そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

平気で理念を捨てる人たち

2017-10-01 | 立憲民主党

民主党時代の政調会長として、安保法案(戦争法)を憲法違反と厳しく自民党と対峙していた細野豪志である。小池新党にべったりするために、その理念、政治家として大きな核になるような理念をいとも簡単に切り捨て、安保法案を認めにないなら来るなと、かつてともに否定し戦った同志に対して言い放ったのである。更には首相経験者は来るなと言うのである。小池が目立たなくなるという事なのであろうか。もうすでに政治生命が終わっているとはいえ、年功者の菅直人と野田佳彦が来ると目障りと思っているのだろう。身勝手な話である。
小池百合子は、原発再稼働推進者であり、核武装論者でもある。小泉純一郎に反原発を票集めのために掲げよと言われ、渋々掲げているが内容は何もない。そもそも、小池百合子が反安倍を貫けるわけがない。日本のこころから来ている中山恭子などは安倍を首班にするというし、旦那は安倍の再選を望んでいる。下手をすると、公明党を切ってまで希望の党と連立内閣を生むかもしれない。もしくは自公希維などと言う、翼賛会が結成される可能性すらある。
前原は、安倍を下ろすために名を捨てるとまで言ったが、政党助成金をいただいた選挙後は前原自身が下ろされるに決まっている。そもそ公党から候補者を一人も出さないという事が理解できない。自らは無所属で出るというのは贖罪意識があるというのであろうか。

リベラルと言われる人たちは、何のことはない民主党から民進党にかけて、国会で掲げていた理念を崩さず堅持しているに過ぎない。これらのことは政治家として根幹にかかわる重大事である。平気で理念を捨てる。理念は政治家の生命である。こんな彼らを国会に送り出しても、どこで変わるか解らない。
小選挙区制で、僅か30%の自民党支持者によって67%の議席が獲得できる制度が、国民の声を代弁する機能を失っていることは明かである。これに加えて当選後に変質する、あるいは自民党のTPP政策のように選挙後に平気で嘘をつく、国民の声を受け止める議員は存在しないのであろうか。
小池新党に蹴られた人たちは、元の名前の民主党などを結成すればいい。理念や掲げた政策を変質しないという事であれば、多くの支持は得られよう。
コメント (5)
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