そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

キャロライン大使、だったら辺野古のジュゴンを守れ!

2014-01-27 | 政治と金

キャロラインアメリカ大使が、和歌山県の太地町のイルカ追い込み漁を「非人道的な行為」と断じて、反対すると表明した。01
絶滅が危惧される野生動物の捕獲には問題があると思われるが、その一方でどうして絶滅に追い込まれたかを知ることも必要である。欧米諸国は、クジラを産業革命以後に大型船で世界中に捕獲に出かけた。多くは脂を採るためであり、食べる殆ど習慣はなかった。クジラの減少はこうした捕獲が大きく関係している。
アジア諸国は、クジラを大きな魚と認識し、隅々まで食べて骨なども利用して捨てることもなかった。
自らの食習慣がないために、クジラ食を非難するのは横暴である。牛や豚などを食べることを、アジアに持ち込んだのはヨーロッパの人たちである。
キャロライン大使が、イルカ漁を非人道的というのなら、イラクやグアンタナモでの囚人の拷問や、アフガニスタンやパキスタンで無人偵察機で一般人を空爆することは、断じて止めるべきである。アメリカが拷問したり殺しているのは、イルカではなく人間である。
イルカ漁が非人道的なら、辺野古のサンゴに棲息するジュゴンを守って頂きたいものである。辺野古を埋め立てて空港や軍港を作るならば、ジュゴンはどうなるか考えていただきたいものである。
辺野古に軍港を作ることは、ジュゴンを殺す非人道的行為だと認識して直ちに中止するべきである。

コメント (5)
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