啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「雪中四友」

2019-01-31 09:31:50 | 庭の花木
「サザンカ」 ツバキ科
 低気圧が発達し、日本海側は大荒れの予報。今夜は関東でも、雪や雨のもよう。しかし、群馬の平野部では、いずれの可能性も低い。そろそろ、一雨欲しいところなのだが。大雪は困るけれど、風にのってちらつく雪、うっすらと地面を覆う程度の雪は、個人的には歓迎。雪がちらちら舞っている景色は、間違いなく”美”そのもの。えもいわれぬ美しさ、まるで妖精のように。こんなこと書けば、雪国の人に叱られるだろうか。
 ロウバイ、スイセン、ウメ、サザンカ・・これ、雪中四友。寒い冬、よい香りで人を和ませる。サザンカは、11月頃から咲いていたのに、遅いアップになってしまった。2月を迎え、そろそろ終盤。春には剪定の時期なのだろうが、枝がワサワサする夏に、一気に枝を落としてしまうので、当家のサザンカの花数はやや少なめ。そして香りも・・ない。そもそも、サザンカに香りがあるのだろうか。
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「アプリの魅力」

2019-01-28 17:28:01 | 庭の花木
 「日本スイセン」 ヒガンバナ科
 今さら何を言っているの?と言われそうだけれど、スマホのアプリは凄い! 購入時に、ついているアプリを必要に応じて利用しているけれど、”こんなのあるの?”と驚いたのは、翻訳アプリ。英語、中国語、イタリア語・・・知らない言語がズラズラズラ~。一瞬にして音声で知らせ、スマホを横にすれば、大きく文字も。便利、すごく便利。びっくりです。でも、これ・・使うかな?消去しようか? まて、まて、これからは、外国人の方も多くなるし・・。やっぱり、このまま入れとこっと。若い人から教えてもらったアプリ、他にも・・あるわ、あるわ・・。
 ”忘れてない? サイフにスマホに火の用心” 防災協会の標語だけれど、改めてスマホの存在価値を確認する。
 スイセンはいろいろ種類があるが、アップしたのは、日本スイセン。一本の茎から、その先端に3~4個の花をつけている。白い花びらの真ん中に黄色の、盃に似た副花冠。あま~い芳香。風の冷たい冬に、凛として咲くその姿に感動するけれど、芳しい香りによっても人の心をとらえる。
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「幸せの時間」

2019-01-25 10:19:12 | その他
「ウメ」 バラ科
 「PKSS、さぁ~、どうぞぉ~」と水泳教室の先生。Pとはプル。足にビート板を挟み、両足を固定し腕だけで泳ぐこと(25m)、Kとはキック。脚だけで泳ぐ、つまりバタあしのこと(25m)。SSとはスイム。普通の泳ぎ(クロール50m)。合計100m連続。これ、ウオーミングアップ!ふぅ~・・。ここからが本番!! 1レーンに2人ずつ、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、みっちり1時間。かなり、へとへと。最後は、ノーブレス25mのプレゼントも。疲れるけれど、とても幸せな時間。
 その、プールの植え込みに咲いている梅の花。白もあれば紅も。もう満開。近づけば、あま~い、ほのかな上品な香り。きつくない梅の香りは、ホッと心がなごみ、一番好き。これも幸せのひととき。しかし、当家のしだれ梅は、蕾が硬く、一向に咲く気配を見せない。
 天気予報によれば、本日、北海道を中心に吹雪。日本海側でも広範囲で大雪の予報。一方、われわれ群馬の平野部では毎日晴天。乾燥続きで、風邪やインフルエンザが流行。少しお湿りが欲しい。


