団を三度も断っているのである。
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アベノミクスは新自由主義に似て非なる金をばら撒く嘘つき政策である

2017-10-14 | アベノミクス


アベノミクスと名付けた、安倍晋三の経済政策は資本の大きなところに加速的に有利に働き、金融資本を巨大化させる円高株安を誘導する第一の矢で放った。異次元の金融緩和で、彼らは大儲けしたのである。儲けた企業は労働者・被雇用者へ再配分することになると、言い続けてきたがたんまり儲けた企業は、もっと儲けたいと言い出した。トリクルダウンは起きなかったのである。企業内留保金は膨らむ一方である。安倍晋三が政権を取ってから33.5%も増えたのが上の表である。
その一方で、労働者の実質賃金は5%もダウンしているのである。当然のこととして、消費動向が鈍化する。日本のGDPの60%は個人消費である。労働者・働くものに賃金を渋るのであるから、当然のこととしてGDPは下落する。この15年ほどの政権の中で、一人当たりのGDPの下落が圧倒的に高いのも、今回の安倍政権下である。他とは比較にならない。異常ともいえる。
安倍は失業者が減ったとか雇用が増えたというが、その半数以上は非正規雇用である。非正規雇用者の増加は、年金や保険の基盤の弱体を招き、更には不安定雇用の状況を産み、社会不安・不安定への大きな要因になる。
安倍晋三は、税収が増えたと言った嘘がバレたらこんどは、雇用は順調だ増えていると言ったが、その実態は企業側にばかり有利な状況が加速されていることに、外ならないのである。
新自由主義のなれの果ての現象である。ところがアベノミクスは新自由主義とは似て非なるものである。大量の税金を企業に投資をし続け、その回収(税収の増加)もできない。新自由主義の基本はお金を使わない小さな政府であるが、安倍晋三の経済政策は湯水のごとく税金を、土建屋などに配りまくっている大きな権限を持つ大きな政権なのである。財政再建もままならず、政権維持のためだけの経済政策と言える。そして未来に巨大な負債を積み続けているのである。
安倍晋三が選挙中に言い始めたことを、途中で言い換えていることが多いのは、それらの嘘がバレ始めたからである。その辺りは巧みであり、国民は一方的に騙され続けているのである。
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沖縄墜落炎上した米軍のヘリコプター、ストロンチュウム90をばら撒いた可能性が高い

2017-10-13 | 沖縄問題

一昨日(11日)夕方、東村高江の牧草地にで米軍のヘリコプターが墜落した。近くの住民は駆けつけたが、乗員7人は荷物を持って事故機から逃げ出し、別のヘリに乗ってその場を去った。至近距離から数人が目撃している。
住民は早速駆け付けた米兵いよって排除され、自分たちの土地にすら入ることが拒否された。やがて駆け付けた日本の警察は、米軍の仕切りの外に排除され、日本人が近づかないように警備する役を仰せつかっている。墜落地の最短桜花は60メートルと言うから、怖ろしい話である。
翁長知事は現場に駆け付け、警察の外から見て、「まさしく沖縄の『国難』である」とのべた。今年オスプレイが墜落した(防衛省は原型を留めない機体を見て不時着と言っている)場所から数百メートルの所である。
沖縄大学に墜落した米軍ヘリCH53には回転翼の安全装置に、放射性物質ストロンチウム90が使用されていた。この時には、六つの装置のうち一つを回収できず、米軍は気化したとし、環境に影響ないと主張した。この時に消失した量は約500マイクロキュリー、1850万ベクレルとされた。大変な量である。ベータ線は透過力が弱いので通常は近接しない限り危険性はないが、燃え上がると酸化しながら微粒子になって大気中に飛散する。空気中を漂う微粒子が体内に入ると内部被ばくの危険がある。
今回も黒煙と一緒に周囲にばらまかれてしまった可能性が高い。少なくとも6基のロータリーのすべてが燃え尽きている。爆発的に燃えていた様子から、沖縄大学の時より数倍の、ストロンチュウム90飛散した可能性が高い。
米軍は地位協定を盾に、日本には全くこのことを報告はしていない。不都合な応報を流さないであろうが、日本国民の財産と生命は、米軍の前に曝されたままなのである。それとも、牧草地に墜落してやったのだから、感謝しろと言うのであろうか。
追記:しかも今回の事故ヘリコプターは、岩国で6月に火を噴いて事故を起こした機体の可能性が極めて強いとのことである。ナンジャソリャ!
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「税収なんて増えてない!」、もう聞き飽きた安倍晋三の嘘の連発!

