啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ぴんころパワー」

2018-05-31 11:23:31 | 庭の花木
「ハマナシ」  バラ科
 ばばちゃん3名、富岡でRさん同乗、国道254号をひた走り、内山峠(群馬県、下仁田町と長野県、佐久市の境の峠)を越え、目指すは佐久、ぴんころ地蔵。Rさん(40歳代の女性)、”皆がねっ、元気で長生きしてねっ、病気しないで楽にあちらへいけるようにねっ、長寿を願ってお参りに行こう”と誘ってくれ、実現したドライブ。運転すること、およそ2時間、成田山、薬師寺の参道にあるお地蔵様。やさしい微笑み、可愛らしい立ち姿。全員、手を合わせ、顔を見合わせ、頭を撫ぜ撫ぜ。果たして、この効果のほどは如何に!
 ところで、佐久地方は日本で有数の長寿の里という。住みやすさ、千曲川の清流、鯉、新鮮な野菜や果物、人々の親交の深さに、健康長寿の秘訣があるという。ナビ専門のRさん、見つけていただいた道の駅。ヘルシーテラス佐久南に立ち寄り。本当に新鮮な地元の野菜しかも安価、嬉しい買い物。昼食は、結婚式場内のレストランで。ちょっと、リッチな信州ふーど(風土)ランチ。”これは、ポッポ牛乳のアイスでございます”と説明されたデザート。? ?ポッポ牛乳?これは、信州佐久地方の牛乳で、パックの汽車のマークからの愛称。とても小さな発見だけれど、その地元に行かないと分からないこと、人とのふれあい、その時、その場所で感じた空気、これこそ旅のよろこび。願わくば、ぴんころ地蔵様、健康でこれからも元気に旅ができますように・・。お願いっ!
 ハマナシは海岸の砂地に生え、果実がナシに似た形をしていることから”ハマナシ”の名。それが訛ってハマナス。枝は、細かい棘が多く、切る場合は葉っぱを持つ事が肝要。甘く、かぐわし香りに虫たちも誘われる。花言葉「悲しくそして美しく」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「初めて知りました」

2018-05-27 18:15:01 | 庭の花木
 「ホタルブクロ」  キキョウ科
 早朝、ラジオから聴こえてきた蛍の話。頭がボオーッとして”音”として、無意識に聴いていたので、ブログに書くのは自信がなく、少々気がひけるのだが、初めて知った事柄があり、勉強になった。
 日本には、50種類程のホタルが生息していること。その代表は、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル。闇夜で、雄も雌も同様に飛び回っているものと、認識していたが、そうでもないらしい。雄雌、簡単な見分け方は、雌はあまり動かず、じっとしている。動きまわっているのは雄が多いという。すなわち、雄は飛び回りながら、雌を探しているというのだ。そして、発光。通常は2秒(やや自信なし)程度だが、地域により、4秒程度、光を放っているホタルがいること。彼らは、光を嫌うので、懐中電灯やフラッシュは厳禁。・・この程度しか記憶がないが、心に残った。闇夜の水田や川で、あちらへこちらへと、ふわふわ飛び回るホタル。腕を伸ばせば、手のひらにふわっと止まりそうな気がしたのは、遠い昔。風情があり、夏の風物詩。ラジオを聴いていたら、ホタルを観に出かけたくなった。
 今朝、ホタルブクロが咲いているのを発見。昨日は、1本も咲いていなかったのに。ホタルブクロ(蛍袋)は、子供たちが、この花の中にホタルを入れて、遊んだことからつけられた名前と言われている。ぷっくり膨らんだ筒状の花が、うつ向いて咲いている。夜、ホタルをこの花の中に入れたとしたら、花はどんな光を放つのだろうか。

白色のホタルブクロも可愛い。花言葉「誠実、忠実、正義」
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「収穫」

