啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「夏はやっぱり榛名でしょ・・カラマツソウ

2024-07-19 15:12:13 | その他
 「ミヤマカラマツ」  キンポウゲ科
 ようやく梅雨があけました。ジメジメした天気から夏空へ。連日の暑さ、これも嫌ですね。夏になると、恒例の榛名湖へ。何といっても自宅とは10℃以上の差があるので、無上のしあわせ。「湖一周歩いてみようよ」 榛名湖周遊道路約5.4㎞。湖畔に、テント、サマーベット、テーブル、椅子等々を設置し、いざ出発。榛名で一番高い「掃部ケ岳」、「氷室山」、「天目山」等々、登った山々の記憶をたどりながら歩く。そして、榛名といえば「榛名富士」。その山の手前にちょこんとたたずんでいる「ひともっこ山」。この、遊歩道が素晴らしいです。ずっと日陰で、湖からの風は涼しく、道は良く整備され、湖と山の景観が素晴らしい。泳いでいる魚もまじかに見える。およそ、1時間30分の散歩。榛名の山は、ほとんど登ったけれど、こんな楽しみも又いいものです。
 昼食後、ボ~と湖を見ていると、「ウサギが飛んでいる」と同行者。「はて?ウサギ・・」。風により波がたち、風が強くなると波がしらが吹き飛ぶので白くみえる・・こんな現象を「ウサギが飛ぶ」というのだそうです。サングラスをつけると、より一層見えるので、お試しあれ。
 林の縁に咲いていたカラマツソウ。(たぶん、ミヤマカラマツ)花がカラマツの葉に似ているので、カラマツの名前がついたらしい。ふわふわした小さな頼りなさそうな花姿。清楚な可愛らしい花に心を奪われる。
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「箱島湧水 ほたるの里・・ホタルブクロ」

2024-07-06 20:31:30 | 庭の花木
「ホタルブクロ」 キキョウ科
 凄いっ、すごい‼ 闇の中にものすごい数のホタル。昨年、初めて見て感動したけれど、今年もまたその数の多さに圧倒された。自宅から車で1時間30分ほど、日本名水百選に選ばれている箱島湧水。1日3万トンの清らかな水がわき出しているという。そこを源とする鳴沢川で今、息をのむような幻想的な世界が広がっている。ゲンジボタルとヘイケボタルの乱舞。風もなく、月も出ていない夜。やや上の方にゆっくり飛びながら、パコーンパコーンと優雅に光を放つゲンジボタル、一方、下の方で忙しそうにパカパカ点滅しているのはヘイケボタル。ここは 有名なホタルの里。8時を過ぎると、人の数も多く、平日でないと駐車もできない混みよう。ゆっくり鑑賞できるよう、長い木の椅子も用意されている。ヘイケボタルは草むらに多くいるが、時々人懐こい子がいて、手のひらに止まって点滅する。しばらく飛び立つ様子もないので、ふっと手をあげると、ふわっと飛び去った。とても涼しい夜、気温は24℃。とても気持ちはいい。わが身にとって、医者の薬よりこの景色は「薬」になった気がした。
 ホタルブクロ(蛍袋、火垂袋)別名、チョウチンバナ。釣鐘状の花は可愛く、この中にホタルを入れて提灯にするというところからの命名とか。6月から7月が見頃だが、当家ではほとんど咲き終わってしまった。
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