市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

昨年大盛況だった台湾フェア・・・今年もご要望に応えて7月15・16日に群馬会館で開催決定!

2017-07-15 08:23:00 | 国内外からのトピックス
■昨年7月8日~10日にかけて、群馬県で初めての「台湾フェアin群馬」を県庁1階ホールで開催したところ、3日間で1万人の来場者を達成し、「台湾」の名は群馬県内に大きなブームを巻き起こしました。その後、沢山の県民の皆様から「今年も台湾フェアは開催されますか?」という声が沢山寄せられました。昨年のイベントの様子は次のブログをご覧ください。
〇2016年7月10日:7月8日(金)~10日(日)に県庁1階県民ホールで「台湾フェアin群馬」が開催されます!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2027.html#readmore
〇2016年7月12日:台湾フェアにお越しくださった1万人余りの皆様に厚く感謝もうしあげます。
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2087.html#readmore

今年の第2回台湾フェアin群馬のポスター

 また、群馬県や各市町村が積極的に台湾の各都市との交流を図ったり、実践したりしている状況も引き続き活発な様相を呈しております。台湾から群馬県を訪れる観光客数も相変わらずランキングの上位を占めております。

 こうした流れを受けて、台湾をもっともっと群馬県民に親しんでいただけるよう、今年も昨年に引き続き、第2回となる「台湾フェアin群馬」を開催しています。

 ただし、今年は県庁の改修工事のため、昨年と同じ場所が使えません。そのため、昨年ほど大規模ではなく、こじんまりとしたイベントとして企画しています。今回のテーマは台湾古来の農村家屋「三合院(さんごういん)」です。これを会場内で再現し、台湾伝統の家屋とそこで醸し出される独特の不意行を味わいながら、台湾文化を存分にご堪能くださるよう、群馬県台湾総会の関係者一同、お待ちしております。
 開催日時:2017年7月15日(土)~16日(日)いずれも10:30~17:00
 開催場所:群馬会館(群馬県前橋市大手町2-1-1)1階広間及び2階ホール

 今年の開催も、群馬県台湾総会と群馬県国際戦略課の共催となります。協賛団体としては台北駐日経済文化代表処、台湾観光局、台湾僑務委員会、財団法人台湾観光協会、(一財)台湾協会、館林日台親善交流協会、前橋市、桐生市、みなかみ町、群馬県観光物産国際協会が挙がっています。後援団体は、NHK前橋放送局、株式会社エフエム群馬、群馬テレビ、上毛新聞社です。

 それでは現在企画中の内容をご紹介します。なお、あくまでも現時点での企画案ですので、最終的にどうなるかは、当日のご来場時のお楽しみとしてください。

●グランドテーマ「台湾農村三合院」(台湾農村住宅)
○各コーナー:「販売」「体験」「展示」「台湾映画鑑賞」

■販売コーナー(出展者。なお1~10番は1階広間、11番は前庭を予定)
1 台湾マンゴーの販売(台湾総会)
2 台湾屋台料理(萬嵐)
3 台湾のお酒、台湾パイナップルケーキ、その他(仲沢酒店)
4 黒い落花生の販売(台湾総会)
5 台湾ウーロン茶、紅茶の販売(遊山茶坊)
6 日月潭紅茶(HUGOSUM和菓森林紅茶荘園)
7 台湾コーヒー(秋朝珈琲館)
8 台湾かき氷(台湾総会)
9 台湾雑貨、小物、茶具(蓮茶坊)
10 台湾アクセサリー(ミルハウス)
11 冷凍ライチの販売と種飛ばし(NPO高崎ネットワーク)

■体験コーナー(1階)
12 台湾式習字パフォーマンス、台湾対聯・間聯各体験(台湾総会)
13 台湾式足ツボマッサージ(芳泉、悠泉)
14 台湾三合院背景の似顔絵コーナー(半田佐央里)
15 ウーロン茶入れ体験(台湾総会)