2017-10-12 | 安倍晋三

政治家は嘘をつく。多くの場合それには理由がある。それが政権のトップにいる者の場合は、それなりの理由があるものである。大きな政治的判断で嘘をつくことは為政者の常である。しかし、それは圧倒的に少ない。政権の中枢にいる間に一二度である。ところが安倍晋三は、連日のように、息を吐くように嘘をつく。昨年本ブログでも、嘘をつき続ける安倍晋三とかいたが、嘘はさらに加速している。
「税収は増えている」
安倍晋三は党首討論でこのように述べた。上の表は財務省の発表したものである。この4年ほど多少の動きはあるものに、増えたといえるようなものではない。低所得者に重い消費税が増えたが、企業への法人税はむしろ減少である。安倍政権が格差を増大させていることが、ここからも見える。嘘の上塗りである。
「自衛隊が違憲と教科書に書いてある」
嘘である。文科省教科書課は、そんな事実はないとしている。
「TPPには断固反対」
この嘘は書きあきた。TPPに積極的に参加した。安倍晋三は、そんなこと言っていないというが、あちこちで喋っている。
「放射能はアンダーコントロールされている」
嘘である。オリンピック誘致に向けて、海外メディアに嘘ついた。しかも8割もの放射能は海上に流れ、トモダチ作戦の空母ドナルドレーガンを直撃して、日本政府は訴えられている。福島の現場で懸命に放射能と戦っている人たちを馬鹿にした嘘発言である。
「強行採決はしたことがない」
自民党は長い歴史の中で、強行採決はしたことがないと安倍晋三は述べている。笑うしかない。自民党は強行採決の歴史そのものと言える。
「世界の経済はリーマンショックの前に似ている」
この嘘は、消費増税を延期する口実に、伊勢志摩サミットで述べた。どこの誰も述べていないことをサミットの首脳の前で一方的に述べた。誰も賛意を示さなかったが、世界の情勢だと嘘ついた。
「妻のパート収入は25万になる」
パート雇用が増えるので、妻の収入は25万円になり家計は安定すると述べたのである。これは嘘ではなく現状を知らない無知に基づく発言である。安倍晋三の首相としての資質の欠如である。
「自民党の憲法草案は知らない」
自民党の憲法草案は、谷垣総裁の時に作ったもので私は関わっていないと述べた。これは嘘かも知れないし単なる安倍の無知であるかもしれないが、責任逃れの無責任発言と言える。
「ガリガリ君など買うわけない」
政治活動費でガリガリ君(アイスキャンデー)購入の事実を突きつけられて、否定した。こんな100円少々のものを政治活動費で買った領収書は存在している。
「安倍晋三記念小学校は知らない」
森友学園の籠池氏に打診されていた。後に、吉田松陰記念小学校にしたらと言ったと述べている。妻は騙されたと言っているが、積極的であったのは昭恵夫人の方である。
「獣医師会からの要請だ」
広域的に獣医学科のない地域に新設するよう獣医学会に要請されている、と述べた。これは獣医師会が明確に否定している。どうしてこのようなすぐにばれてしまう嘘つくのだろう。
「加計学園の獣医学科申請を今年1月20日に知った」
これは見えすぎた大嘘である。年に何度も会食する腹心の友の大事業を知らなかったとは、嘘の上塗りを続けなければならない、典型的な例である。

行き詰ると、真摯に説明するを何度も繰り返したが、その場を逃げるためにの口実に過ぎず、先延ばししてほとぼりが冷めるのを待つ、安倍晋三の処方である。ここに書いたのはほんの一部に過ぎず、安倍晋三の嘘に対応する庶民の手段は、ほとぼりを冷まさないようにするしかいのかもしれない。安倍晋三の存在こそが国難である。
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希望の党は唯一の拠り所である”風”を失い失速してしまった

