啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ワクチン接種」

2021-06-28 17:05:46 | 庭の花木
「クチナシ」 
 ワクチン接種の副反応として、倦怠感、頭痛、発熱、接種部の痛み、腫れ、腕が上がらない等々が報道され、特に接種回数では、1回目より2回目にその症状が強くあらわれる傾向にあるとのこと。さらに、年齢的には、若い人にそれらの発生割合が高いと、報告されている。それらを踏まえ、1回目の接種はドキドキ緊張しながらも、病院のスムーズな対応もあり、リラックスして接種。いよいよ2回目接種。やや不安の中でも、あっという間に❝その時❞は終了。かなり副反応を心配していたが、翌日は36.8℃と平熱よりやや高く、多少の倦怠感。接種後2日目、体調回復。発熱時に備え、解熱剤等事前準備したが、使用することなし。高齢者は、副反応があまり出ないというが、これは喜ぶべきか・・?免疫が働くまで、2週間くらいはかかるという。一安心ではあるが、従来と同じ感染対策をしっかりし、油断しないよう心掛けたいと思う。息子家族も心配してかけつけてくれ、ありがたいと思う。
 甘~い香りを漂わせるクチナシの花。その香りに誘われて、小さな虫たちが集まってくる。秋には果実が熟すが、決して開かないので「口無し」という名がついたようだ。
 花言葉「とても幸せです  喜びを運ぶ」
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「メンター」

2021-06-25 19:33:09 | 庭の花木
「ウツボグサ」 シソ科
 昨年10月、厚労省は新規学卒就職者の離職状況を発表している。産業別や企業の規模により、差はあると思うけれど、個人的には、少し高いのではないかと思っている。特に、昨年から今年、コロナの影響で就職活動もままならず、まったの災難と言わざるを得ない。このような状況の中、手をさしのべてくれる人がいたら、どんなに心強いことか。
 自身を振り返れば、新社会人となり、全く知らない未知の仕事に戸惑い、多感な生徒達とどう向き合ったら良いかと、思い悩む日々の中で、さまざまな示唆を与えてくれ、励ましてくれた人の存在は大きい。つくづく人に恵まれた人生だと思っている。新卒者は社会人となり、3カ月。素敵なメンターに出会えますように。
 草丈20cm程度の美しい野の花・・ウツボグサ。あまり家庭では育てないのかもしれないが、紫色の小花が花穂となり、かわいい植物だ。草原などで出会えれば、背たけの低い個体であっても、よく目立つ。花言葉「優しく癒す  協調性」
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「半夏生」

2021-06-22 19:37:49 | 庭の花木
「ハンゲショウ」 ドクダミ科
 昨日は夏至。夏に至ると書くように、これからは本格的な夏の到来だ。ところで、この夏至から数えて11日目あたりから5日間を半夏生というとのこと。この頃になると、ハンゲショウの葉が白くなる。とはいっても、花穂の下の葉、2~3枚程度だ。しかも、1枚全部が白くなるわけでない。お日様が好きで、日の当たらない場所では、あまり白くならない。ハンゲショウは半化粧などと書くこともあるし、三白草(サンパクソウ)などの別称もある。花穂は小さな花が密になり、10cm程度の長さ。今年はすでに、全部白くなってしまった。
 ところで、パソコンとかスマホとか・・この手の操作が苦手。うっかり、よく使うアプリを削除してしまい、あたふたしているところに、なっ なんとGoogleからのメッセージ。「なんで?なんで?私、何かした?」たまたま、友人が来宅していて、二人で大騒ぎ。どこをどう操作してみても、元に戻らない。明日、ショップに行こうか・・スマホ壊れちゃったのかな~。「Google不具合、ニュースでやっていたよ」と友。なんだっ、なんだっ、そうだったのか・・・ホッ!
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「記憶の蓋」

2021-06-19 18:32:01 | 庭の花木
「アジサイ‥マイクジャク」 ユキノシタ科
 天気予報どおり、朝からず~と雨。まだ植えたばかりのミカンの木は、雨に打たれ、頭を重く垂れている。こんな日は、ちょっと心も沈みがち。人の心持は、天気に多少左右されるようだ。パソコンのYouTubeからBGMをかけながら書き仕事。仕事というほどでもないが・・。そのBGM、松山千春。すごく、すご~くいい曲ばかりで、心にグサッと突き刺さる。筆もつい止まり、聞き入ってしまう。音楽は、その時代のその時の記憶を呼び戻す。つまり、記憶の蓋を急に開けてしまうのだ。あの時、あんなことも・・と。筆が進まない・・。窓の外は「銀の雨」。
 梅雨の花といえば、やっぱりアジサイ。この季節を感じさせるには、この花をおいて他にないのではないか。紫、赤、青に白・・一雨ごとに変化する美しい花だ。アジサイの寺として、名所が全国にあると思うが、供養のために、供えた1本のアジサイを、挿し木にしたのが始まり、というエピソードは、鎌倉の明月院。アジサイは挿し木でほとんどつく強い花だ。
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「不作」

2021-06-16 19:01:47 | 庭の花木
「クロホオズキ」 ナス科
 1個63円、2個102円、一人4点限り‥これ、スーパーの広告に掲載されていた新ジャガイモの値段。スゴ値!安値のキャッチフレーズも。自身の感覚としては、わっ、髙っ!という印象なのだけれど。当家でも、少しばかりのジャガイモや玉ねぎは作っているが、例年になく今年は不作。いつもの時期に、いつもの肥料をくれ、土づくりもしたのに。特に玉ねぎに至っては最悪。貧弱でどこにも送ってあげられない。成長期に雨が少なく、天候不良によるものと考える。自分で作ったものだけに、たとえどんなに小さくても形が歪でも、無駄にせず食べようと思っている。
 一般的にクロホオズキと言っているが、学名はニカンドラ、和名はオオセンナリというらしい。種を頂いて2年目、今年も優しいブルーの花を咲かせた。関東も梅雨に入り、これからしばらく憂鬱な日が続くが、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれそうなさわやかな花色だ。
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「あでやかな花群れ」