紅梅も満開。青空に映えて美しい。
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「春よ 来い」

2019-01-22 16:32:49 | その他
 「ミツマタ」 ジンチョウゲ科
 チケットを頂戴し、水森かおりコンサート、義妹と愉しんだ。正直、一曲も知らない(失礼)。何曲聴いても、全部同じような曲に聴こえてしまう(またまた失礼)。けれど、最高に愉快なコンサート。彼女の歌唱力、チャーミングさ、飛んだり跳ねたりサービス精神はさることながら、司会者が抜群のセンス!どっと、笑いの渦に巻き込むテクニック。さすが、プロ。幾度となく行っているコンサートの中で、司会者の名前を覚えたのは初めて。
 ミツマタを持ってきました、とUさん。枝がどんどん三つに分かれ、樹高も2m程もあるとのこと。早速花入れに。ミツマタは、その名のとおり、次から次へと枝が3つに分かれるのでミツマタ。冬はすっかり葉を落とし、春になれば、黄色い花をつけるのだが、今はまだ、硬い蕾のままうつむいている。春をじっと待ちわびているかのように・・。挿し木にしようかとも考えたが、冬では少し無理かな?春になったら、挑戦しよう。原産地 中国。
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「シモバシラの霜柱」

2019-01-19 10:32:49 | 庭の花木
 冬の寒い朝、あちこちに霜柱・・なんていう光景は、過去のことだろうか。霜は見ても、霜柱は見かけない今日この頃。その昔、学校に通う道は舗装されていなく、朝はガチガチに硬くなった土の道を、ザクッ、ザクッと靴で踏みしめたその音や、足裏に残るその感触は、今でも記憶の中にある。年を重ね、今頃になって、そんな思い出の一片が、庭の片隅のシモバシラを見て、ふっと頭をかすめた。
 秋、茎にそって小さな白い花が、横を向いて、下からズラズラズラーと咲くシモバシラ。花が終わると、根元から30cm程残し、茎を切る。その茎は、枯れてしまうが、そのまま放置。それが、冬になると、あら、不思議! そこには氷の結晶が!それが植物の名の由来。このような状態になるには、寒いというだけではなく、いろいろな条件が重なるようだ。
 寒い朝、こんな景色をみるのも、冬ならではの楽しみだ。



シモバシラの花。可愛く清楚。
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「カラカラ天気」

2019-01-16 15:07:11 | 庭の花木
 「ウグイスカグラ」  スイカズラ科
 雨が降らない。記憶している限りでは、一か月以上もこの状況が続いている。県内、北部では、かなり雪がふっているというのに・・。澄んだ青空は、とても気持ちがよいが、しかし最近、あまりにも空気が乾燥している。学校ではインフルエンザが流行し、学級閉鎖、学年閉鎖もあると聞く。天気予報では、むこう一週間、雨は期待できそうにない。このカラカラ天気、終止符はいつ?
 ウグイスカグラは漢字で鶯神楽。ウグイスが鳴く頃、開花を迎えることからの命名、という説もあるし、また、この木は小枝が多く、ウグイスが隠れるのに都合がよく、ウグイスカグレが変化し、ウグイスカズラになったという説もあるらしい。今は、葉のない小枝に、淡いピンク色の小さな花。春が来たか、と思わせるような空気感。本格的な春になれば、若葉と共に、枝についた筒状のたくさんの花が、命の輝きを見せてくれる。
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「可愛い訪問者」

2019-01-13 16:34:08 | 野鳥
 「ねぇ~、ねぇ~、こっち向いてよぉ~、ちょっとでいいの。ねぇ~ったらぁ~」。この可愛い訪問者は、そんな私の気持ちに全く気がつかず、ちょこちょこ足早に動き回る。少しもじっとしてくれない。そっと、そ~っと窓に近づき、こちらの気配を感じられない様に、シャッターを切る。その瞬間、チラッと振り返ったかと思ったら、パーッと空へ飛んで行ってしまった。
 ジョウビタキの特徴は、何といっても羽の一部に、白い紋のようなものがあること。一目で、即確認できる。小さな昆虫、木の実や草の実が好物とか。くるっとした小さな目がとても可愛らしいが、強い縄張り意識があり、鏡に映った自分の姿にさえ攻撃するのだとか。
 冬の野鳥の中でも、ジョウビタキはひときわ美しい。
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「慈しみ」

