啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「キャ~ッ  大谷ク~ン!」

2016-08-30 12:09:08 | その他
 8月、最後の日曜日、埼玉県所沢、西武プリンスドーム、3塁側、前列15番の座席。西武VS日本ハムの観戦。16時過ぎ到着。日ハムのフリーバッティング 。いました! いましたぁ~、大谷クン。早速カメラを抱え、いそいでネット裏。その姿からすぐ彼と確認。素敵です。背が高い。可愛らしい顔立ち。色白・・・。何をしても絵になる。高崎在住、友人のAさんは彼の大ファン。本来はビジターは3塁側なのだが、西武ドームは1塁側がビジター。いつでも彼が見られるようにと、私たちは、わざわざ3塁側をキープ。何枚写真を撮ったことか。
 日ハム、杉谷選手のフリーバッティング。と、西武名物ウグイス嬢からいじりのアナウンス。皆、大拍手。試合前の一番の盛り上がり。球団の応援歌、子どもたちのダンスイベント、県内ゆるキャラの50m走。スタメン発表。18時、プレイボール。片手にカメラ、耳にはラジオ。NACK5(ナックファイブ・・埼玉のFM)で聴くといいよ、とAさんが設定してくれた。野球音痴の当方、ラジオの実況でガッテン、ガッテン。5回まで、何と1時間15分。早やっ!なに、なに、もうすぐ終わっちゃうじゃ~ん。両チーム打ちあぐねている感じだったが、6回裏、西武にチャンス到来。チャンステーマが流れ、ついにでました、メヒアのスリーラン。7回、西武のジェット🎈。終わってみれば、4-3で西武の勝利。20時30分、試合終了。
 東京ドームは、何度か野球観戦に行ったが、西武ドームは初めて。Aさんから、誘って頂き、チケットの手配、車の運転までお世話になりました。帰りは大渋滞で真夜中の帰宅。今度は、投手の大谷選手もみたいなぁ~。“札幌まで、どう?”と今度は私が誘っているのだが・・・。
 強い台風10号も、10時30分頃にはすっかり雨がやみ、周りの山々がきれいだ。
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作品 「ポピー」

2016-08-27 11:23:45 | その他
 “これは、細川紙だから、ギュッとしぼっても破れることはないですよ」と先生。「和紙で作る一輪挿し」という催しに参加した時の事だ。和紙を花びらの形に数枚切り、ふわふわした柔らかい雰囲気を出すため、ギユッとしぼり、開くと、まるで本物のように柔らかい一枚の花びらができる。
 埼玉県、小川町は和紙で有名。以前、ここの伝統工芸館で紙すきの体験をしたことがある。見ている分には、簡単そうだけれど、実際はとても難しい。そして、この和紙を、細川紙とよぶ事を、初めて知った。何故、細川紙というのか?  江戸中期、紀州 細川村ですいた細川奉書という紙の技術が伝えられ、需要が多く、そのため生産量が増加し、紙の名産地として栄えたというのだ。細川紙は、国内産の“こうぞ”を原料として伝統的技術によりつくられる。こうぞ の内側にある長い繊維は強く、流れすきにより、楮の繊維が絡み合い、丈夫な紙になるという。しかも、この細川紙は、埼玉県小川町と東秩父村で継承されている、伝統的な手すき和紙とのこと。ずーと、小川紙と思っていたので、名の所以をを知り、納得した。なお、平成25年、日本手すき和紙技術として、ユネスコ無形文化遺産へ登録されたという。
 で、この催し、埼玉県内の中学校で行われたが、講師が友人でもある為、お誘いを頂き、当方、特別参加。下準備は先生がしてくださり、私たちは仕上げの部分のみ。ワイヤーに紙やテープを巻き付け、茎の厚みを出したり、花びら作り、蕾を作ったり、ボンドではったり・・・作業は単純なのだが、皆さん、きれいに作ろうと四苦八苦。あっちでも、こっちでも、生徒(40歳代?)のお声がかかり、先生は大忙し。貴重な体験をさせて頂きました。
 ところで、ポピーに見えます?
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「ミソハギ」