■展示コーナー
A パネル展示
★台湾住宅の移り変わり(台湾総会。入口両側)
★台湾協定都市のポスター、パンフレット(国際戦略課)
★台湾各都市との交流の様子(前橋市、桐生市、沼田市、みなかみ町、館林市。1階入口と2階のエントリー)
B サイクリング展示(2階の正面玄関)
★GIANT自転車の展示(前橋市)
★前橋市サイクリングロードのマップ(前橋市)

■台湾映画鑑賞(2階ホール)
★台湾映画5本の放映(シネマテークたかさき)
7月15日(土)
 11:00~13:10 「海角7号」
 14:45~16:30 「GF*BF(Girl Friend*Boy Friend)」
7月16日(日)
 10:15~12:06 「湾生回家」
 12:30~14:02 「父の初七日」
 14:45~16:35 「あの頃、君を追いかけた」

■次に4つのキーワード「好看」「好玩」「好吃」「好棒」ごとのイベントを紹介します。

①好看(ハオカン)!台湾映画の上映

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 ★台湾映画5本を2日間に分けて上映。タイムスケジュールは上記のとおり。映画の解説とストーリーは次を参照。
●『海角七号 君想う、国境の南』
 この映画は、2008年8月に台湾で公開された范逸臣と田中千絵主演の台湾映画、およびそのノヴェライズ化された小説。当時低迷を続けていた台湾映画界で、この映画は例外的な興行収入5億3千万台湾ドルを記録し、『タイタニック』に次いで台湾歴代映画興行成績のランキングで2位になった。
<ストーリー>
 日本統治時代であった1940年代、台湾最南の町恒春に赴任した日本人教師(中孝介)が、日本名小島友子(梁文音)という台湾人の教え子と恋に落ちる。 第二次世界大戦の終戦の後(1945年)、駆け落ちを約束していた友子を台湾の港に残して、彼はやむを得ず内地に戻る引揚船に乗った。そして、日本への7日間の航海で毎日恋文(こいぶみ)を書き綴ったのだった。
 彼が友子と別れた約60年後、台湾南部で物語が再び時を紡ぎ始める。台北でミュージシャンとしての成功を夢見て挫折した阿嘉(以降アガと表記・范逸臣)が、故郷の恒春に戻ってきた。町議会議長を務める洪(馬如龍)は、オートバイでの配達の際の事故により休暇中の茂じいさん(林宗仁)の代わりとして、アガに郵便配達の仕事を世話する。 ある日、アガは郵便局に返されるべきであった「非-提出物」(あて先不明)の郵便物を見つける。それは、60年前の日本人教師の娘が、死亡した父親の遺品から投函できなかった恋文を発見し、台湾に届けようと郵送したものだった。中身に興味を持ったアガが詳細を知るために封を破ってしまうが、開封しても日本語の手紙は読めず、古い日本統治時代の住所である「高雄州恒春郡海角七番地」を知る者もいなかった。
 その間、墾丁国家公園の中にあるリゾートホテルでは、中孝介(60年前の日本人教師と日本人歌手である本人の一人二役)が公演するビーチコンサートの計画が進んでいた。だが「コンサートに出演するバンドのメンバーは地元の人間から選出されるべきだ」と主張する町議長が、その公的立場を利用して職権乱用ギリギリの急場凌ぎのオーディションを行なうことに。結果、アガを中心に6人の地元の人々の前座バンドが結成されることになったが、年齢、キャリア、モチベーションが全く違うメンバーたちは練習すら上手くいかない。そんな彼らをマネージメントする立場として、中国語が話せるためにたまたま恒春に派遣されていた友子(田中千絵)という売れない日本人ファッションモデルに白羽の矢が立つ。
 さまざまなアクシデントやトラブルを乗り越え、彼らはビーチコンサートを成功させることができるのか。そして、日本人教師が綴った恋文は無事届けられるのか。
●『GF*BF』
