北日本は大雪。トキの島も雪が降っているようだ。今朝、電話を入れててみた。昨日から雪が降っているという。昨日、今日の雪より「連日天気の悪い日が続くので気が滅入る」。体の方は{何とか元気」と言う言葉に少し安心した。温暖化、暖冬などといわれる。トキの島では平地で雪の積もる冬は珍しいほどだったが、ここ2年は大雪。何か妙だ。群馬も寒いが、毎日陽射しがある。陽射しより嬉しいものは無いと思う。
「物語山」(1019M)を歩いてきた。群馬県の最西部。R254で下仁田町の市街地を過ぎ、町の施設サン・スポーツランドの駐車場に車を置く。だいぶ前に一度登っている。山の様子などほとんど記憶が無い。友人のご子息が、群馬に帰ると良く歩く山だそうで「何処に魅力があるのだろう」と言っていたのを思い出し、今一度歩いてみた。
駐車場から少し下がり、朽ちそうな橋を渡ると広い林道。石がゴロゴロ荒れ放題で中央が掘られたり、端が崩れたりで車が走った形跡はない。少し歩くと奇妙な真っ白いもの。触ってみると冷たい。自生しているのを見るのは初めてだが“シモバシラ”だった。
30分ほどで林道が終わる。30センチぐらい積もった落ち葉の吹き溜まりを越えて山道に入る。ここからはガレた急登の連続になる。風が出てきたようだ。葉を落とした木々がゴーゴーとうなっている。ゆっくりと歩くが体調も良く、呼吸の乱れが少ない。
山道に入って1時間ほどで尾根に出た。ものすごい風が吹きぬける。恐いくらい。東に向かって山頂を目指す。約10分で着いた。歩き始めてからの所要時間は1時間35分。標準の所要時間が“1時間40分”とされていたので“頑張ったと思った割には時間が掛かってしまった”。
少し風が治まっている。妙義の山々、浅間方面など展望が広がっていた。20分ほど展望を楽しんで鞍部に下る。ここは相変わらずの強風。「西峰」(996M)には5分ほどで着く。ここは風が無かった。持参したお湯で味噌汁とコーヒー付きの昼食を楽しんだ。