2016-08-24 15:58:47 | 庭の花木
 「ミソハギ」  ミソハギ科
 クロール、背泳ぎなど、25メートル泳ぐのに、通常あまり疲れない。夏は、水泳のシーズンなのに、諸々の用事でプールに通えず、約3週間ぶりに水の中。軽くウォーミングアップして泳ぎ出すと、いつになく身体が重い。足が思うように動かない。半分くらい進むと、苦しくて苦しくて・・。調子を取り戻すのに2時間もかかった。まさに、継続は力なり。たとえ、わずかな時間でも続けることが大切だと痛感。“運動したいけれど、なかなか時間がなくてできない”とよく耳にするけれど、しない人は、自分で出来ない理由をみつけてしない。する人は、忙しい中でも工夫して時間を見つけ出す。行動を起こすか、起こさないかは考え方次第・・とは友人との会話。
 ミソハギは多年草。「禊萩」とか「溝萩」とも記す。湿地や水田のまさに、溝に生えることからの命名。また、お盆の頃に咲くので、地方によりボンバナという名もあるようだ。草丈、50cm程度で、茎に沿い、赤紫色の小さな花が蜜に咲く。花径、1cm位。花期は、7月〜8月と長く楽しめる。丈夫で手入れはほとんどいらない。若い葉は茹でて、水にさらし食用にもなるという。
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「タカサゴユリ」

2016-08-21 16:26:48 | 庭の花木
 

「タカサゴユリ」  ユリ科

 オリンピックも残すところあと1日。毎日、楽しんでみている。世界中から集まったアスリートの活躍は、ドラマと感動の連続だ。個人的には、水泳、体操、テニスなどに注目し、それぞれ活躍したのは嬉しい。そして、特に陸上男子、400mリレーは最高! 何度も、何度も放映しているので、結果はわかっているのに、そのつど力が入る。リレーは陸上の花形。あっという間の瞬間だったけれど、とりはだがたった。凄い!!  そして、早朝からのサッカー男子決勝、ブラジル対ドイツ。こちらも大接戦。花形選手が最高の場面で最高のパフォーマンス。本当に楽しみました。
 種をまいた記憶がないけれど、庭に白い清楚なユリが咲いている。他のユリより咲く時期が遅れているので、暑い夏の盛りに白い花は涼やかだ。先日、知人のお宅に同じようなユリの花。「タカサゴユリですね」と申したところ、「これは、オバユりというらしいの。関西の方からの頂きものよ」と。しかし、オバユリは葉の形が全く違うし、付き方も違うので・・・?でも、植物名は地方により、よび名もさまざま。ただ、当家と違う部分は、花の筒状に赤紫色のスジが入っているところ。ネットの書き込みが、正しいかは少々疑問ではあるが、それによると、赤紫のスジが入っているのが本来の特徴のようだ。ラッパ状になっている花の長さは、何と20cm。少し、下を向いているスタイルは格好いいのだけれど、写真を撮るのは難しい。タカサゴユリ、おめでたい名前ですね。
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「ユウガオの花と実」

2016-08-18 14:04:35 | 庭の花木
 「ユウガオ」  ウリ科
 昨日は、館林で気温39,6℃。厳しい暑さ。体温より高いのは身に応えるが、昨日は所用があり、台風を追いかける形で、福島に向かった。さっきまで雨が降っていた、とタクシーの運転手さんがおっしゃっていたとおり、川では水かさが増し、濁流。うだるような猛烈な暑さからは避けられたが、帰りの新幹線は1時間位遅れた。
 ユウガオは、その名の通り夕方に咲き、朝には萎んでしまう白い花。トウガンに似ているが、冬瓜は黄色の花。共に、つる性で1年草。当家では、食する目的で植えたわけでなく、スイカの為の接木。おかげで、スイカはたくさん収穫。しかし、スイカ以上に旺盛なのがユウガオ。そのツルの強い事といったら・・凄い。どこまでも、どんどん伸びる。そして、ついに大きな実がなりました。

長さ、44cm、胴部、直径50cm! 重い。ユウガオからは、かんぴょうが作られるので知られるが、たぶん、それは丸ユウガオ。実を細長い帯状にさいて加工する。アップした個体は、長ユウガオ。黄緑色で実はやわらかく美味しいと聞くが、個体は熟れ過ぎで硬い。
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「サギソウ」