 2012年に制作された台湾映画。1985年、1990年、1997年、2012年の台湾を舞台に、1人の女性と2人の男性の友情と恋愛を描いた青春映画。第49回台湾金馬奨でグイ・ルンメイが主演女優賞を、第14回台北電影奨でジョセフ・チャンが主演男優賞を受賞した。
<ストーリー>
 2012年、台北。ある中学校で短パンをはかせろという学生の抗議運動が起き、それを先導した双子の生徒の保護者が学校に呼び出された。忠良(チョンリャン)だ。書類上「兄」になっている娘たちとの関係を騒動の原因と結びつけたい教師に対して忠良は「まぎれもなく自分が父親だ」と答える。
 1985年、戒厳令下にある台湾。南部の街・高雄で窮屈な高校生活を送る美宝(メイバオ)、忠良、心仁(シンレン)。彼らは、夜店で発禁本を売り、生徒を監視する教官にささやかな抵抗をする一方で、バイクを走らせたり渓谷で戯れたりと、厳しい校則や思想統制に縛られる日々の中でも青春を謳歌していた。
 男勝りな美宝と彼女を優しく見守る忠良は公認のカップルだったが、ある日、忠良から「ただの友だち」と聞かされた心仁は、隠していた自分の気持ちを美宝に告白。いつまでたっても忠良に恋人として扱われず本心を知りたいと思っていた美宝は、伝え聞いた決定的な言葉に失望して、心仁の想いを受け入れることに。
 1990年、台北で同居しながら大学生活を送る忠良と心仁。スポーツジムでインストラクターとして働く美宝と、民主化運動の学生リーダー的存在となった心仁の恋人関係は続いていたが、美宝の心にはまだ忠良がいた。大規模な学生集会の夜、美宝は自分とは別に、心仁に女子学生の相手がいることを知る。間もなく、忠良は美宝に自分の愛する人の名を明かすのだった。
 女子学生と結婚した心仁は、7年後、有力者の娘婿として成功を収めていた。彼との関係をずるずる続けている美宝は、彼の子供を妊娠。そんな2人と疎遠になっていた忠良は、妻子ある恋人との仲に悩んでいる。ある日、7年ぶりに再会した3人は、自分たちがかつてのように無邪気な関係には二度と戻れないことを悟り…。
●『湾生回家』
 群馬県台湾総会も制作に関わった映画。2015年制作。戦前の台湾で生まれ育った日本人を指す「湾生」たちが、故郷である台湾に里帰りし、懐かしい人びとを訪ねるドキュメンタリー。1895年の下関条約締結から、終戦の1945年まで、日本の統治下にあった台湾。この時代に公務員や企業の駐在員、移民として海を渡った農業従事者などが日本から台湾へと移り住んだ。彼らの大半は日本の敗戦後、中華民国の方針により、日本本土に強制送還された。その数は50万人にもおよび、そのうち、台湾で生まれ育った「湾生」は約20万人といわれている。戦後70年で高齢化した「湾生」たちが、日本から生まれ故郷の台湾の地を訪れる姿を追い、彼らの人生、引揚者の思いが描かれる。本作は台湾のアカデミー賞ともいわれる金馬奨で最優秀ドキュメンタリー作品にノミネート、大阪アジアン映画祭2016で観客賞を受賞。
<ストーリー>
 下関条約の締結された1895年から1945年までの50年間、台湾は日本に統治されており、戦前の台湾で生まれ育った約20万人の日本人のことを“湾生”と呼ぶ。当時、日本から公務員や企業の駐在員、また農業従事者も移民として台湾へと海を渡った。そして敗戦後、中華民国政府の方針によって彼らのほとんどが日本本土に強制送還された。引揚者は、一人あたり現金1,000 円(当時)とわずかな食糧、リュックサック 2つ分の必需品しか持ち出すことを許されなかった。
 敗戦によって台湾から日本本土へ強制送還された日本人は軍人・軍属を含め 50 万人近くおり、彼らの多くにとって、台湾は仮の住まいではなく一生涯を送るはずの土地だった。しかし残りたいという願いは叶わなかった。台湾で生まれ育った約20万人の“湾生”にとって、台湾は紛れもなく大切な故郷だった。
