「薄器が欲しい・・私は清水卯一の茶碗かな・・錠鉄の茶碗も欲しい・・それもいいけど、矢筈の長板も欲しい・・お軸いいですね・・流祖の花入れも欲しい・・」。全部欲しいものだらけ。
お茶会の帰り、食事をしながら、ひとり一人が欲しいものを、それぞれがあげていく。貰えるとしたら、どれが欲しいかと・・。全くの絵空事ではあるが、お茶道具の話題は楽しい。
新型コロナ「5類」への移行により、茶会が徐々に開かれるようになった。21日(日)、高崎茶道会、皐月会が感染対策をしながら、大聖護国寺で開催された。参加者は、人数制限があり、畳薄茶席(江戸千家)、立礼薄茶席(大日本茶道学会)の2席。久方ぶりの茶会とあって、気持ちが華やぐ。なかなか拝見できないお道具ばかりなので、同じ流派の仲間での会話は、共通点があり、話が弾む。この時期、青葉、若葉のさわやかなお庭を背景に、それぞれのお道具を愛し、風情をいつくしむ先生のお心やお人柄が映し出される。
ところで、お茶といえば、季節のお菓子も楽しみの一つ。今回は2席とも「落とし文」。初夏の上生菓子。「落とし文」は、初夏の季語、と知った。「落とし文」とは、もともと人目をはばかる手紙や恋文などを直接渡さず、渡したい人の近くに落し、拾わせる置手紙のこと、とネットに記されていた。なんと、風流な情景でしょう・・現代なら、さしあたりラインかも。
初めての護国寺。桂昌院ゆかりのお寺とのこと。「桂昌院」と名のつい枯山水庭園。さわやかな初夏の一日。ぬくもりのあるお茶会でした。
お茶会の帰り、食事をしながら、ひとり一人が欲しいものを、それぞれがあげていく。貰えるとしたら、どれが欲しいかと・・。全くの絵空事ではあるが、お茶道具の話題は楽しい。
新型コロナ「5類」への移行により、茶会が徐々に開かれるようになった。21日(日)、高崎茶道会、皐月会が感染対策をしながら、大聖護国寺で開催された。参加者は、人数制限があり、畳薄茶席(江戸千家)、立礼薄茶席(大日本茶道学会)の2席。久方ぶりの茶会とあって、気持ちが華やぐ。なかなか拝見できないお道具ばかりなので、同じ流派の仲間での会話は、共通点があり、話が弾む。この時期、青葉、若葉のさわやかなお庭を背景に、それぞれのお道具を愛し、風情をいつくしむ先生のお心やお人柄が映し出される。
ところで、お茶といえば、季節のお菓子も楽しみの一つ。今回は2席とも「落とし文」。初夏の上生菓子。「落とし文」は、初夏の季語、と知った。「落とし文」とは、もともと人目をはばかる手紙や恋文などを直接渡さず、渡したい人の近くに落し、拾わせる置手紙のこと、とネットに記されていた。なんと、風流な情景でしょう・・現代なら、さしあたりラインかも。
初めての護国寺。桂昌院ゆかりのお寺とのこと。「桂昌院」と名のつい枯山水庭園。さわやかな初夏の一日。ぬくもりのあるお茶会でした。