2018-05-24 17:16:28 | 庭の花木
「ムシトリナデシコ」  ナデシコ科
 昨年、11月上旬に植え付けた玉ねぎ、待つこと7カ月。茎が根元から倒れ、ようやく収穫。鉛筆くらいの太さの苗を、およそ150本。ついに立派な玉ねぎになった。じゃがいもやニンジンと共に家庭の常備野菜。ビタミン、カリウム、血液をサラサラにしたりと、体にいいことずくめ。従って、食卓に登場する回数も多い。特に、新玉ねぎは、シャキシャキ舌触りも良く、甘さもある。ドレッシングにしても美味しい。何かと重宝するが、悩みの種は収穫後の保存。たくさん食べるわけでもないので、肥料や手間を考えると、買った方が得策とは思うが、畑があると、ついつい作ってしまう。子供に宅急便で送るのだが、実際、送料の方が高い。でも”ありがたい”なんて言われると、一つでも多くと、荷作りしてしまう。
 ムシトリナデシコ(虫取撫子)は、どこでも、普通にみられる草花。茎の節の下が、ほんの少し茶色に色づき、その部分だけが粘っている。まるで、ハエとり紙のように、小さな虫がくっつくので、この名がついた。食虫植物でないので、蜜だけを盗みにくる虫を退治するというのだろうか。ナデシコにとって、何か収穫があるのだろうか。直径1cm程、5枚のピンクの花びらが可愛らしい。

 天気の良い日に、数日干してから保存。新鮮なうちに、皆さんに食べていただこう~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「一歩前へ」

2018-05-21 08:52:12 | 庭の花木
 「カシワバアジサイ」  アジサイ科
 「ウォーミングアップ、クロール100m!」と先生。はぁ? 目がテン。50mは泳げるけど100mとは。つい先日、指導の先生からお声がけ頂き、初級コースから中級コースに上がったばかり。初級はクロール、中級コースは、クロール、背泳ぎ、平泳ぎを習得するコース。定員20名、泳ぎの達者なベテラン揃い。クロール1つとっても、初級と中級の泳ぎは全く違う。一言でいえば、姿がきれい。見とれてしまうほど、美しい泳ぎ。その仲間に入れていただいたのは、光栄ではあるが・・。そうそう、100m、ウォーミングアップですよっ。わが身にとってはきついです。75mのターンで1回立ってしまったけれど、なんとか100泳ぎました。もう、死にそう・・。一人では、しようとは思わないけれど、皆が一緒だとなんとかなる。久方ぶりに達成感を味わった。先生は教えた方に創意工夫してくださり、勿論、その通りにはできなくても、”できない”というのは言うまいと心している。ただ、難しいと。平泳ぎ、最悪。
 カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)が、咲き始めました。その名の通り、葉が柏の葉に似た形をしているのが、名の由来。満開になれば、花の房が大きく、枝ごと下がり、ゴージャス。丈も手を加えなければ、1m以上になってしまうため、ついつい、ばっさり切ってしまう。その時、花芽を切ってしまったのか、今年は少なめ。花言葉「美、魅力ある人、元気な女性」など。花言葉をうけつつ・・一歩前へ。

 3月末に植え替えしたサギソウ。発芽し、葉も出揃ってきました。夏には美しい花を咲かせることでしょう。サギソウも一歩前へ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「贅なるひととき」

2018-05-18 10:02:53 | 庭の花木
「レースフラワー」  セリ科
 クワッ、クワッ、クワッ・・まだ田んぼには、水もはっていないのに、野鳥のさえづりより大きな声で、アマガエルの元気な声。庭のアジサイは緑色の小さな蕾を付け、その葉には同じ緑色した可愛いカエル。じっとこちらを見て、私も負けずに、お互いにらめっこ。カエルちゃん、なかなか根性ある。とうとう、負けてしまいました。最近、5月とは思えないむし暑さが続いたが、さみどりの微風に包まれ、今朝は気持ちがよい。スカイブルーというほどでもなく、夕方には雨がおちてきそうな空模様。
 1か月早いけれど、お誕生会しょうよ、善は急げとばかりに仲良しメンバー。勿論、大賛成。真ん中のお姉様、早速予約とり、Happy Birthday。子供のようだけれど、今となっては、友人同士でお祝いできることは、至福のひと時。お互い、ご主人の想い出話・・ではなく、人生の事、趣味、旅行などなど。ところで、お祝いの乾杯したっけ?すぐに、ナイフとフォークもった気が。
 春先に苗を頂き、地植えしたレースフラワー。枝分かれしながら、一斉に白い花をつけている。花びらをよく見れば、全部一様でなく、茎を中心に、真ん中の小花の周りには、ハート型した大きな花びらと小さな花びら。白い花は、初夏にふさわしくさわやかな印象。



