田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

レヴェナント 蘇えりし者(The Revenant)

2016年05月29日 14時28分43秒 | 日記

 

 映画 レヴェナント:蘇えりし者 ポスター 42x30cm The Revenant 2015 レオナルド ディカプリオ トム ハーディ レベナント [並行輸入品]

 レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で第87回アカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が初タッグを組み、実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作に、荒野にひとり取り残されたハンターの壮絶なサバイバルを描いたドラマ。主演のディカプリオとは「インセプション」でも共演したトム・ハーディが主人公の仇敵として出演し、音楽には坂本龍一も参加。撮影監督を「バードマン」に続きエマニュエル・ルベツキが務め、屋外の自然光のみでの撮影を敢行した。第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞など同年度最多の12部門にノミネートされ、ディカプリオが主演男優賞を受賞して自身初のオスカー像を手にしたほか、イニャリトゥ監督が前年の「バードマン」に続いて2年連続の監督賞を、撮影のルベツキも3年連続となる撮影賞を受賞した。狩猟中に熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス。狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルドは、そんなグラスを足手まといだと置き去りにし、反抗したグラスの息子も殺してしまう。グラスは、フィッツジェラルドへの復讐心だけを糧に、厳しい大自然の中を生き延びていく。(映画.comより)

 

 

 

 壮絶な映画でしたね。あまりに壮絶で呼吸が苦しくなるほど。レオナルド・ディカプリオもがんばりましたね。これは、オスカーも当然の熱演でしょう(というか、あげないとかわいそう)。

話の筋はどうってことはありません。単に復讐劇です。ただそれが超壮絶だってだけです。レオは現地でのガイド。いろんな部族が居住する現地では、なんのことはない、彼らだって「フランス派」「イギリス派」などとお互いに協力する相手をみつけて毛皮などを密猟し、ヨーロッパの文明人に高く売りつけているのです。たまたまレオはイギリス隊に協力していました。しかし、後ろから近づいてきている熊(グリズリー)に気づかないと言う、現地人ではあり得ないミスを犯し、瀕死状態に陥ります。この、熊に襲われるシーンも壮絶すぎます。さすがにCGIだったようですが。

文明人を自負する隊長は彼を置き去りにはせず、後から来ると言うことで隊員を2人置いてゆきます。しかし、明らかに足手まといな彼を助ける気など毛頭なかったトム・ハーディは、若い隊員を騙し、レオの息子を殺した上で二人一緒に埋葬してしまいます。ところがどっこい、レオは息絶えてなかったのですね。

「自分は瀕死だったとしても、なにも息子を殺さなくても」そう思うのは当然です。ここから、レオの想像を超えるサバイバルが始まるのです。

隊に追いつくまでの間、フランス隊に捕らえられてる他の部族の娘を助けたり、自分も行きずりの現地人に助けられたりと、いろんなことを経験してゆきます。生きて復讐するためだったらなんだって厭いません。そして、やがて隊の駐屯地に追いつき・・・。

これは実話だという触れ込みですが、ラストは原作と映画とで違うようです。どっちにしても、凄まじい復讐劇だったことに変わりはないのですが。

ちなみにトムに騙される若い隊員はウィル・ポーター。「リトル・ランボー」や「ナルニア物語3」な~んかに出ていたやんちゃ坊主ですね。最近では「メイズランナー」に出ていたかも。個性的な顔立ちは変わりません。隊長はドーナル・グリーソン。どこかで見たと思ったら「アバウトタイム 愛おしい時間について」の主人公でした。

とにかく、映像は息をのむものばかりでしたが、物語としては普通な感じがしました。レオは、がんばってましたけど。

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