2017-10-11 | 新自由主義

希望の党などすぐなくなると、1週間前に書いた。目まぐるしい選挙情勢の中で、このことは日を追って現実味を帯びてきている。希望の党は、小池百合子以外は全員が平の党員といって良い。推薦名簿発表の席での三人の表情が何とも哀れであるが、玄葉は選挙区に戻って支援者への説明中に涙を流している。そして、自らは無所属での立候補を選択した。盟友であった前原への抗議である。
お金のない希望の党は、公認申請料として300万円、党への寄付金として200万円以上の要求をしている。前原に騙されてネギ背負って来た民進党員は、不法ともいえる形で希望の党へ金を差し出すことになる。党首(小池百合子)との写真撮影は、3万円納めなければならない。金を自前で用意する半数以上の新人の民間人であるが、希望の党の不人気が今以上加速すれば、供託金没収者が続出することになる。初選挙で見たこともない土地への、落下傘候補が幾人もいるが、多くは選挙ブローカに振り回されている。付け焼刃でできた党首しかいない新党は、これらの対応すらできていない。
金がないのは仕方ないとしても、当選しようがしまいが選挙後に金の回収に走り回ることになる。当選していれば国会で金の回収をすることになり、極めて不適切な議員の典型になる。落選していると、小池に恨み節を言い続けることになる。党首の傲慢さと、金を巡る政党の性質が候補者を選択することになる。希望の党とはそういう性質の党なのである。
政策としては、原発ゼロと消費増税反対以外は、自民党と何ら変わるものがない。アベノミクスに対してユリノミクスなどと言い放ったが、中身があるものでない。原発ゼロはこれまで小池百合子は一度も口にしたことがない。早速東電への再稼働容認して、ウソがばれてしまっている。消費増税反対も中身がない。選挙対策の出鱈目公約である。つまり希望の党は自民党と何ら変わるものではない。
小池百合子は、瞬時の宣伝力やパフォーマンスが長けた政治家である。そうした点では、選挙にはうってつけの人物である。いくつもの政党を渡り歩きながらも、孤立してこなかったのは巧みに権力者に擦り寄ってきたからである。女性の特権でもある。彼女の女性の権利を主張する資格などない。希望の党は男だらけの候補者である。希望の党は所在地を、自民党時代の小池百合子の事務所にしたままであるが、
先にも触れたが、民進党に与えられた100億円以上の税金政党助成金を、趣旨を変え政党を鞍替えしても有効かどうかは疑問である。比例で議席を得ながら、政党を変えても居直ることと同様に、政治倫理の欠如で放棄である。
党首でありながら、情勢を見ながらも結局は立候補しなかった。風向きが変わったのを探知したのである。因みに投票日には、小池百合子は知事にもどって、出張でパリにいる。
選挙後には、細野や若狭に男気があれば分裂することになる。小池の飼い猫でいるなら、自民党の軍門に下ることになる。いずれにしても、政権の座に就きたい小池百合子の野望が達成されないまま、どんな形なるかはわからないが、希望の党は自民党の補完勢力以上の存在になる。自民党の改憲案でも出てくれば、ホイホイと乗って与党に組み込まれる可能性が大きい。その前の分裂はもっと現実的である。
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好戦的である快感は穏健なリベラルに勝るのか

2017-10-10 | 集団的自衛権

この表は、支持政党ごとに聞いた北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)への軍事行使容認を聞いたものである。極めて解り易い内容となっていて、政党の持つ性格などが見てくる。
北朝鮮への軍事攻撃が経済制裁以上に意味がないことがはっきりしている。経済制裁は北朝鮮の底辺の人や地方に、困窮極めることにはなる可能性はあるが、安倍晋三が言うような政策を変えさすことなどできはしない。抜け駆けをいくら見つけ、制裁効果をあげたとしても、政策を変えて話し合いのテーブルに着く可能性はゼロである。この国には政権交代がないし、チュチュ(主体)思想が根底にあり、政策を変えて話し合いをするなどと言うは発送はまるでない。安倍晋三はできもしないことを掲げ、危機を煽り軍事国家への道を開こうとしている。
この安倍晋三のプロパガンダは成功して、国民は不安になっている。北朝鮮は、安倍晋三と同じ三代目のお坊ちゃまの独裁国家であり、暴走国家ではあるが決して侵略国家などではない。おねだりと自己主張それに国内の引き締めのための、核実験であるミサイル発射である。
この国に対して、軍事行動をせよと考える好戦的な考えは、威勢が良くパフォーマンスとして解り易く、劇場的でもある。敵を作りたたく構造は政治家が良く用いる手である。国益や愛国心をも鼓舞する。政治家にとって一種の快感であろうかと思われる。核兵器廃棄より、核を所有することで国家の威信が高まると思うのである。それはまさしく、金正恩の発想と何ら変わるものではない。危機を煽る思想でもある。
平和を訴えることは、相手国に対して先ずは理解を示さなければならない。容認することではないが、好戦的な人たちからは理解されない。政治家はスローガンを上げなくてはならない。北朝鮮への軍事行使を最も多く支持する政党は、77%の維新の会であり、40%の自民党を上回っている。母群が自民党の方が圧倒的に多いから、軍事行使を容認する人は圧倒的に自民党支持者という事になる。ほぼゼロの共産党と、10%に満たない公明党と立憲民主党は、穏健派という事になる。
公明党は自民党のコバンザメになって、平和の党としての立党の精神を失ってはいるが、創価学会を主体とする支持者は忸怩たる思いであろう。本来であれば、自民党は希望と維新と組むのが自然な流れだといえる。
政治を見せかけのパフォーマンスや威勢の良い公約に安易に同調してはならない。穏健な政策こそが平和につながり、安定社会を生み平和国家の礎になる。威勢の良い軍備強化や経済成長ではないが、それこそがグローバル社会の本質なのである。
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政治家のレベルは最悪である