2021-06-13 12:16:18 | その他
「ハナショウブ」 アヤメ科
 高崎市、浜川運動公園内にある「御布呂が池」では、約10種1500株のハナショウブが、黄や紫の花々を咲かせている・・新聞に掲載されていた美しい写真を見つけ、早速友人と出かけた。
 正に群生の美。池は、黄色、白色、藤色 などのあでやかな花色で彩られていた。訪れた日は、やや薄日が差し、美しく池に映えていたのだから、しとしと降る雨にうたれた様子は、どんなに魅力的で情緒的だろうかと想像する。ハナショウブは、江戸系、伊勢系、肥後系などとあり、それぞれの特徴があるようだ。でも、それらの原種はたぶん、ノハナショウブだと思うが、正直見た記憶がない。
 どれがアヤメかカキツバタ、それともショウブ?みんなアヤメ科の仲間で、その違いを他人から問われるが、例えば、葉っぱが細長い、葉の中央の脈、葉が幅広いなどとの見分け方もあると思うが、素人の私は単純に、花びらの根元の模様で判断している。黄色の筋がハナショウブだと。
 
 
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「怖い、カラス」

2021-06-09 19:00:09 | 庭の花木
「キョウカノコ」
 いつもの道を、いつものように散歩していたら、急に背後でけたたましく鳴くカラス。私は、ただ歩いていただけなのに、どんどん追いかけられ、振り返ると、口の中まで見えるほど大きな口を開け、威嚇してくる。恐怖!カラスでこんな思いをしたのは初めて。内心はドキドキしていたが、知らん顔してやり過ごし、無事だったので、正直、安堵した。
 「あなた、黒っぽい服を着ていたんじゃないの?」と友人いう。カラスは黒っぽい色を攻撃し、髪まで引っ張られる人もいるというのだ。某新聞にカラス情報が掲載されている、と友人がメールで送ってくれた。それによると、カラスは3月下旬に繁殖期をむかえ、5月中旬にヒナが生まれ、巣立つまでのやく1カ月の間、最も警戒心を強める時期に当たるようだ。きっと、私の散歩道近くのどこかに、ヒナがいたのかも知れない。そう考えれば、あの行動も納得ができるというものだが、しかし、あんな怖い形相を見たのは初めて。
 ひときわ目をひくキョウカノコ(京鹿の子)。目が覚めるようなピンク色。ふわっとした花の姿を、京都の絞り締め(鹿の子絞り)に例えての命名という。育てやすく、手間いらず。
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「雨の季節」

2021-06-06 11:42:43 | 庭の花木
「ハタザオキキョウ」 キキョウ科
 雨が降ったりやんだり。青色と白色を足したような空模様。関東はまだ梅雨入りしていないが、これからは曇りが主役。
 外は、そぼ降る雨。そんな中でも野鳥たちは、元気にピーピー鳴きながら飛び回り、モンシロチョウは、ひらひら、スイスイ楽しそうに舞っている。雨にかかって、羽は大丈夫なのだろうか・・などど余計な心配する。
 近くの田んぼには水がはられ、代搔きが始まった。とたん、一斉になきだすカエル。その数、半端ないと察する。いったい、どこから集まってくるのだろう・・しかし、一斉にピタッと止んだりもする。その不思議さに思わず笑ってしまう。名指揮者がいるのか?
 草丈は、1m以上、ピシッと真っすぐに茎をのばし、そこにたくさんの花をつけるハタザオキキョウ(旗竿桔梗)。鮮やかな紫色で、宿根草。園芸店ではあまり見かけることがない。
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「宝登山へのハイキング」

2021-06-03 20:14:44 | 低山歩き
 秩父鉄道、野上駅に駐車し、国道140号をつっきり、登山口の万福寺まで歩くことおよそ20分。今回は、長瀞ハイキングコース。まずは、御嶽山→天狗山→コナラの森→野上峠を越え、ようやく宝登山入口。此処まで来るのに、かなり長く感じたけれど、それぞれの山のピークを越え、尾根道歩きの樹林の中を、アップダウンしながら進む。登山道はよく整備され、歩きやすく、時折吹いてくる風に癒され、一歩一歩油断せず、時々休憩をとりながら、ゆっくり歩く楽しいハイキングだ。
こちら側から登ったのは初めてのコースなので、❝こんなものか❞と高をくくっていたのが大間違い。
 いよいよ宝登山入口。「なんじゃ、こりゃ!」見上げれば、空まで続いているのではないかと思うほどの階段。上をみれば気を失せてしまいそう。その急な階段を、ただひたすら下ばかり向いて登り、また登り、嫌になるほど登り・・・と、後ろから家族ずれの声。4歳の女児を連れ、階段をどんどん登ってくる。これは、負けてはいられないと、私たちも頑張ったが、すぐに抜かれてしまった。ようやく、ようやく山頂、ヤッタァー! 感動! 一気に展望が開け、武甲山などの山並みが見える。実にきれいだ。涼やかな風は、汗ばんだ体を癒してくれる。景色をご馳走に遅い昼食。
 下山は一気に長瀞駅へ。秩父鉄道で一駅乗車、野上駅に無事到着。標高、497、1mの低山。
いいあんばいの一日でした。

 登山道に咲いていたかわいらしいアジサイ
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