そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

希望の党などすぐに消えてなくなるさ

2017-10-05 | 新自由主義

小池百合子が参議院選には出ないと決断したようである。前原に頼まれても固辞したようである。それはそれとして、極めて無責任な話である。これは小池が首班指名受ける可能性がほとんどなくなったからである。
選挙後は分裂が確実視されている小池新党である。小池百合子には側近がいない。独断しか決定する機会がない。その好例が、都民ファーストの会の代表である。4カ月ほどの間に代表が4度も変わっているが、その経緯は誰にも説明がない。党員にも配下の都議会議員にも経緯は知らされていない。小池の独裁は議員の発言にも及び、都民ファーストのどの議員も声を発することができない。今回も、若狭が発言を封じられている。党の主要なメンバーは小池の顔色を見るしか能がない。
小池の側近は記者の質問に、まともに答えられず目が右往左往するばかりである。

すんなり都民ファーストを離党した二人の判断は正しかろう。希望の3人は羨ましかろう。東京都職人には極めて評判が良くない。石原や舛添の就任当初に比べると、半分の支持しかない。外顔が良いという事であろうか。
小池は柏崎の原発再稼働をすんなり認めた。これが、口先だけの原発ゼロの政策である。電気事業者の国民への姿勢や、廃棄物のことなど何も考えていない。消費増税は、この税制が低所得者層に重いことなど考えることもなく、選挙対策に原発ゼロと合わせて表明したに過ぎない。
小池の政策の基本は、自民党と何ら変わるものがない。一定の議席を得ることになると思われるが、指名する首班もいない政党はばらばらになるであろう。
コメント (2)
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