2017-10-10 | 民主主義
TBSのNes23の党首討論を見た。経済問題では、政権側はいつの時代も自分に有利な数字を引き合いに出す。志位共産党委員長と枝野立憲民主党党首の質問に、安倍晋三が引き合いに出した数字は極めて政治的である。志位委員長は、消費増税を中止して、年収一億円以上の富裕層への課税と株取引への課税や企業へ課税で十分賄えるとし、枝野氏は格差の増大と経済の停滞を、消費の減少こそが問題だというのである。これに対して、安倍晋三はかつてない程雇用は増加していると述べている。単に非正規雇用者が増えたに過ぎない。非正規雇用者は、消費を抑制を促し年金や税収を落としているのである。これが社会不安定になり、若者たちの将来への不安をも増大させるのである。
枝野氏の安倍政権になってから、トップの年収は倍になっているとの指摘には、安倍晋三は何も答えなかった。富裕巣を増やすことで見せかけの経済評価の数字的に上がっているに過ぎない。過去最長の好景気にあるという虚構の数字は、大企業と富裕層が独占しているのである。間接的に安倍は認めたのであろう。
加計学園問題では、日本のこころの代表が知的レベルが疑われる発言を繰り返し、安倍晋三を懸命に擁護していた姿がもはや滑稽である。その安倍晋三であるが、これまでの発言を繰り返すだけである。志位氏のこの問題の主役である、安倍昭恵と加計孝太郎を国会に証人として招致するべきだと、正論を述べた。TBSは今治側の官邸訪問の履歴が残っているのに、官邸にないのは説明がつかないと安倍に問い質した。これには小池百合子が口をはさみ、公文書として残していないのが事実なら、それは役所の怠慢でそれこそ情報公開の基本だと述べた。安倍は黙していた。
司会者の、安倍の説明を全部認めたとしても、結果として首相の友人が特区で優遇されているとの国民感情は残り、友人から何も聞いていなかったというのを多くの国民は違和感を持っている、がそのことはどう説明するのについては何もなかった。森友・加計学園問題はやはり、権力者の疑獄事件なのである。
野党の要請で開催した国会の冒頭解散は憲法違反だとの、吉田社民党党首の質問に、安倍は過去にも冒頭解散はあったことだと述べているが、相も変わらず質問の本質には答えようとしていない。
こうした討論会で、公明党はその八方美人ぶりが発揮されている。元々平和の党であるから、考え方としては自民党に近くはない。むしろ、維新や希望の方が自民党寄りの感があった。近い時期に自民は公明を捨てる勇気があるかである。
今日から総選挙でうるさくなる。私たち僻地には候補者は殆ど来ることがない。世は三極と言うが実際は、憲法と安保法制を軸にした、二極選挙であると思われた党首討論であった。いったい何のための選挙かはわからないままである。
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トモダチ作戦の被害者たちの訴訟、それでも原発再稼働か

