啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ラッキョウの花」

2013-11-29 11:11:57 | その他
「ラッキョウ」  ユリ科

「畑に植えておくと、場所はとらないし便利だから」と母が畑の片隅に植えてくれたラッキョウ。今年も咲いた可愛らしい花。あざやかな紫色で、咲き方はバラバラだけれど、なんとなくふんわりまとまって、まるで線香花火のよう。せっかく植えてもらったのに、そのまま放置して、何も手を加えない状態なので、収穫時のそれは実に小さい。早く収穫すればエシャロットとしても楽しめるが、酢につけて食するのは美味しい。ラッキョウは土への適応力は高くその生命力には驚かされる。
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「ヒメジョオン」 「ハルジオン」どっち?

2013-11-26 16:07:23 | 山野草
「姫女苑」 「春紫苑」  キク科
本当に、ほんとにわからないこの花達。どこにでも生えて、どちらかというと雑草。畑にはえていたらすぐ抜いてしまいたくなるが、よ~くみると小さく可愛らしい。でも名が特定できず全く悩みの花。どうしてキク科はこんなにも人を悩ませるのでしょう・・・。相違点は何か?少し調べた。
ヒメジョオン
 ・幅があって明らかに「花びら」 ・葉っぱも含めてスーッとたっているイメージ ・茎が詰まっている ・花びらは真っ白で、たまに色がついていることもある ・背は高く花は小さく数が多い ・葉にギザギザした箇所がある ・葉が茎に直につく
ハルジオン
 ・花が糸のように細かい ・蕾が下を向いている ・茎を折ってみると中空 ・花びらに色がついている ・根元に葉がある ・葉にギザギザ感があまりない ・葉が茎をだく
ところで、アップしたのはどっち?自分の結論・・・は良くわからないので、春に咲くのがハルジオン,その他はヒメジョオン。茎の切り口は中空でなかった。これが決め手となり写真のものはヒメジョオンと決めた!
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「庚申山の秋」

2013-11-23 14:58:27 | 低山歩き
群馬百名山の一つ庚申山。当家から約4km南東に行ったところ。夫と私の大好きな散歩コースである。スポーツ広場、テニスコート、ミニ動物園などがあり、多くの市民の憩いの場として親しまれている。標高がわずか200m弱だが、アップダウンがあり、ちょっとした運動には最適。楽しめるコースは多様であるが、お気に入りのコースは、藤の咲く丘公園から一本道を、ひたすら山頂を目指す。土の道はクッションもあり、足に優しい。今頃は落ち葉が、あるくたびカサカサと音をたて耳を楽しませる。山頂に到着したら男坂を下り、テニスコートを横に見て展望台まで一気に登り、だらだらと女坂をさらに登り、その後は下るだけ。約4km、1時間のコースだ。冬は野鳥のさえずりをたのしみ、今は、晩秋の柔らかな光に、木々の葉がてらされ紅葉が美しく輝く。友人と昼食をとっていると、小春日和に誘われ蝶がふわり飛んできた。「凍て蝶だね」と友人。私「?」「凍て蝶は冬の蝶のこと」と教えられた。
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「お茶の花」

2013-11-20 16:34:59 | その他
「茶」 ツバキ科

散歩していると、時々あちこちの家の周囲に、きれいに刈り込んだ茶の木が植えられているのを目にする。丁度今頃は開花時期で、特に白い花を下向きに咲かせている姿は可憐だ。その可憐さをカメラに収めようとしても、角度がなかなか難しく悩んでいる所に、音もたてず、可愛いお客様の来訪。思わずシャッターをきる。葉はツヤがあり、縁にはぎざぎざもあり少々硬い。果実は花と同じくらい大きく膨らむ。中に2〜3室あり、それぞれ1個ずつ種が入っている。日本の地図記号で茶畑を表すのは、この実の断面を図案化したものだという。
ところで、茶はいつ中国から日本に伝わってきたのか。平安時代初期、空海や最澄が持ち帰り栽培したというが、やはり栄西が(南宋)から種子や苗木を持って帰り、博多の聖福寺に植え、ついで京都の栂尾に明恵上人が移植し、さらに宇治に移植したのが茶園の始まりと書物で読んだことがある。お茶には、カテキン、ビタミンなど含まれ薬用とされていた。これからは寒さが本番。オチャケもいいが、一服のお茶で風邪予防など如何?
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「Country Music Live」

2013-11-18 18:21:57 | その他
久々の「Country Music Live」。1年ぶりだ。昨年は M さんと共に楽しんだ事を思い出す。「The Shooting stars」と高崎音楽仲間の「GRASSHOPPERS」。個人的にCoutry musicは好きで、時々 C D 聞いたり、学生時代の時、手に入れたレコードなんか、いまだに大切に持っている。曲目「Heartaches by the numer」 「Jambalaya」  「Mansion on the Hill」  「Lovesick Blues」 「Tennessee waltz」などなど。こんな曲を聴いていると、当時のことを懐かしく思い出すし、気持ちは若い時のままの自分に自然ともどってしまう。
今年はハンクウイリアムス生誕90年。29歳で亡くなった。アメリカのカントリーの歴史に欠かせないシンガーソングライター。つい最近N H Kのラジオ深夜便で、彼の特集を1時間ほど放送していたのを、ウトウトしながら聴いた。本当に、ほんとに懐かしかった。音楽はどんなジャンルのものでも好きだ。たとえ演歌であっても、童謡でも。でもでも・・・カントリーの曲はどこか懐かしく、もの悲しく、ふられてしまう曲が多いからかなぁ・・(?)好きな曲がたくさんある。いずれにしても音楽は、人生を倍も、3倍も豊かにしてくれると思っている。  (慣れないspell間違いがあったらご容赦を)  


