啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

バイモユリ

2017-03-31 12:41:43 | その他

「バイモユリ」 ユリ科
突然襲ってきた高熱。過去に経験したことがない程の体調不良。何と、インフルエンザと判明。予防接種していたのに…。最悪の事態が数日間続く。多少、体調が整ったのもつかの間。今度は風邪をひいて微熱。もう3週間、気分がすぐれない。しかも、思わぬパソコンの故障。ブログが更新できない。“機械は壊れもの”と認識した。スマホでも更新できるように、新しく買いかえ、パソコンも息子殿が送ってくれ、どちらでも更新できるよう対策した。機械音痴の当方としては、悪戦苦闘‼
「ブログ更新されないけど…どうしたのかな?心配しています」と、メールや電話。どうやら、ブログが安否、生存確認になっている模様。心配かけて申し訳ないやら有難いやら。…という事で、いつも訪問してくださっている皆様、辛抱強くお待ち下さりありがとうございました!
開くよ 、 開くよ、 さあ~開くよ と囁きあっていた庭の草花も、今では壮大なシンフォニーを奏でている。色彩が乏しかった庭は活力がみなぎっている。バイモユリはアミガサユリともいう。下を向いて咲くので、花の内側がよく分からないが、網状の模様がある。草丈、50㎝位で淡い黄緑色が、いかにも新鮮で春そのもの。若々しく、希望に満ちた花色。
スマホで初めて更新しました。写真が心配です。
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「ヒマラヤユキノシタ」

2017-03-10 10:28:47 | 庭の花木
 「ヒマラヤユキノシタ」  ユキノシタ科
 3月は別れの季節。職場で、苦楽を共にした、仲間の送別会に、お招きいただいた。過ぎ来し方を思いだし、その月日を懐かしんだ。多趣味で、退職後、国家試験に挑戦するという。ひよっとしたら、これから先、まだ知らないご自分に出会えるかもしれませんね。いろいろな事に、好奇心と興味を持っていることは素敵な事。人生は一度きり。後悔しないよう、自分に与えられた命を、生ききりたいと思うこの頃です。そして、3月は夢と希望に満ちた月でもある。進学、あるいは社会にと羽ばたき、新しい出会いが、すぐそこに待っているのですから。
 真冬のような寒さが続いている。乾燥して、空気はカラカラ。地面は砂漠のように、パサパサ。期待していた雨もわずか。それでも、庭では、どっしりと厚みのある大きな葉を、地面に広げ、ヒマラヤユキノシタが咲き始めた。当ブログ、初登場。まだ、一輪しか咲いていないが、数日すれば、蕾が開き、ピンクいろの花びらが、幸せの温もりを感じさせてくれるだろう。
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「クロッカス」

2017-03-07 14:02:05 | 庭の花木
 「クロッカス」  アヤメ科
 春は、茶会のシーズン。日曜日ともなれば、あちらこちらで大茶会が開催される。亭主は、客に、一服のお茶を楽しんでいただくために、茶室のしつらいに心を配り、茶道具にも最新の注意を払う。客も、それらを拝見するのが楽しみでうかがう。5日、友人と私との共通の知人がお席もち。10人ほどしか入れない茶室でお濃茶。2時間程待って、ようやく席に入れたが、口に含めば、まろやかな風味と、良く練れていたお茶に、“美味しい、待っていた甲斐があったわぁ~”と、長時間の苦痛も帳消し。そして、もう一つの楽しみが、お菓子。和菓子には、目を楽しませる季節の色彩がある。食べてしまうのが、もったいないほど美しく、菓子職人のセンスに感服する。うららかな春の日、作法など気にかけず、一服のお茶をいただきに、茶会にお寄りになっては如何でしょう。
 冬の終わりを告げる花、クロッカス。庭の片隅で、紫色の花を見つけ、ここに植えてあったのか、と気づかされる。草丈も、10cm程で小さく、地上すれすれに咲く。葉も、縦に白くすじが入っている。寒さに強く、露地植えならそのままの状態で、ほおっておいても大丈夫。花色は、個体の他にもいくつかあり、それぞれの色の花言葉がある。
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「オオイヌノフグリ」

2017-03-04 10:51:09 | 山野草
 「オオイヌノフグリ」  ゴマノハグサ科
 岡山あたりでは、春告鳥の初鳴き、またヒバリのさえずりも確認したと、気象予報士の明るい声が、ラジオから流れた。ここ一週間で、日中の長さが、15分程のびているという。1日およそ、2~3分長くなった計算で、1日単位ではあまり実感がないが、週単位にすれば、確実に日がのびているのがわかる。春告鳥とは、もちろんウグイスの事。日本人なら、誰でも知っている、あのホーホケキョ。
今はまだ練習中で、うまく鳴けないかも知れないが、サクラがほころび始める頃には、きっと上手になっていることだろう。
 コバルトブルーの小さな花が、陽だまりの地面に広がり、今が盛りとばかりに咲いている。あぜ道で、強風にも負けず、霜にも耐え、見るものが、ハッとするほどの清楚な色合い。実に可愛らしい花姿だ。一般的な野草なので、名前はわからなくても、きっと、一度はみた事があることでしょう。ブルーの美しい花から、想像がつかない名前ではあるが、一度覚えれば忘れない・・たぶん。そういった意味では、名付けた植物学者に感謝。何事も、プラス思考で・・。花言葉 「信頼 清らか・・」
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「ザゼンソウ」

2017-03-01 15:33:10 | 山野草
 「ザゼンソウ」  サトイモ科
 昨年の今頃、埼玉県、小鹿野町、堂上のセツブンソウ自生地を訪れた際、縁あって、いく鉢か譲って頂いたお宅へ、友人と共にお尋ねした。庭にも、ご自宅の隣の山の斜面にも、昨年の種がこぼれたのか、たくさんの花が咲き乱れていた。山の斜面を下ると、川へと続いてゆくのだが、途中、湿地があり、ザゼンソウを発見。通常、もう少し茶色かと思うのだが、個体の苞は緑色。その中に、ずんぐりとしたぶつぶつの部分が花。それも、緑色なのでわかりにくい。撮る角度をいろいろ変えてみたが、湿地なので、踏み込めず、写真はいまいち。ネットの情報によれば、開花する際に、発熱がおこり、その為に、あたりの雪を溶かし、いち早く顔を出すという。この時期は、数の少ない昆虫を独占し、受粉の確立をあげるとのこと。なお、苞の中にある花が、座禅する僧の姿に似ていることからの命名とか。
 本日から3月。春一番はとうに吹き、草花が土を突きぬけ、葉を出してきた。季節は着実に移っている。山では、もう、根開きがみられるだろうか。春になると、木のまわりだけ雪が溶けていくあの現象。木の肌の黒が、太陽の光を吸収し、温まるとその熱が、木のまわりを溶かす。透きとおるような、黄緑色の若葉をたのしめるのも、そう遠い事ではない。

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