2017-10-09 | 原発と再生可能エネルギー

この図は昨夜のNNNドキュメント番組、「放射能とトモダチ作戦」の図である。赤い線が東北震災の時のアメリカの空母ドナルド・レーガン号の航跡である。それに、放射性物質の拡散をシュミレーションのソフト、SPEEDIを重ね合わせたものである。震災が起きた11日から3日日ほど後から、16日までの航跡であるが、見事に福島第一原発事故の放射線を浴びている。
23日は、妙な落下物などがあったと乗員が証言している。金属のような味がしたとは、被爆したものが良く用いる表現である。全員で防御服なしで飛行甲板を清掃している。
トモダチ作戦として韓国に向かっていた、空母ドナルド・レーガン号は急遽引き返し福島での救援に向かった。トモダチ作戦は福島の人たちに感謝されている。
すでに9名が死亡している。死因は急性白血病や様々な癌である。トモダチ作戦の圧帰国後子どもをもうけた人がいたが、2歳で複数の癌で死亡している。両足を切断し人もいるし子宮を切除した女性もいるし、肺を片方切除した人もいる。爆発で外に放出された放射性の8割は海上に撒かれている。空母の人たちその後共通の症状を示している。髪が抜けたり、下痢や下血や嘔吐各部位からの出血など、典型的な被爆症状を示している。
更に数日間海水から作られた水で調理されたものを食べたり、飲水やシャワーを浴びている。内部被爆を受けている可能性がある。関節の痛みや皮膚の浮腫みや、頭痛などを訴えている。アメリカは福島原発からの被爆を認めていない。取材にも応じていない。
空母ドナルド・レーガンの乗務員402名が、東電相手に1億4500ドル(約120億円)の訴訟に踏み切っている。東電は知り得た方法を流さなかったというのである。
SPEEDIの公開を即日やっていれば、飯館村の人間の被爆被害も最小限に抑えられた可能性もある。空母の被爆もなかったと思われる。住民などの不安をもたらすという理由で、公開されなかった官僚思想が、多くの被爆被害を起こしている。
原発は処理が不可能な放射性廃棄物などを吐き出すことばかりではなく、国家の統制で作られた天下り産業の典型で、寄らしむべし知らしむべからずの思想がいまだ抜けていないのである。
原発はいつでも核兵器を作れる素地を提供する施設でもある。原発がやめられない自民党の思惑がここにあり、核武装論者の小池百合子も同様である。目先の票目当てのための消費税凍結なども同じである。明日総選挙が公示される。各党のいい加減で嘘丸見えの公約を見抜かなければならない。
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記者たちの質問でもモリカケ問題は説明できず、アベノミクスを自賛する驚き

2017-10-08 | 安倍晋三

安倍晋三はこの選挙を、「国難」選挙と名付けた。国難は何なのかは問われるて、北朝鮮問題だと記者クラブでの「党首討論会」で述べた。
安倍晋三の街頭演説が困難になっている。「お前が国難だ」「アベ退陣」などとプラカードを抱えた人たちのヤジなどで、どこの会場も騒然としている。仕方なく街頭演説の事前発表をしなくなった。あちこちの予定されていた会場では、ネクタイ姿の職員が中止になったと、紙を掲げて深く頭を上げる姿がネットで流れている。自分がヤジを飛ばすのは好きだが、飛ばされるのは大嫌いなのである。
安倍晋三は党首討論会では、森友・加計学園の問題では何も答えることができない。あの男は逮捕されたとか、腹心の友の加計氏とは仕事の話をしないだとか、疑惑には全く答えようとしない。できない。話をすり替える。やむなく、アンケートでは79%の人が、首相は十分な説明をしていないと答えていると、問い質しても正面から答えることができていないのである。
籠池氏の逮捕は補助金の不正受給であり、しかもそれは返済されている。森友学園問題の実質的な首謀者の、安倍昭恵には何ら行政権もないことを良いことに知らぬ半兵衛を決め込んでいる。
この会見で最も驚かされたのは、アベノミクスの金融緩和でこの不況を乗り切っている。もしアベノミクスがなければ日本は窮地に追い込まれていたと、自賛したことである。金融緩和策は、アベノミクスと称した経済政策の入り口に過ぎない。多分誰がこの次期政権を握っていても、金融緩和をやったであろう。それはアベノミクスとは関係ないことである。
アベノミクスの失態、破たんはその後のことにある。補助事業などを通じてジャブジャブ支持団体に金を垂れ流したが、一向に税収は上がらない。格差が拡大し国民の消費動向は冷え込むばかりである。
第三の矢の規制緩和は、結局は大企業や海外参入組を利するばかりである。私の知る農業を例に挙げれば、種子法の廃止、それに来年あたりやってくるであろう、市場法の廃止で大企業の参入を容易にするばかりとなる。農業の地域性や食料の安定供給などまったく考えない、市場原理だけを優先することになるのである。地域は疲弊し農業は経済力学の下敷きになっている。アベノミクスの破たんを実感する人たちは、地方に集中している。
都会では企業収入を優先する規制緩和による非正規雇用の増大で、この制度を作った竹中平蔵たちの企業が私腹を肥やすのである。兵器の製造研究輸出を奨励し、直前に軍需産業の株を夫に買わせ大儲けする稲田朋美防衛大臣のような人物を閣内に抱えるのである。加計学園を友人に作らせ、通常価格の倍の建設費で安倍晋三の盟友の逢沢一郎議員の、自らも役員を務める親族企業が請け負うのである。安倍取り巻きの政治家が私腹を肥やす、これがアベノミクスのもう一つの実態である。
財政再建も、アベノミクスとは無関係である。国家予算の三割もの負債を毎年毎年、未来の子供たちに残し続けるのである。
まさしく安倍晋三の存在が国難なのである。