2016-08-14 14:43:17 | 庭の花木
 「サギソウ」  ラン科
 今年もお盆がやってきた。家族で、夫をむかえに行くと、すでにお参りしてくださった方が、いらしたのか、お線香が手向けられ、良い香りがたっていた。
 書物によれば、先祖様は、13日夕方にやって来るという。あたりはほの暗く、迎え火をし、それは、遠くからやって来る先祖様の道しるべ。家の門などで火を焚き、その燃やした煙に乗り、霊が家にもどってくるという。一方、送り火。帰ってきた霊を再び送る為の道しるべ。そして、興味深いのが、棚に乗せるキュウリとナス。キュウリは馬。家に来るときは、馬に乗って早く懐かしい我が家へ、帰る時は、ナスの牛に乗ってゆっくり帰ってください、という意味があるのではないか、と記されていた。他にも、様々な事柄が記されていたが、子供の頃、それらしきことは、親から聞いた記憶があるが、年齢を重ね、今、改めてその行為、一つひとつの意味を考える。
 草花に、毎日水やりをする。これは少しも苦にならないが、鉢から球根を取り出し、土を入れ替え、寒さで凍らないようにし、乾燥を防ぐ・・・こうした植物は、少々苦手。友人からの情報では、鉢植えのサギソウは、葉や茎が枯れるまでそっとしておき、その後、球根を掘り出し、冬に改めて植え替え・・結構手間がかかる作業。そこで、昨年求めたサギソウは、鉢ごと土の中に埋め、凍らないように心掛けた。それが、功を奏したのか、今年も花を咲かせてくれました。弱々しく、今にも倒れそうで、とても勇壮なサギには見えないのだけれど、でも、咲いてくれました。現状のままでは、茎の様子から、来年の花はあやしい。冬には、植え替えをしなければ。
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「ミネウスユキソウ」 「モウセンゴケ」

2016-08-10 18:08:30 | 高山植物
 「ミネウスユキソウ」 キク科
 学問的には、相違点は多々あると思うが、いわゆる一般的にウスユキソウは、ヨーロッパでいうところの、エーデルワイスかな、と簡単に記憶している。低山に生えるのが、ウスユキソウ、高山に生えると、ミネウスユキソウ。花びらのように見えるのは、苞葉、頭花は数個まとまってついている。名の由来は、高山に生え、葉や花が雪のように白い毛におおわれ、まるで雪が積もったように見えるところから、峰薄雪草。連日、凄まじく、猛烈な暑さ。こんな日は、せめて雪のような花を愛で、涼をとりたい。

「モウセンゴケ」 モウセンゴケ科
 高さ、10cm位。虫を捕らえ栄養にする食虫植物。モウセンゴケの仲間は、毛の先に強い粘着力があり、これに虫がくっつくと、それを包み込むように曲がり、虫を食べてしまう。葉の先についた水玉から、甘いかおりを漂わせて、虫を寄せ付けるようだ。モウセンゴケは、葉の形で、「丸葉」と「長葉」、その中間を「さし葉」というように分類されるという。共に、尾瀬には存在するといい、愛好家も多いようだ。大変、興味深い植物であるが、虫の羽が、しずくの先につかまり、丸めて食べられる事を想像すると、虫が哀れ。しかし、苔でないのに、モウセンゴケとはいかに?
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「ヒオウギアヤメ」  「タテヤマリンドウ」

2016-08-08 09:43:56 | 高山植物
 「ヒオウギアヤメ」  アヤメ科
 「僕、花には全然興味がねぇ~んですけど、あれはアヤメですか?」と同行者。確かに、“いずれが、アヤメかカキツバタ”といわれるように、共に良く似て区別が難しい。少々、あやしいのだが、個人的には、花びらで判断している。花びらのつけねが、ネット状になっているのがアヤメ、花びらに1本のすじが入っているのがカキツバタと。学問的には、葉の大きさ、葉の中央に脈があるかなしか、苞葉などいろいろな点で判断するのかもしれない。
しかし、あざやかな紫色の花が群生している姿は、目が覚めるようだ。個体は、たぶん、ヒオウギアヤメ。