お誕生会、コース料理の一部。美味しかった!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「びっくり、ぽん」

2018-05-15 17:48:02 | 庭の花木
その1
 パタパタパタ~、キュキュギャ~と、けたたましいムクドリの鳴き声。どこで? まさか・・?少し赤みがついてきたサクランボの樹全体に、ネットをかけたのは、4月下旬。それも、包帯のようにグルグル巻きにして、さらに紐でしっかりとめたはずなのに、どこから入ったのか、複数のムクドリが嬉しそうに網の中で、美味しそうな実をついばみ、パタパタ・・。やや~! 仕方なく、朝食を中断し、ネットをはずし、できるだけ多くの実を収穫。すると、しばらくして、ムクドリ仲間を連れてやってきた。ギャギャいいながら、ついに1粒残さず食べつくした。下に落ちていた実さえも! これにはびっくり。
その2
 宅急便で~す。依頼主を確認すると、まちなか観光プラザ。うん?・・心当たりがない。住所は長岡、ひょっとして・・。そうなのだ、春に越後雪割街道スタンプラリーに応募したことを思い出した。抽選の結果、当選!来春も是非いらしてくださいとのメッセージが添えられ、プレゼントが送られてきた。嬉しいサプライズ。
その3
 じゃがいもに可愛い花が咲いています。でも、よく見ると小さな虫が・・。夏野菜ならともかく、じゃがいもに?実をつけるわけでもないので、花を摘んでしまおうかとも考えたけれど、あまりに綺麗な花なので、殺虫剤でスプレー。家庭菜園なのでこれでもいいが、プロの農家はどうしているのだろう。しかし、じゃがいもの花に虫がつくの?


 おせんべい、おかきのプレゼント。雪割草のpost cardが添えられて。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「二人静のはずが・・」

2018-05-12 10:01:15 | 庭の花木
 「フタリシズカ」  センリョウ科
 シズカ(静)というのは、歴史上の人物、源義経の愛妾、静御前のこと。可憐な花から、義経を恋う静を連想しての命名という。その場合、一般的にヒトリシズカを指すようで、まさに、その名前にふさわしく、花穂が1本なので、ヒトリ(一人)の名前がつき、また、その茎が伸びきらない状態の時、葉に包まれた一本の花穂が、白拍子が舞う前に、袂で顔を隠した姿をうつしたものだとか。何と優雅な名前か。この名前をいただいた植物は本当に幸せ者だ。
 しかし、フタリシズカも山野草として、隅に置いたものではない。草丈、40cm、小さいものでも20cmほどあり、スタイル抜群。雨が降れば、米粒より小さい白い花に降り注いだ涙を、大きな葉でしっかり受け止める。はにかむように咲くヒトリシズカに対して、フタリシズカは、いやいや、サンニンシズカ、またまた、ヨニンシズカだって、これはこれでなかなか魅力的だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「多いです・・か?」

