啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「昔の話を」

2019-12-30 17:46:07 | その他
 年末恒例のCountry Grandpa Yearendo  Party。”親しい友人と楽しい年越しを”という企画ではじめてから、今年で23年という。会場は、いつもの高崎ジョージアンハウス。29日は、年に一度、学生時代の仲間にあえる楽しい日。フルコースの料理とFree Drink。何よりも嬉しいのは、当時の音楽を聴く心地よさ。あの頃は、学生運動、学生集会、サークル活動・・お金はなくても毎日が自由で楽しく、一人ひとりが輝いていた。音楽は、そうした時代の香りさえ伝えてくれる。聴いているうちに、α波で胸がいっぱいになる。同じ時代に生き、同じ音楽を聴き、同じ仲間と”その時”を共有できる時間は、誰も青春の顔。これって、幸せというんじゃないかしら。来年も元気で会おうと約束。
 この一年、当ブログに訪問くださり、ありがとうございました。来年も皆様にとり、良いお年でありますように。
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「きた! 来た! 四十雀」

2019-12-27 13:16:25 | 野鳥
 突然、警察官の訪問。きけば、この辺りで詐欺の被害が出ているという。手口が非常に巧妙で、どうしたらそんな考えが浮かぶのか、こっちが教えてもらいたいくらい頭がいい、と。最近は電話ばかりではなく、市役所の職員や警察官を名のって自宅に来ますから注意してください。注意喚起で戸別訪問している私も疑われちゃうんですよ、と苦笑いの彼女。確かに、この手の被害金額は莫大。個人的に留守電、ナンバーディスプレイで対応しているが、固定電話にはほとんど電話は来ない。
 頬が白く、黒い帽子に黒いマフラー、そして黒いネクタイ・・シジュウカラ(四十雀)だ。何と愛らしい!雀とは、小さな鳥をさし、古くは「クラ」と読み、ジュウやジュと鳴くことに由来したという説が野鳥の本に記してあったが、ジュと鳴くより、ツピーツピーと、少し甲高くさえずるように聴こえるが。あちこちの枝に飛び回り、少しもジッとしてくれない。大きさはスズメ程度だが、青味がかった羽がきれい。珍しい野鳥が来てくれる日は、何かいいことがありそうな・・。
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「Wedding」

2019-12-24 10:28:48 | その他
 暮れも押し迫った日、姪の結婚式。久方ぶりの神前式。厳かな雰囲気の中にも、親しい友人達の祝福を受け、華やかな式。姪は赤ちゃんの時から、その成長ぶりをみているので、晴れやかな姿に、言葉には言い尽くせないほど、しみじみと様々の事が思い出される。会場には、母親手作りのメッセージカード(アップしたもの ;クロスステッチで刺繍)、ウエディングブーケ・ブートニアも。姪の可愛らしさや美しさを一段と引き立てていた。さらに、ご本人の手作りのティアラ、ネックレス、イヤリング・・ビーズ細工が趣味という彼女、それぞれが見事で、一生の宝物になることだろう。家族の愛情をたっぷり受け、友達に恵まれ、環境にも恵まれた姪。輝かしい未来に幸あれ!

 それぞれのテーブルに飾られていたクリスマスツリー、高さは60cm。今は当家に。


サンタさんのイチゴの帽子に、孫は大喜び!イチゴ大好物。
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「手当て」

2019-12-20 13:03:00 | 庭の花木
 寒、暖、寒、暖・・そして今日は暖、明日は寒の予報。最近、気温が乱高下。体調も乱高下、当然プールもお休み、2か月も。早く、泳ぎたい。「花みたり、鳥みたり、畑みたりしてのんびり過ごしているのに、人ごみの中に何度も行って、人ばっかり見ているから疲れたんだよ。今日はカツ食べて、ゆっくり寝な!」と友人から喝を入れられた。確かに、田舎暮らしなので、人ごみは疲れる。
 勇気を出して、医者を変えた。先生は丁寧に話を聞いてくれ、聴診器をあてる。何年ぶりだろう、聴診器をあてられたのは。パソコンに向かい、薬を出すだけとは違い、手当をうけると、安心感が違う。母親が、風邪をひいた子供の額に手を当てるように、手の平には、何かの力があるのではないか。単に、熱を確認するだけとは思えない何かが。風邪をなめてはいけない、万病のもとというから・・。
 今、当家で一番きれいに紅葉しているのは、ブルーベリーの葉。一枚一枚、紅葉にハズレがなく、枝のてっぺんから下まで赤一色。青空に映えてきれい!肝心の実は、ほとんどつけない。手入れ不足に加え、大事な時に、枝を切ってしまうからかもしれない。
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「さりげない日常」