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加計学園問題を掘り起こした、黒川敦彦氏が安倍晋三の山口4区から立候補

2017-10-07 | 森友・加計問題

安倍晋三が直接関与した疑いが濃厚になっている、今治市の加計学園の獣医学部新設問題を追及してきた市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表が、衆院選で安倍晋三の選挙区山口4区から無所属で出馬すると昨日(6日)発表した。
黒川氏は、「森友・加計問題は、税金を使って一部の人だけが恩恵を受けているアベノミクスを象徴しています。私は、もっと庶民が恩恵を受けるような税金の取り方と使い方をして、大企業だけではなく、中小企業の活動や庶民の消費を活性化させたい」と述べている。選挙では、森友・加計問題だけではなく、アベノミクスの対抗策として「消費税ゼロ」も訴える。出馬の準備は1カ月ほど前から進めていたが、民進党の解党問題で森友・加計問題の追及が消えてしまったことで、選挙の争点にするべく出馬を決意したという。
ここ山口4区は安倍晋三が圧勝を続ける“無風区”で、2014年の衆院選では民主党は候補者を立てることもできなかった。今回は、希望の党の藤田時雄氏や共産の西岡広伸氏らも出馬する予定である。選挙戦に限るとかなり無謀な立候補である。安倍が圧勝が予測される中、野党がぞろぞろ立っている。
しかし黒川氏は「勝てない戦いだとは思っていない」と述べている。「これまで山口4区ではリベラル陣営が声をあげづらい状況にあり、潜在的なニーズはあると思う。なので、森友・加計学園問題を追及するほかに、消費税ゼロに向けての具体的な方法を前向きなビジョンとして示すことで、市民の力を結集していきたい。」と述べている。
今回の総選挙は明かに、安倍晋三が自身のスキャンダル隠蔽に打って出た、冒頭解散という禁じ手に打って出たものである。民進党が党首選挙をやったばかりでもたついた状態で、大勝して国政に標準を合わせた小池百合子は準備不足であることぉ見込んだ解散である。
ところが小池は浸透を立ち上げ、民進党がこれに乗ったのである。更には小池の踏み絵の醜さと露わになった右翼についてこなかった民進党員が、立憲民主党を立ち上げた。さすがに誰も予想だにしなかった展開である。それでも安倍が最も恐れた、野党共闘は潰せたことにはなる。
しかし、森友・加計学園問題はすでに疑獄の感すらある。ひと昔前なら、安倍晋三も安倍昭恵も司直の手が入っていた問題である。安倍一強と内閣人事局の支配が、権力者の不正を隠蔽する制度になっている。
解散の原点が、ドタバタ劇の中で消えそうにある。その中で、特に加計問題を忘れるなと立ち上がった、黒川敦彦氏に敬意を表したい。野党は候補を下げるべきである。
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安倍晋三よ、小池百合子よ”核兵器ゼロ”と公約してみろ

2017-10-06 | ノーベル賞
ノルウェーのノーベル賞委員会は今日(6日)2017年のノーベル平和賞を、スイス・ジュネーブに拠点を置く国際非政府組織(NGO)、核兵器廃絶国際キャンペーン(The International Campaign to Abolish Nuclear Weapons (ICAN))に授与すると発表した。授賞の理由として、国連で核兵器を史上初めて非合法化する核兵器禁止条約の制定に向け尽力したと指摘した。ICANは、日本の広島や長崎の被爆者と連携し、長年核の非人道性を訴える活動をして、核兵器禁止条約の制定に貢献してきたのである。
8年前に、YOU CANと大統領選を勝ち抜いて大統領になったオバマが、核廃絶を訴えて、ノーベル平和賞を受賞したことが思い出される。その後オバマは、核を半数にしたものの廃絶には程遠く、本ブログでも賞のはく奪を訴えた。ノーベル平和賞は、佐藤栄作に与えたりもした因縁の賞である。しかし、今回のICANの受賞は大いに評価したいものである。
昨日のカズオイシグロの文学賞にはコメントを出した日本であるが、今日の非核運動団体の平和賞受賞に、被爆国日本の政府は黙したままである。
唯一の被爆国日本は、核兵器禁止条約に調印を拒否した。参加国はすでに120カ国を超えている。世界各国から日本政府の姿勢は顰蹙をかっている。日本国内の被爆者団体は失望は計り知れない。
閣内に取り込まれ主旨変更をした河野太郎は、「別のやり方で日本はやる」と言ったが、何の動きもない。北朝鮮の核実験反対はそれでいいだろうが、日本は核武装論者の小池百合子や安倍晋三や石破茂などの本心は、単に羨ましがっているとしか思えないのである。
現在実質衆議院総選挙の真っ最中である。ほとんどの政党は平和について語ることがなく、核兵器禁止条約参入を訴えているのは共産党だけという淋しさである。
ICANのノーベル平和賞受賞を大いに歓迎する。
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希望の党などすぐに消えてなくなるさ

