松田先生に指導を受けた12品の中でも昨日の煮物の扱い方は理がかなっていた。
韓国風きびとじゃがいもの煮物、平たく言えば肉じゃがなのだがカラメルを別鍋で作り
煮汁に加えこくを出していくものだった。
ベターホーム協会に厚手の煮込み鍋がなくアルミの鍋で旨く出来るかしらと心配されて
いたが出来上がりは今まで食べたものとは比較にならない位まろやかでしっかり味も
ついていた。煮物とは冷める時に味がしみて美味しくなるもので一晩置いたカレーが
美味しいのはその原理だとか。照りとコクはカラメルが一役買っているようだ。
カラメル色の黒豚ロースとじゃがいもに餅きびの黄色が映えてたれをまとめる役目も
果たしている。食感もそれぞれで煮物の新バージョンを学んだ。