異常に寒い。新潟の入広瀬村の積雪量は平年の8倍に達したようだ。人口降雪機を使わずにシーズンインできるスキー場は喜んでいるだろうが、人々の生活は難儀だ。“雪降ろしを1人でやるのは危険”と空々しく気遣うアナウンサーの姿をTVで見た当家のカミさん。お年寄りしか居ない山の中。1人でやるしか仕方が無いからやっているのよ!!日常的に自衛隊が雪降ろしに出動する体制を作って置けばいいのよ!!!と叫んでいた。同感です!!軍事オタクの方(失礼)が“何てことを言うんだ”と目を剥くのは承知です。北のミサイルが飛んできて被害が出たら、謝ります??
「ヤマゼリ」はセリ科ヤマゼリ属の多年草。今の時期、山で咲いている花を見ることはほとんど無い。先日、塚山を歩いた時、太田部の集落の林道沿いで葉が緑、小さな白い花をつけた植物を見かけ、思わずシャッターを切った。ミツバぜりに似ている花だが、葉の様子が違う。この種の植物は見分けが難しい。
昨日、図書館に行く都合があったので図鑑で調べてみた。“山の花”(学習研究社)という図鑑だが、見分けのポイントなどイラストを使って判りやすい。載っていた絵に、ほぼ間違いなし!!「ヤマゼリだ!!」と決めた。
草丈は50-100センチ。花期は7-10月で、既に過ぎている。風が当たらない静かな場所でノンビリと咲いたのだろう。花序(花の集まり)を作って咲くが、一つの花は径が3ミリほどと小さく、5弁で白い花弁は内側に向かう。山地の林下、渓谷の縁などに生える。