そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

韓国で鳥インフルエンザ大量発生

2014-01-25 | 政治と金

韓国忠清南道舒川郡金剛河口でトモエガモ3羽が死んでいるのが見つかった。17日にトモエガモなど渡り鳥約100羽が死んだ全羅北道高敞Photoのドンリム貯水池から50キロほど離れたところだ。また、当時ドンリム貯水池でトモエガモとともに死んだオオヒシクイからも鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)が検出された。02
22日農林畜産食品部と環境部が午前9時ごろ、金剛河口一帯の渡り鳥の動向を調べトモエガモが死んでいるのを発見。現在、農林畜産検疫本部が鳥インフルエンザに感染したかどうかを調べている。死体からウイルスが検出されれば、これは鳥インフルエンザが全羅北道を越えて忠清南道まで広がったことを確認する最初の事例となる。現在まで鳥インフルエンザウイルスは高唱・扶安・井邑など全羅北道地域の鴨農場と渡り鳥でのみ検出された。
また農林畜産検疫本部はこの日、「ドンリム貯水池で死んだオオヒシクイ3羽も鳥インフルエンザウイルスに感染した」と公式発表している。 「中央日報」より

人類にとって最も恐ろしくパンデミックが予測されるのが、インフルエンザウイルスでないかと思われている。野鳥が感染して、簡単に人が作った国境を超えることになる。怖ろしいのは変異が容易なウイルスであることである。しかも、簡単に拡散し変異するために、ワクチン開発はもとより鳥や人の伝搬や防御には、国家が国境を越えて取り組まなければならない。
人や物が量的にも広さにおいても拡大している現代、グローバル化とはこうしたことを考えて対処しなければならないのである。経済的メリットや企業優先のグローバル化には、危険な落とし穴がいっぱいある。
鳥インフルエンザは単にその一つにすぎないのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港