表参道、みゆき通りをまっすぐに歩いてゆくと、突き当りに、青竹の垣根が目に飛び込んでくる。門をくぐると、左手には整然と並んだ竹の壁。一瞬、ここが都会の喧騒のなかにある建物か、と思うほどの静けさ。ここは、根津美術館。建築家、隈研吾氏。
川上不白、生誕三百年を記念して、江戸の茶の湯、特別展が開催中。川上不白は、茶を江戸に広めた千家の祖。如心斎と不白、不白の茶の道、不白流の広がり、不白の創った道具・・これが、長次郎の紙屋黒、これが、塩見小兵衛の鶏頭蒔絵棗、これが不白の赤楽鶴茶碗・・どれもこれも名品の数々。その魅力にノックアウトされる。偶然、駅で出会った群馬支部長K先生、見学中私につきっきりで、丁寧に説明して下さった。茶の湯を学んでゆく上で、勉強になったのは言うまでもない。
同時開催として、平家物語画帖の展示、11月、茶壷の口の封を切る”口切”が行われるが、その”口切の茶事”の茶道具も展示されていた。
茶の湯を語るには、私には口はばったく、まさに”身の程知らず”と言わざるを得ないのだけれど、お道具はともかくとして、お茶は大好き。”好きこそものの上手なれ”のことわざのように、これからも楽しんで、美しいものに触れ、本物に触れ、いろいろな機会を逃さず、研鑽を積んでゆきたい。
川上不白、生誕三百年を記念して、江戸の茶の湯、特別展が開催中。川上不白は、茶を江戸に広めた千家の祖。如心斎と不白、不白の茶の道、不白流の広がり、不白の創った道具・・これが、長次郎の紙屋黒、これが、塩見小兵衛の鶏頭蒔絵棗、これが不白の赤楽鶴茶碗・・どれもこれも名品の数々。その魅力にノックアウトされる。偶然、駅で出会った群馬支部長K先生、見学中私につきっきりで、丁寧に説明して下さった。茶の湯を学んでゆく上で、勉強になったのは言うまでもない。
同時開催として、平家物語画帖の展示、11月、茶壷の口の封を切る”口切”が行われるが、その”口切の茶事”の茶道具も展示されていた。
茶の湯を語るには、私には口はばったく、まさに”身の程知らず”と言わざるを得ないのだけれど、お道具はともかくとして、お茶は大好き。”好きこそものの上手なれ”のことわざのように、これからも楽しんで、美しいものに触れ、本物に触れ、いろいろな機会を逃さず、研鑽を積んでゆきたい。