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「ツワブキ」

2013-11-15 18:56:57 | 庭の花木
「ツワブキ」 キク科

ここ数日気温が下がり、いよいよ冬到来の予感。そして、この冬を告げにやってくるのはツワブキの花。多年草で丈は50cm位。黄色の大きな花とツヤのある葉は特徴的だ。斑入りの葉もある。形がフキに似ていることからこの名がついたらしい。日陰でもよく育ち、当家では、茶室の前の庭で、辛抱強く毎年花を咲かせ、目を楽しませてくれる。観賞用はもちろんのこと、民間薬としての効用もあるらしい。葉をもんだりあぶったりして、柔らかくし、切り傷、湿疹などに直接つけたり、又乾燥した根茎は食あたり、胃にも効果があるらしい。ツワブキは、「見てよし、食してよし、薬効あり」でなかなかの優れものだ。
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「オモダカ」

2013-11-13 18:10:46 | 山野草
「オモダカ」 オモダカ科

11月上旬。散歩中に見つけちゃいましたこの花を。田んぼにたっぷりと水を引かれている頃、見かけた花。気になっていたが、その頃は花のシーズンで他にもたくさんの花々があり、なんとなく撮影しなかった。
「オモダカ」は水田、湿地に生える多年草。白い花は朝開いて夕方萎む一日草。何とも愛らしさいっぱいの花だ。葉に特徴があり、矢じりの形をした葉が人面のようで、名もそこから来ているらしい。肝心な葉が撮影されてなく残念!日本において「オモダカ」は「勝ち草」と呼ばれることもあり、戦国武将や大名家で家紋として使用されたらしい。
まさか、11月になって咲いていたなんて夢のよう。撮影していたら、自転車で帰宅中の女子中学生が、元気な声で「こんにちはぁ〜」と挨拶してくれ、私も「こんにちは」とげんきな声。心が和んだ晩秋の夕暮れ。
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「イソギク」

2013-11-11 17:35:03 | 庭の花木
「イソギク」 キク科

多年草。細長い地下茎。高さ30㎝位。花は密集して咲き賑やか。花びらはない。あざやかな黄色で、花の少なくなりつつある今頃から12月位まで咲いて庭を彩ってくれる。葉に特徴があり、厚く密集。表は緑色であるが、葉に縁どりがあるように見えるのは、実は葉の裏は銀白色であり、長い毛が葉の表までまわって見えている。表から見ると、なんだかおしゃれでしょう?「磯菊」と書き、伊豆半島や房総半島などの海岸に群生するらしい。育てるには極めて簡単で、日当たりが良く、水はけの良い場所に植えれば放っておいても大丈夫。磯に自生する菊なので、実際に海岸で見たら、もっと美しく見えるのではないか。
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「ヒメリンゴ」

2013-11-09 11:36:11 | 庭の花木
「ヒメリンゴ」 バラ科

あれから明日で5ケ月。夫 、Мさんの退職記念にと数年前、お仲間から心温まるメッセージとヒメリンゴの鉢植えを頂戴した。毎年春になると、うすピンク色の小花を咲かせ、秋になると真っ赤に熟す。いつも、枝いっぱいに実り、私たちの目を楽しませてくれた。今年は何故か数個しかつけていない。それでも、こんな可愛い真っ赤な林檎を目にすれば、当時の夫の嬉しそうな顔が目に浮かぶ。お味はといえば、酸味が強く食用としては如何なものかとは思うが、調理方法はいくつかあるらしい。ところで、果実といえば、今年3月、スペインの旅行で親しくさせていただいた長岡のIさんご夫妻から見事な柿を送って頂いた。いつも気にかけ励まして頂き本当に感謝している。トキの島からもおけさ柿が到着。天気予報によれば、明日は雨。今日は頂いた柿とお花を持って夫に会いに行こう。

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「ヨウシュヤマゴボウ」

2013-11-07 11:24:24 | 山野草
「ヨウシュヤマゴボウ」 ヤマゴボウ科

「洋種山牛蒡」。有毒植物。根、葉、果実全部毒。見た目はそうとは思えない。夏には、小さく可愛らしい花を咲かせるし、秋には黒く熟して鈴なりに果実がなり美味しそう。でも、全部毒。誤って食べると嘔吐や下痢など中毒症状を起こすとのこと。知人に聞いたのであるが、熟した果実はアサガオより強力なので、染料として使うとのこと。来年は何か染めてみようかな。
草丈は大きいのだと2m位にもなるが、土手や荒れ地などでよく見かける。丈の低いものでも、たくさんの実をつけ、子孫の為の努力を惜しまない。茎は紅紫色。花言葉を調べてみたら、なっ、なんと!「野生、元気、まぁ・・ここまではいいとして次は・・内縁の妻」だって!。この花言葉って何を根拠にしてつけているんでしょう?
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