2019-01-10 10:04:10 | 庭の花木
 「ワビスケ」  ツバキ科
 月1回のボランティア活動も、今年で6年目。毎日サンデーなのだけれど、わりあい毎日忙しく過ごしている為、自身だけで行える活動としては、お茶のお稽古。施設に伺えば、馴染みの方も多く、名前もだいぶ覚えた。月1、たった6年、しかし、されど6年。以前は元気でいらした方が見えなかったり、表情に変化があらわれたりすると、気がかりになる。勿論、全く変わることなく「先生は、いつも珍しいお花を持ってきてくれる。先月は、マユミでしたよね。覚えたんですよ」とおっしゃる方も。そんな些細なことでさえ、ボランティアに伺っている身にとっては、嬉しいことの一つだ。
 本日の花はワビスケ。植物名って、かなりユニークなものがある。例えば、鳥からつけられたもの、味から・・虫から・・器具から・・いろいろあるけれど、ワビスケは・・人の名前から?
 今が見頃。花はおちょぼ口のように半開き。小さく一重。花の少ないこの時季、茶花として重宝する。
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「限界を決めない」

2019-01-07 13:24:15 | 庭の花木
 「ロウバイ」 ロウバイ科


 前回会ったのは2010年。あれから9年ぶりの再会。この間、彼女達は結婚、出産、育児と人生で一番忙しく、しかし希望に満ちた時を生きている。全員30代。サービス業、コンサルタント、教育関係・・バリバリ社会で活躍している。愛らしい顔は、高校時代と変わらない。いや、むしろ、一人ひとりきら星のごとく輝いている。若さはそれだけで素晴らしく、自分の追い求めるものを形に表し、自分だけのてっぺんを築いていける可能性がある。実に羨ましい限りだ。一方、自身はどうかと問えば、長い間生きてきた経験値から、あれは出来ない、これも出来なそう、と勝手にあれこれ理由をつけ、出来ないことにしてしまう。若い世代に接し、まだ、あれも出来そう、これも出来るかもしれない、と考えをあらたにした。
 澄んだ冬の青空に、甘い香りを漂わせ咲く黄色い花、ロウバイ。12月頃から咲き始め、今が見頃。ロウを塗ったような質感の可愛らしい花は、中国が原産。今日の新聞、群馬版にも、”新春の香り高く 安中”というタイトルで、安中市松井田町 ”ろうばいの郷”が紹介されていた。
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「はじまりの日」

2019-01-04 11:21:53 | その他

 新年 おめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
今年は、亥年。十二支の最後の12番目。動物では、猪の文字。自身のイメージでは、好感度はいま一つ。例えば、猪突猛進とかニュースにも扱われるが、田や畑を荒らし、どちらかといえば”困りもの”というマイナス感がある。しかし、人間との関わりは古くからあり、数多くの土偶が出土されているという。これは、猪は多産であり、人間は、これにあやかろうと土偶を作って、子だくさんや豊作を祈ったのではないか、という説らしい。また、お茶でも、11月の炉開きには、亥の子餅(いのこもち)を使う。これは、江戸時代、亥の子の日に、炬燵びらき、炉びらきが行われ、この日に炬燵や火鉢を使い始めたそうだ。
 元日は、一家で菩提寺にお年賀のあいさつし、その後墓参。長年の当家の行事。今年の初詣は、妙義山、中之嶽神社。ちょっと、ドライブがてらと出かけたのだが、車の渋滞。かなり広い駐車場も満車。神様に祈願するのも楽じゃぁない。そして、伊香保温泉へ。
 一家揃っての三が日は、またたく間に過ぎてしまった。
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