田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

シャザム!(Shazam!)

2019年06月13日 16時35分52秒 | 日記

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 「スーパーマン」や「バットマン」と同じDCコミックスのヒーロー「シャザム」を映画化。見た目は大人だが中身は子どもという異色のヒーローの活躍を、独特のユーモアを交えて描く。身寄りがなく里親のもとを転々としてきた少年ビリーはある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられ、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキューリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになる。筋骨隆々で稲妻を発することができるが、外見は中年のシャザムに変身したビリーは、ヒーローオタクの悪友フレディと一緒にスーパーマン顔負けの力をあちこちで試してまわり、悪ノリ全開で遊んでいた。しかし、そんなビリーの前に、魔法の力を狙う科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディの身に危険が及んでしまう。遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、ヒーローらしく戦うことを決意するが……。シャザム役はTVシリーズ「CHUCK チャック」のザカリー・リーバイ、監督は「アナベル 死霊人形の誕生」のデビッド・F・サンドバーグ。(映画.comより)

 

 

 

 

 

 予告を見て「くだらね~」とか思ってたのに、見てしまった・・・。しかも結構おもしろい。チビ息子を連れて、吹き替えでの鑑賞です。どこでどんな情報を得たのか、チビ息子が見たいと。

 設定は結構シリアス。主人公の少年は、母親に捨てられ(しかも遊園地で)、里親の元を転々としています。やけバチになっていることもあって、問題行動を起こしてばかりです。すぐに逃げ出すし、学校も真面目には行かないし、まぁ「悪童」と言われることはすべてやってる感じです。そんな少年がふとしたきっかけで特殊な才能を授かってしまう、そんな話です。才能を授ける仙人(?)も、きちんと継いでくれる人、というか相応しい人を選ぶつもりが、長年待っても待っても現れないので、やけくそで選んだようなフシもあるのです。

 その話と並行して、もう一つ、優秀な家系に生まれ、自分も決してバカではないのに家族に無能よばわりされる少年の話も描かれます。時間設定は少し前になりますが、彼も仙人に一瞬呼ばれるのに、「不合格」とされて力を授からなかった。それでマッドサイエンティストとなり、仙人がいる”異世界”へ行く方法を探し続けています。そんな彼は、ある少年が力を授かったのを敏感に察知し、姿を現すのです。

 話は、主にシャザム(になる)少年と、このマッドサイエンティストとの戦いとなります。少年が今度引き取られた家庭にはすでに幾人もの子供がいて、彼らが強力な仲間になったりします。何に感動したって、ここの両親の人の好さ。自分たちも恵まれなくて荒れた子供だったからって、どんな悪童に対してもあきらめずにかかわってくるのです。なんていい人たちなんだ、と思いました。世の中が彼らのような人ばかりなら、平和に収まるはずです。

 特殊な才能を授かったことを認識した後、試してみる少年たちのはしゃぎよう!もう爆笑でした。男の子って、純粋でバカ(笑)。たぶん同じことをするだろううちのチビ息子も大笑いしてました。個人的には、こういう男の子たち、好きです。

 こんなふざけた映画なのに、意外に長い。でも、疲れも吹っ飛ぶおもしろさなので、軽く見るのにお勧めです。

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