2017-10-05 | 新自由主義

小池百合子が参議院選には出ないと決断したようである。前原に頼まれても固辞したようである。それはそれとして、極めて無責任な話である。これは小池が首班指名受ける可能性がほとんどなくなったからである。
選挙後は分裂が確実視されている小池新党である。小池百合子には側近がいない。独断しか決定する機会がない。その好例が、都民ファーストの会の代表である。4カ月ほどの間に代表が4度も変わっているが、その経緯は誰にも説明がない。党員にも配下の都議会議員にも経緯は知らされていない。小池の独裁は議員の発言にも及び、都民ファーストのどの議員も声を発することができない。今回も、若狭が発言を封じられている。党の主要なメンバーは小池の顔色を見るしか能がない。
小池の側近は記者の質問に、まともに答えられず目が右往左往するばかりである。

すんなり都民ファーストを離党した二人の判断は正しかろう。希望の3人は羨ましかろう。東京都職人には極めて評判が良くない。石原や舛添の就任当初に比べると、半分の支持しかない。外顔が良いという事であろうか。
小池は柏崎の原発再稼働をすんなり認めた。これが、口先だけの原発ゼロの政策である。電気事業者の国民への姿勢や、廃棄物のことなど何も考えていない。消費増税は、この税制が低所得者層に重いことなど考えることもなく、選挙対策に原発ゼロと合わせて表明したに過ぎない。
小池の政策の基本は、自民党と何ら変わるものがない。一定の議席を得ることになると思われるが、指名する首班もいない政党はばらばらになるであろう。
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政局が苦手なリベラル派の人たち、政策矛盾などお構いない小池百合子

2017-10-04 | 立憲民主党

リベラル派と言う言葉がこのところ飛び交っている。左翼と言うよりはいいかもしれないが、この人たちの多くは人権擁護派、護憲派などと呼ばれ、反権力志向の強い人たちが多く、政局と言われる局面の対応が極めて下手である。要するにお人好しの、争事の嫌いな温厚な人物が多いのである。
今回の「立憲民主党」を立ち上げた、前原に騙されたことに気が付いた人たちがそのいい例である。ある時プライムニュースで、自民党のウルトラ右翼の稲田朋美とミスター年金の長妻昭氏の討論があった。自民党の憲法草案には、人権条項がないと長妻氏が指摘した。稲田朋美は、そんなことはありません、ちゃんとありますと答えた。長妻氏がそれはどこですかと聞くと、稲田朋美は全く関係ない話を延々と述べて(しかも大きなキンキン声で)、結局はそのことについて何も答えなかった。お人好しの長妻氏は何度も指摘しが、強引なこうした手法に切り込むのが、リベラル派の人は不得意なのである。

それに比べて、小池百合子の緑の党は極めて強引で、容赦なくすり寄ってきた人物を選別している。選別した後でも、金持ってこいと言うのである。民進党から無所属で立候補するところには候補者を立てないが、立憲民主党から立候補するところには刺客を送っている。自民党で小池を批判したところにも刺客を送っている。その一方で、旧知の人間、懇意にしている自民党候補の所には、候補者を立てない。人間的行為とは思えない非情な判断がここにある。それが政治家であろう。
小池のこうした行動に象徴される、強引な力の対応は政治姿勢と無縁ではない。小池が前原を取り込んだのも騙しのテクニックである。前原は合流すると言っているのに、彼らが来るというので選別すると小池は言うのである。原発ゼロもインチキである。消費増税凍結は票目当てのポピュリズムである。しがらみのない政治は、抽象的な意味しか持っていない。
今回夏に大勝した都議選の、ファ-ストペンギンと言わしめた議員が離党する。都民セカンドかサードになっているが、小池は都政で何の成果もあげていない。築地もオリンピック開催も元に戻しただけである。要するに何の実績もないままである。
小池は政局に強いのである。それは長続きすることのない、目先の行動の選択に長けているだけである。政局に強い人物がこの国を良くするとは思えないが、大衆の付和雷同は小池を選択する。それは立憲国家、民主国家、平和国家の否定につながるのである。力の政治は国際間では紛争につながる。政局しか存在感を示せない小池の党は矛盾だらけである。
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小池の党の横暴さと危険性、国民から選択肢を奪う

