そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

世襲の悲劇か日中韓(南北とも)

2014-01-03 | マスコミ報道

新年早々、中国軍の機関紙『人民日報』が、日本は核武装の準備中であると報じている。荒安倍首相の靖国参拝に過敏に反応した、唐無稽の感もあるが、

人民日報の根拠は、日本の原発が生み出すプルトニュウムである。毎年9トン生産されてこれは、2000発の核兵器を生産できるというのである。

石破幹事長もこのことは否定はしていない。原発再稼働の根拠に、核抑止力を放棄するのかと、居直っている。安倍も国会議員になった役職のないころ、核武装を説いていた。

金正恩ばかりが目立つが、中国も韓国もそして日本の指導者も、世襲である。習近平は父が副首相とはいえ珍しく、親の七光りで権力の座に就いた。

韓国の朴槿恵は、民主化を押しつぶした朴大統領の娘である。両親とも暗殺されている。安倍晋三は言わずもがなであるが、A級先般の祖父からの、血統正しいお世継ぎ議員である。子供がいないのが幸いである。

時を同じくして就任したが、このところこの四人は内政で行き詰っている。習近平は経済成長の鈍化と、民族問題を抱えている。朴槿恵は経済政策などの失敗から、急速に支持率が低下している。安倍は順調に見える、虎の子の経済政策のボロもうすぐ露呈される。

内政の行き詰まりは、決まって外に向けられる。このお坊ちゃまやお嬢様たちは、取り巻きの持ち上げで得た地位である。国益を前面に出すと国民の支持は得やすい。中国は航空母艦を製造し海洋進出し、空軍の補強に余念がない。伯父を暗殺した金正恩はミサイル発射を脅しに実行する構えである。安倍の靖国参拝も同類である。

安倍が靖国に参拝したことで、中韓の反発が強くなり、安倍の志向する軍事国家への道もつけやすくなった。核兵器の製造などは、特定秘密になるため、中国のあらぬ予測も反論でいない。

お世継ぎの極東の指導者たちが保身のための外交を、国益を武器に国民を扇動している限りは、平和で友好的な時代は来ない。日中韓は極めて不幸な時代に突入していると言える。

竹島など恩着せがましく韓国に返還すれば良い。普天間を移転でなく放棄廃止にすれば、尖閣問題は消えてしまう。領土問題に寛容になれば、もっと大きな変化が起きること請け合いである。

コメント (1)
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