 このドキュメンタリーは、敗戦という歴史の転換によって故郷から引き裂かれ、未知の祖国・日本へ戻された“湾生”たちの里帰りを記録し、彼らの望郷の念をすくい取る。撮影隊は40名近い“湾生”に取材をし、そのうち6 名の物語を中心にまとめている。時の流れを超えて彼らは台湾で過ごした日々との再会を願い、失ったものを探し求める。
 ある人は幼馴染の消息に心を震わせ、ある人は自身のルーツを求めて台湾の地を踏み、またある人は日本に引き揚げて初めて差別もあった台湾統治の真実を知る。自分たちの居場所はどこなのか、台湾への里帰りは、戦争に引き裂 かれたアイデンティティーを修復する旅でもあった。
●『父の初七日』
 2012年3月に日本で公開。台湾を舞台に、父を亡くしてから葬儀を迎えるまでの7日間の間に遺族が遭遇する様々な出来事を、ユーモアを交えて綴る。劇中で描かれる道教特有の風習も見どころ。出演は脚本家出身で本作が映画初出演となるワン・リーウェン、「幻遊伝」のウー・ポンフォン。台湾のアカデミー賞にあたる金馬賞で7部門にノミネートされた。
<ストーリー>
 台湾中部、彰化県の片田舎。突然の父(タイ・バオ)の訃報に、台北で働く娘アメイ(ワン・リーウェン)が帰省する。夜店を営む兄タージ(チェン・ジャーシャン)、大学生の従弟シャオチュアン(チェン・タイファー)が集まり、道士でもある叔父アイー(ウー・ポンフォン)の指図で伝統的な道教式の葬儀が執り行われることになった。占いで決められた野辺送りの日は7日後。しかし、それから思いもよらない“父をおくる”旅が始まる。
 古いしきたりに則ったお葬式は、決まった時に泣かなければならないという規則のために雇った泣き女が過剰に泣き、供養のための楽隊まで登場し、まるでお祭り騒ぎ。理解できないことだらけだったが、悲しみに浸る間もなく、なんとか一つ一つをこなしてゆくアメイの前に、父の恋人が現れる……。
 喧騒と混乱の中、父との他愛もない思い出がふと甦り、深い絆と寂しさに包まれるのだった。そしてついに7日目、別れの日がやってくる……。
●『あの頃、君を追いかけた』
 2011年に公開された台湾の恋愛映画。ギデンズ・コー(九把刀)監督。クー・チェンドン(柯震東)、ミシェル・チェン(陳妍希)主演。台北では、2011年の台北映画祭で上映後、続けて東京の第24回東京国際映画祭でも上映。後に数々の国際映画祭で公開された。2013年9月に日本公開。
<ストーリー>
 台湾の人気作家ギデンズ・コーが、自伝的小説を自らのメガホンで映画化し、台湾・香港で記録的ヒットを叩きだした青春ラブストーリー。1990年代、台湾中西部の町・彰化。男子高校生コートンは、悪友たちとつるんでくだらないイタズラで授業を妨害しては担任を困らせていた。そこで担任教師は、優等生の女子生徒チアイーを監視役としてコートンの後ろの席に座らせることに。コートンは口うるさいチアイーをわずらわしく感じながらも、次第に彼女にひかれていく。
➁好玩(ハオワン)!台湾文化の交流
 ★台湾書法で春聯(ツンレン)を各体験:講師は台湾書家の趙宏吾(ツァウ・ホン・ウー)先生
 ★ウーロン茶入れの体験
 ★台湾式足マッサージの体験
 ★玩具手作り体験
 ★三合院背景の似顔絵を描いてもらう体験
 ★玄関広場:玩具手作りコーナー、台湾ライチ種飛ばし大会
③好吃(ハオチー)!台湾グルメの賞味
 ★新鮮マンゴー、雪花氷、黒いピーナッツ、紹興酒、台湾ビール、その他
 ★魯肉飯(ルーロー飯)、炒米粉(焼きビーフン)、小籠包
④好棒(ハオバン)!台湾と群馬の交流
 ★群馬県内自治体と台湾各都市交流の様子の展示
 ★台湾ブランド自転車「GIANT」の展示
 ★ゆるキャラ「タイワンダー」と「ぐんまちゃん」仲良しご登場

■群馬県にいながらにして台湾のエッセンスを吸収できるこのイベントをぜひお楽しみに!

【群馬県台湾総会からの報告】

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