2018-05-09 18:51:25 | 庭の花木
 「ケマンソウ」  ケシ科
 「文字多くてねぇ~、文章の終り頃になると、何が書いてあったんだっけ?と分からなくなるのよぉ~、毎日欠かさずチエックしているんだけど・・あとさぁ~、アップする回数、もう少しふやしてぇ~」とAKBB(あきれたばばちゃん)、一番上のお姉様。原稿用紙1枚半位の文字数ですけど、おおいですか?、と一番下の私。確かに、お互い眼が疲れるお歳頃、いつもブログ読んで頂いて嬉しいです。
 元気で遊ぶのいつやるの?今でしょ、とメンバー揃ってJRのビューへ。やじさんきたさん、旅の申し込み。1か所の見学地しか決まっていなく、あーでもない、こーでもない。たまたまそこで見たパンフレットで、”ここ、いいんじゃない?行きた~い”と行程表に追加。乗り継ぎの時刻を調べたり、担当者は四苦八苦。お昼食べて、もう一度来ますか?と担当者。いいえ、このまま続行、と私。なんと、飲まず食わずで4時間。ようやく、決定。あ~疲れたっ。でも、ここで帰宅しないのがAKBB。畑のど真ん中にあるイオンまで車を走らせ、ようやく昼食(夕食)にありついた。それぞれショッピングを済ませ、満足。そして、そして、当家でおしゃべり・・。あれっ、もうおやすみタイム。
 ケマンソウより、別名のタイツリソウ(鯛釣草)の名が好き。1本の枝に、鯛に似た花が、たくさんぶら下がっていて、何ともユニーク。多年草で、耐寒性があり、庭植えでも心配ない。葉が出始めたころ、肥料をくれたためか、今年は立派に花をつけてくれた。草丈、40cm程で可愛らしい。しかし、毒性もあるとか。綺麗なもの、可愛いものにはご注意を!今日は文字数700になってしまった。多いです・・よね?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「悠然と」

2018-05-06 16:06:12 | 山野草
 「ギンラン」  ラン科
 車は渋滞、観光地は人の波で、楽しむどころではないし、近くには若葉あふれる野山はあるし、GWはどこも行かない、と決めていたのだけれど、神流川 万場河川敷で開催されている「かんな鯉のぼり祭り」に出かけた。案の定、車は渋滞、田舎の1本道、”疲れたね、もう帰ろうか?”とドライバーの息子に言ってしまった。”ここまで来て帰んの?もう、ちょっとだよ。俺が運転しているんだけど・・” ”だよね~、すまないねっ”。孫をあやしながらというか、一方的におしゃべりしていると、目に飛び込んできた鯉のぼり。山の頂上からワイヤーロープでつられた鯉のぼりが、悠然と空を泳いでいる。”わぁ~すごい”なんと、800匹もいるという。昔も見たことあったけれど、今はイベントも盛りだくさんで、規模も大きい。家族で記念写真。来てよかった、よかった!「 疲れた、帰りたい、まだ着かないの?」は禁句と知りつつも、コンビニはないし・・来年は、おにぎり持って山かな。
 黄色い花をつけるキンラン(金蘭)に対して、白い花を咲かせるのでギンラン(銀蘭)。雑木林の下に、ポツンと1本咲いていた。小さくも気品ある美しさに、見つけた時の喜びは大きい。他県ではあるが、雑木林に隣接している妹の家では、庭にさいているという。鉢に植え替えプレゼントしてもらったが、当家で育つか・・全く自信がない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「元気出して」

2018-05-01 18:43:14 | 庭の花木
 「アマドコロ」  ユリ科
 行楽の月、5月。さわやかな季節、と言いたいところだが、ここ数日、7月並みの気温。暑さに慣れていない為か、疲れ気味。今朝、玄関では、ツバメが2羽。私がいるにも関わらず、頭上を行きつ戻りつ、飛び回っている。はて・・?巣を作る場所を探しているのか。そういえば、最近、夜にはコウモリが来ている気配あり。コウモリジェットの忌避スプレーを、壁にかけるけれど、効果の程はいまひとつ。住宅メーカーに相談すると・・鳥も命が大事、安心できる家を探すので、その条件に合うのではないかと。安心なのは結構だけれど、ちょっと、迷惑なんですけど・・対策なし。
 アマドコロを”甘野老”と漢字で表記することを知った。根茎が苦味のあるヤマイモ科の多年草、トコロ(野老)に似ていて、甘みがあることからの命名という。残念なことに、トコロという植物を知らないので、書いていても実感がない。茎に少し大きめの、笹に似た葉をつけ、その付け根にスズランに似た2個の花をぶら下げ、しかも花の先端だけが緑色、勿論、内側も。茎にそって並んだ姿が可憐。花言葉「元気を出して」。新年度、新しい環境に身を置き、疲れが出る頃。自分の好きな事をして、リフレッシュ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする