野菜のソムリエと北海道フードマイスターの資格を得てから農家の方とお付き合いが
増えた。先日もビート栽培の方に今年のビートを頂いた。彼女は普及活動に熱心で
自分でレシピを開発したり地場産の販売市場等で一人でも多くの人にビートを知って
もらいたいと頑張っているアクティブな女性だ。ビートはロシア料理のボルシチで有名
だが中々日本人には馴染みの薄い野菜かも知れない。しかし鮮やかな赤い色素は
高い抗酸化作用がありビートに含まれるオリゴ糖は大麦と同様ビフィズス菌の栄養源
となり栄養的にも素晴しい野菜だ。丸ごと茹でたり蒸すと時間がかかるので
今日は4分割にして蒸してみた。皮はつるりと剥け拍子切りにしてドレッシングで
合えると、ほくほくと甘く箸が進んだ。長いものすりおろしをふわっとかけたら
紅白のコントラストが出来た。この色を活かしてもっとメニュー展開しなければ。