啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「さだまさし  コンサート」

2024-06-30 17:50:02 | その他
 「ねっ 知らないでしょう?」数曲連続で歌い終えたさだまさし。昨年、50周年を行ったので、51年目は「ツー」のコンサートとのこと。どおりで、全く知らない曲ばかり。それはそれで、そうした考えもあると思うが、たまにしか「生」の音楽を聴けない田舎者の身にとっては、彼は数々のヒット曲があるのだから、いくつかは歌ってほしかった・・と思うのは、私だけだろうか。勿論、相変わらずおしゃべりは上手だし、人を愉しませるテクニックは素晴らしい。歌、ギター、ヴァイオリンと素敵なパフォーマンスで客を魅了し、くぎ付けにする。さすが、プロ‼ CDからラジオから、そしてTVから流れる歌声も素晴らしいが、やはり、なんといっても「生」で聴くのが一番。迫力満点。すばらしいコンサートでした。
 チケット・・高崎芸術劇場のメンバーズになっているので、今回は、一般に先行してチケット予約が可能。パソコン前にて準備万端、あとは予約時間にキーを押すだけ。いよいよその時が来て「ポチッ」と押した瞬間「込み合っています。もう一度・・・」のアナウンス。「えぇ~‼そんなバカな~」もう一度最初からやり直した時には、sold out。友人に依頼して、一般の部でようやくチケットをゲット。大変でした。
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「玉原湿原・・ノビネチドリ」

2024-06-21 15:48:19 | その他
 「確かに、この辺りにあったんだよ」と夫。この辺りとは、駐車場から徒歩で玉原湿原(標高1178m)に向かう「ぶなのわきみず」の水飲場の近く。当時、そのあたりを何度も探したが、目的の花は見つからなかった。これは、11年前の5月上旬のことだった。夫が最後に見たかったその花は「ノビネチドリ」。
 19日、行ってきました玉原湿原。その花を探しに。注意深く見たはずなのに個体は見つからず、湿原には、クリンソウ、ウラジロヨウラク、アヤメ、ワタスゲ、ギンリョウソウ・・尾瀬を彷彿させる風景。湿原の遊歩道は木道。ところどころに休憩所があり、のんびり風景を愉しめる。湿原をわたる風はさわやか。眠気がやわらかく降りてくるような居心地の良さ。この風景を独り占めの贅沢さ。自宅から車で2時間以上かかったけれど、夫が元気なころ、何度か訪れた時の風景と変わらない。あの頃が懐かしく、心のアルバムが一枚、また一枚と引き出される思いだ。
 後ろ髪をひかれる思いで湿原を後にし、「ぶなのわきみず」を数歩過ぎたころ、「あんなところにゴミ?」と同行者。「ん?」・・と見た瞬間「あった、あったノビネチドリ‼」それは、ゴミではなく、大切に経過観察されている札が、個体の根元につけられていた。すでに花は終わってしまっていたが、あれから11年も経ち、ようやく個体を確認できた。もう少し早ければ、花の美しい姿を確認できたかもしれない、と少し悔やまれた。見つけてくれた同行者に感謝です。
次回は、ブナの森を散策しに行きたい。

ノビネチドリ


 クリンソウ
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「円良田湖から鐘撞堂山 ・・コウゾリナ」

2024-06-11 16:42:44 | 低山歩き
 埼玉県寄居町に造られた円良田湖(つぶらだこ)はへら鮒釣りのメッカで有名という。当日は晴天で、駐車場は満車。湖の桟橋ではカラフルな傘の花が咲き、所狭しと釣りを楽しむ人たちでにぎわっている。釣れる場所は密集し、お互いの糸が絡まないかと、人のことながら気にかかる。その様子を横目で見ながら鐘撞堂山(かねつきどうやま)330mの山歩き。登山道は良く整備され歩きやすい。山頂へはおよそ1時間弱。看板には、敵の襲来を対岸の鉢形城に鐘をついて知らせた山、と説明が記されていた。低山ながら関東平野の眺めがよく、東屋が設置。地元の人にとってはハイキング程度なので、毎日登っているというおじいちゃんに出会い、自身が造ったという竹トンボ風の遊び道具を頂戴した。彼はボランティア活動をしており、いろいろな施設に届けているという。「ボケ防止に」と頂いたが・・。自分ではそれなりに若い(?)つもりでいるが、まっ、立派なおばあちゃんか?また、竹の節をくりぬいた望遠筒もあり、遠く筑波山がピンポイントで見ることが出来る。
 さわやかな緑の風に吹かれていたら、昼寝でもしたいと思うほどの心地よさ。ゆっくりとコーヒーを飲みぼんやりしていたら、周りにいた人たちは、皆さん下山していた。低山ながら展望も良く、楽しくハイキングを愉しめる山。


 登山道に咲いていたコウゾリナ。葉や茎にはトゲのようなものが密に生えている。手で触るとざらつき、痛い。どこにでも生えている多年草。
 

 
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「シロヤシオ詣で」

2024-06-03 18:49:15 | その他
 シロヤシオの花がみたい・・花が咲く頃になると、○○の山はもう咲く頃かしら・・○○山はどうかしら・・今年は花の時期が早い、もう咲いてしまったか・・プールでは、山の好きな人たちからの情報が飛び交う。山が好きな人は、得てして、山で咲いている花を知っているし、好きらしい。
勿論、ネットでも情報はキャッチする。今年みたいのは、赤城小沼のシロヤシオ。検索を何度しても、昨年のものばかり。「みたい」と思ったら、居ても立っても居られない。5月22日赤城行きを決行。勇んでいったのにも関わらず、咲いていたのは二輪。この日は、徒労に終わってしまった。
 続いて1週間後、29日再び挑戦。期待ワクワクで車を走らせたが、状況は変化なし。ガッカリして小沼一周を決め、歩きだしたその先に、シロヤシオの花、花 花・・。ありましたぁ~。あなたは、こんなところに咲いていたのねっ‼  きれいです。とても‼
 シロヤシオは別名ゴヨウツツジ(五葉躑躅)。その名のとおり、枝先には5枚の葉。その縁には薄く赤い色がついている。花はやや大振りで純白。すがすがしく上品な花。咲いている時期が比較的短いので、貴重な花。堪能しました。当日は晴天。少しさざ波のたつ小沼からは、電波塔が立つ地蔵岳。素晴らしい景色です。初夏の1日を愉しみました。
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