「タテヤマリンドウ」  
 草丈、10cm位。青紫色の花に気品を感じる。茎の先に1個だけの花。強い日差しの中で、小さな背丈を精一杯、真っ直ぐに上に向け、まるで、太陽のひかりに恋しているかのよう。
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「ワタスゲ」 「オゼソウ」 「ミヤマシシウド」

2016-08-05 09:11:59 | 高山植物
 「ワタスゲ」 カヤツリグサ科
 綿菅。早春に、黄緑色の花を咲かせるというが、残念ながら一度もみたことがない。草丈、40cm位。白い綿毛は花穂。フワフワした種を、遠くへ、遠くへと飛ばし、エリアを拡大してゆく。湿原の尾瀬ケ原では、ワタスゲが群生し、幻想的な景色を、楽しむことができるのだろうが、登山道では、ところどころで、頼りなげに、風に揺れ佇む。真っ白な花穂、綿菓子のようにフワッ〜として、見るからに美味しそうなのだけれど、実際、どんな味がするのかしら?花言葉「揺れる思い」

「オゼソウ」 ユリ科
 今回、一番見たかった花。「尾瀬草」と記すが、尾瀬では、至仏山にしか生息しない。小至仏山の岩場に登るあたりから、ぽつぽつ見かける。草丈、15cm位で、花も非常に地味な為、意識していないと見過ごしてしまう。植物保護のため、しっかり侵入禁止のロープが張られていて近づけない。何枚もシャッターを切ったのだが、納得する一枚が撮れなかった。蛇紋岩の、限られたエリアにしか生息せず、日本では、至仏山、谷川岳、北海道の天塩山のみ。オゼソウの、小さく、淡い黄色の花は、目立つことがないけれど、とっても貴重な植物。みることができ、心が満たされた。

「ミヤマシシウド」 セリ科
 深山猪独活。何という存在感! ドーンと花火を打ち上げ、パーッと開いたような美しさが印象的。真っ青な空に、真っ白な花が何とも清らか。茎も太く、草丈、2m位あり、その大きさは圧巻!花を見るとき、いろんな方面から観察するけれど、見上げた方が、より美しい花があるのだと実感した。とにかく背丈が大きく、雨が降れば、ここで、雨宿りができそうだ。まさに、ウドの大木。
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「ゴゼンタチバナ」 「オオバノヨツバムグラ」 「ホソバコゴメグサ」

2016-08-01 12:45:14 | 高山植物
 「ゴゼンタチバナ」  ミズキ科
 和名、御前橘。名は、発見地の石川県、白山のピーク(峰)名、御前峰に由来するという。白く、4枚の花びらのように見えるのはガク。そのガクに包まれて、真ん中に集まっているのが本来の花。非常に小さく、秋には赤い果実が数個つく。その果実が、橘に似ていることから、ゴゼンタチバナ。葉は輪生。すべてに花がさくかというと、そうでもなさそう。葉が、個体のように、6枚でないと花は咲かないという。確かに、4枚の葉では、花は咲いていなかった。草丈、10cm位、日陰の中で、白と緑色のコントラストが清らかで雅な名。

「オオバノヨツバムグラ」  アカネ科
 同行者に、これ、なんていう名前ですか?と尋ねられ、すぐ名前が出て来ない。姿、形、葉の様子から、ムグラと思うけれど・・とお答えした。図鑑でしらべたら、オオバノヨツバムグラと判明。ホッ・・。ヨツバというように、4枚の葉、4枚の花びら。尾瀬を代表する花というのではなく、気にかけていないと、人には気づかれない地味目な花。

「ホソバコゴメグサ」 ゴマノハグサ科
 細葉小米草。個体に関して、手持ちの資料乏しく、ネットを参考にさせていただいた。個体は、限られた場所にしか生存していないらしく、至仏山、笠ケ岳、月山、谷川岳などの、乾いた草地にしか分布していないという。1年草なので、今年あった場所に、必ず来年も同じように咲く、とは限らないとのことだ。唇形で、全体的に白く、黄色い斑点が、1つあるのが特徴という。何気なく撮った写真だけれど、貴重な1枚となった。
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