啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「シモバシラ」・・・と「マニフェスト」

2012-12-11 08:38:57 | 山野草

「政策のウソ見抜いて」と見出しをつけた今朝の朝日新聞の記事。新聞社(記者?)さえ理解できていないのに、いい加減な見出しをつけるなよと思った。記事は早大マニフェスト研究所の所長で、マニフェスト選挙の代表的な提唱者である、元・三重県知事(衆議も4期?)の北川正恭氏へのインタビュー。

北川氏はマニフェストに示さなかった消費税の導入などで国民の反感を買い、説明責任を果たせない場合政権を失い交代するならならそれが正常。今回選挙の各政党のマニフェストが、具体性を欠いた曖昧なものになってしまっていると氏は指摘している。民主党の失敗に学習し、選挙目当ての和合をぼかすため、具体的な公約が影を潜めた。「これでは、白紙委任の従来型選挙と同じ」になってしまう。そういう北川氏の主張のような気がする。

“政治家のウソを見抜ける人が何人いるか・・”政治家は皆ウソツキと思っている人のほうが多い。テレビの出鱈目よりはましだが、新聞さんももう少し考えてみたら???ウソが判るなら解説記事でも掲載して欲しいものだ。

「シモバシラ」はシソ科シモバシラ属の多年草。花期は9-10月。10月10日の当ブログで家の庭に咲いたシモバシラの花と昨年12月21日の霜柱の様子を掲載した。同じ種を年何回も掲載するのは本意でないが“自生しているシモバシラを見る”のは初めてだったので今一度。いちいち弁解しているのが私らしい!!!

日本固有種で関東以南の本州に自生している。低山の周辺で川沿いなどやや湿った場所を好むようだ。下仁田町の西外れの細い川に沿って物語山向かう林道沿いにあちこちで見られた。枯れた茎に霜柱がつくのでこの名がついている。地下の根が呼吸をしており、根が凍ってしまうまで、導管から水を吸い上げ、地上で凍るのだそうだ。水分が直接凍る「霜柱」より、かなり繊細に凍り付いている。


当家の庭のシモバシラと花の付き方が少し違うのではないかと思った。上の写真はドライフラワー状態で見分けにくいが、花の付き方が少しまばらのような気がした。枯れた葉や茎は何となくシソ科らしい。ただし、シソ科やキク科の植物の中には、霜柱同様に地上で氷をつけるものもあるそうだ。皆さんもご確認下さい!!その節はご一報を!!!

※訂正=昨日の物語山・西峰の標高が間違っており、967Mに訂正します。
コメント
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