2019-12-16 13:24:37 | 野鳥
 冬枯れの庭に、畑に、真っ白な霜が降り、朝の日をうけ、キラキラ輝いていた。きれいな冬の景色。それもつかの間、気がつけば霜はすっかり溶け、土は暖かい陽ざしに包まれた。本日は風もなく、冬とは思えないポカポカ陽気。ハクモクレンの葉も、リンゴ、ブドウの葉も、サクランボの葉もすっかり落ち、見とおしがよくなった。そんななか、朝からキジやジョウビタキが訪れた。キジはオス。ちょこちょこ畑を走り、辺りをキョロキョロ。私の気配に気がついたのか、けんもほろろに、一目散にかけだした。その足の早いことと言ったら・・。
 一方、ジョウビタキ。細く長く伸びたリンゴや、ブドウの枝を行ったり来たり。羽の白い部分が目立ち、”紋付鳥”の名も。小さな昆虫、木や草の実が好きで、当家にお好みの実があるのかしら?とっても可愛い目をしています。
 こんなにのんびりした朝の情景なのに、当方何となく体調がすぐれない。立場上、つい無理をして外出してしまうので、回復がいまいち。それを知ってか、友人がメールや食物の差し入れ。本当にありがたい。健康でさりげない日常の何と幸せなことか。
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「時の流れ」

2019-12-13 10:56:25 | その他
 「ヒメツルバナ」 タデ科
 早い、1年が本当に早い。ついこの間まで、暑い暑い、とのたうちまわっていたのに、もう12月半ば。個人的に、まだ半年しか経っていない感覚。この1年、何をしていたのだろう、と手帳を見れば、仕事もしていないのに、ほとんどの日にチェックマーク。1年が早く感じるのは、ワクワク感やときめきが少ないから、と何かのTV番組で観た記憶があるが、確かに若い時に比べれば、それらの感覚は少ない。これから将来、10年間を思いやる時、ワクワク感よりも、怖く恐ろしい”その時”を想像すると、ドキドキ感に襲われてしまう。
 可愛いピンク色の花、ヒメツルソバ。草丈は、10cm程度だろうか。地面を這うようにグングンのび、時にグランドカバーによいかもしれないが、雑草にもなりうる。霜が降りると、葉や茎は枯れてしまう。花はコロコロ金平糖のよう。秋の葉は美しく紅葉し、さらに、V字の模様が見どころの一つ。春はまた元気に芽を出す。花言葉「愛らしい、思いがけない出会い」。
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「草津よいとこ」

2019-12-09 16:59:14 | 旅行
 忙しい年の瀬、家族、親戚で、1泊2日の旅。総勢、9名。自然湧出量、日本一を誇る天下の名湯、草津温泉へ。”のんびり過ごそう”を合言葉の旅行のはずが、分刻みのスケジュール。夕刻到着、日はすっかり落ち、夜の雰囲気。食事もそこそこに済ませ、ホテルのバスで湯畑へ。硫黄の香りをたっぷり身に受け、とうとうと流れる湯畑のまわりは、温泉街が広がり、土曜日の夜ということもあってか、観光客でかなりの賑わい。大きなクリスマスツリーの設えもあり、一段と華やかさを増していた。帰宿後、今度は温泉卓球。最初は静観していたが、”やってみない?”の誘い。”その言葉、待ってました!”少し腕におぼえあり。息子と対戦。負けてなるものか、徐々に本気モード。”えっ、うめぇ~”と。中学生時は卓球部だよ~ん。温泉に来たのに・・。
 帰路、八ツ場(やんば)ダム見学。ダム計画が発表されてから60年以上。10月からダムに水をため始めたが、、台風19号で水位が急上昇。わずか、2週間でダム湖が満水に近く、ニュースでも話題になった。その水位もはっきり確認出来た。興味のある方は、どうぞ見学を。
 草津温泉は、白根山へのルートでもあり、何度も訪れたが、八ツ場ダム建設に伴い、道路が整備され、昔のような狭い吾妻峡を通らなくてもよい。高崎~倉渕~草津と車で2時間30分程度。 ♪ 草津よいとこ一度はおいで。
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「出版祝賀会」

2019-12-04 13:42:40 | その他
 「ご機嫌よろしゅうございます」のご挨拶で始まった祝賀会。生誕三〇〇年記念「川上不白茶会記集」出版祝賀会。会場は帝国ホテル。茶会記集は、18世紀後半の、上方や江戸における、茶の湯の様相を伝えるもの。いつ、どこで、誰と、掛物、釜、香合、花入れ、花、水指、茶碗、茶杓、茶入れなどのお道具、そして、その日の献立などが、およそ900頁にわたって記されている。パラパラとめくった中でも、江戸時代の献立はなかなかおもしろく、食材の豊かさは興味深い。
 一方、不白筆記。師に学んだ事柄を詳細に書きとめ、茶の湯を説いた書物。読み下し文で記されていて、私のような凡人でもなんとか・・・。茶之湯ハ常ノ事也。道心礼義第一也。・・(書物の帯より)
書物があまりに立派すぎて、私には”猫に小判”の感があるが、少しずつ読み進め、心に留めてゆきたい。
 会場には全国からおよそ700名。○○藩主の末裔とか雲の上の存在の方のスピーチ、端唄、清元のお祝いの演奏。700名のあでやかな着物姿は圧巻!
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