2017-10-03 | 新自由主義

小池百合子がこの国を壊し始めた。ほんの三カ月前まで、小池百合子は自民党員であったばかりではなく、主要な政策や理念は安倍晋三と変わるものではない。彼女の欲望は現政権体制にそぐわなかったのである。小池百合子は電撃的な動きがお好きなようで、これまで数多くの政党を渡り歩いている。ひょんなことから東京都知事になったが、都民ファーストと口にしたことがそのままが地域政党名になった。
小池百合子と前原誠司と小沢一郎と連合の神津委員長との密談で、民進党の身売りが決まった。できたばかりで実績もなく国会議員がほとんどなく党首が国会にいない政党に、野党第一党が頭を下げて公認してくれという異常さは、正常な神経では理解できない。従ったのは前原誠司で、土下座させたのは小池百合子である。
小池は希望の党を立ち上げたが、極右翼の日本のこころから民進党や自由党までの幅広さと言うか雑多な寄せ集めの政党になってしまっている。基本政策や理念は自民党とほとんど変わらない。原発ゼロも小泉純一郎のアドバイスであるが、内容はないに等しい。
民進党を取り込んだ最大の理由はお金である。公認して欲しければ、申請料300万円、党に寄付として200万円持ってこいと言うのである。党首の小池と写真撮れば、3万円である。金くれ団体希望である。
小池百合子の新党立ち上げドタバタで、安倍晋三の解散の理由すらぼやけてしまった。大義のない総選挙が、安倍晋三個人のスキャンダル隠しであることも遠のいてしまった。野党は分裂してくれたおかげで、安倍晋三は大喜びである。
共謀罪や特定秘密保護法やカジノ法などの強行採決や、武器輸出禁止三原則の撤廃とその後の兵器輸出の奨励や種子法の廃止、とん挫したがTPPの公約違反行為とその後のRCEPやTPP11の積極参加、何よりも憲法違反の安保関連法の強行採決など、安倍晋三の暴走を問う場が消えてしまった感がある。
地球を俯瞰する外交と言いながら、中国と韓国には決して足を向けようとしたに外交。中国と北朝鮮危機を演出するためには、挑発し続けるのが積極的的平和主義の本態である。
何よりも、ほとんど完全に破たんしているアベノミクスを必死に隠そうとする、自民党である。
小池百合子はこのすべてに賛成している。つまり安倍晋三との対峙することなど、何一つないのである。あえて一つあるとすれば、政権の座である。希望の党は、新生自民党であり補完勢力の存在でしかない。
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前原を奸計にかけた小池、小池を取り込むことになる自民党

2017-10-02 | 立憲民主党

枝野幸男民進党代表代行がたった一人で、新党「立憲民主党」を立ち上げを宣言した、これで民進党は3つに分かれることになった。
政党助成金をもって希望の党に行った人と、枝野の元に集まる人と、無所属の人である。これは小池百合子が最も望んだ形である。全員引き取ると前原を取り込んだものの、取り込みたくなかったリベラル派や古参の議員が自主的に出ていてくれたからである。これで、民進党の解体は全く現実のものになった。
都民ファーストの隠された無色で勢力を広げ、次第に形を露わにしてきた小池新党であるが、希望の党から参加に大きな踏み絵を示してきた。明らかな排除の構図であって、前原に思い込ませた合流には程遠い内容である。民進党と共産党を軸にした市民連合による野党共闘に最も脅威を感じていた自民党にとって、降って沸いた野党解体が始まった。
民主党の解体とバラバラになった野党は自民党にってまことにありがたい現象である。しかも野党の目になる、希望の党は自民党と何も変わるものがない、まさしく保守真党である。これでは前原の言う何としても安倍政権を倒すどころか、自分たちの存在すら危うくなる。前原は小池の奸計に嵌ったのである。連合は今頃になって、維新にすり寄る小池の姿にやっと、騙されたことに気が付いたのである。
自民党はすでに選挙公約を発表して、選挙は終盤の様相ですらある。新党たちには時間がない。金もない。地盤は崩されてボロボロである。理念や政治姿勢を捨てた政党の末路は明かである。選挙後の野党には再編の波が吹き荒れることがはっきりしている。つまり安倍晋三は勝利を約束されているようなものである。自民党は野党を解体してくれた、小池百合子様様である。
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羅臼港

春誓い羅臼港