啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ジョービタキ」の雌

2012-12-15 10:44:09 | 野鳥

早いもので、もう明日は衆院選の投票日。面倒臭いことはともかく、とにかく投票には行きましょう。自民、公明勢が圧倒的に有利というのがマスコミの分析だが、政権与党が失政を繰り返せば交代するのは当たり前。3年間で“ダメ出し”してしまうのは、やや早すぎかもしれないが、上手く行かなければ変えれば良い。同じ政権が何十年も続き、硬直化するよりましだ。選択が難しいなどとマスコミは囃し立てるが、投票する人が“良さそうな人”と思えばその人しかない。

「ジョービタキ」はスズメ目ツグミ科の冬鳥。冒頭の写真は雌である。ロシアの沿岸地方や中国の北東部で繁殖し、秋になると日本に渡ってくる。厳冬期は雪の少ない地方に棲み、里山の林縁などで見かける。4月には大陸に戻るという。人を恐れないと言うか、たまに歩いている前にフワッと飛び降りてくることがある。


体長は15センチほど、羽を広げると22センチ程度。庚申山総合公園のショウブ園の近くで雌を発見。光が少なかったが近接して取れたのでまずまずの写真(冒頭の絵)がとれた。雄と雌を比べたのが上の2枚。向かって左が雄、右は雌。雄の頭上と後頭は灰白色で顔は黒く、背は黒褐色。胸から下のオレンジ色と翼の白い紋が識別のポイント。雌(鮎川で撮影)は全体的に灰褐色で、翼の白い紋も小さい。オレンジ色の部分も腰と下腹部から尾の付け根辺りにあるが目立たない。
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