10/28,29の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

昨日はまる一日引きこもってセリ名簿チェックで、札幌も気温が下がってきたし腰痛悪化が気になる今日この頃ですが、秋天回顧はこれからやります…
あと今年も配合大喜利をやろうということで、ちょっと変化球な案件ですが後ほど告知しますのでよろしくお願いします

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したイクイノックス(牡4歳)が日曜東京11Rの天皇賞・秋(G1･芝2000m)を勝ちました。

★シルクホースクラブ
父キタサンブラック
母シャトーブランシュ(キングヘイロー)
牡　募集価格：4000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105219/
母シャトーブランシュはマーメイドS勝ち馬で、トニービンやAllegedやNureyev譲りのナタの斬れを武器とした重厚な差し馬でした。そこにキタサンブラックだとやや重すぎるきらいはあるのですが、母父がマイラーのキングヘイローなので全体の配合形やバランスは良いです。Lyphard5･5×4とHalo4×4のクロスで、母父のスピードで先行し父と牝系のスタミナで粘る中距離馬にうまく出たのではないかと思います。父同様の成長曲線にも期待できるので、古馬になって更に楽しめる馬でもあります。(望田)
【8月2日追記】
母シャトーブランシュは現役時代にマーメイドS(G3)を勝ったほか、ローズS(G2)でも2着と健闘しました。ディープインパクトとダンシングブレーヴはニックスですが、これはディープインパクトの母の父 Alzao とダンシングブレーヴが相似な血であることが理由です。母の父キングヘイローはDrone≒Halo≒Sir Ivor3×2･3という異様な凝縮を持っており、父の父ブラックタイドはHalo≒Sir Ivor2×4。血統構成はかなり近いので、両者が2～4代目ぐらいの適度な距離に配置されたとき、最大の効果を発揮するのではないかと思います。本馬はその条件にあてはまり、なおかつ、ブラックタイドとキングヘイロー以外の部分が異系色の強い血で構成されているので好ましいでしょう。さらに、サクラバクシンオーとキングヘイローの組み合わせも実績十分(ローレルベローチェ、キタサンミカヅキなど)。芝向きの中距離タイプ。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2022(』で栗山求が推奨したルージュプレジール(牝2歳)が日曜京都3Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

★東京サラブレッドクラブ
父ドゥラメンテ
母サンドグロース(Mr.Greeley)
牝　募集価格：2400万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021102977/
母方にGone Westを持つドゥラメンテ産駒はニックスで、タイトルホルダー(天皇賞・春、宝塚記念、菊花賞、弥生賞、日経賞)を筆頭に18頭中12頭が勝ち上がり、連対率40.2%、1走あたりの賞金額961万円という成績。ドゥラメンテ産駒全体が21.0%、201万円なのできわめて優秀です。本馬はこのパターン。近親にこれといった大物はいませんが、タイトルホルダーと同じくSadler's Wells、Shirley Heightsを併せ持つ配合。一発に期待できます。芝向きの中距離タイプ。(栗山)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2023)』で栗山求が推奨したシトラール(牡2歳)が日曜東京2Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

シトラール(牡・父スワーヴリチャード、母ジンジャーパンチ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021105596/
母ジンジャーパンチは米古牝馬チャンピオンに輝いた名牝で、すでにポタジェ(大阪杯)、ルージュバック(毎日王冠など重賞4勝)を産んでいる。父スワーヴリチャードはジャパンCと大阪杯を勝った活躍馬。「父の父サンデーサイレンス、母の父Unbridled's Song」という配合構成は、三冠馬コントレイルと同じ。母方にAwesome Againを持つハーツクライ産駒はダート向きに出る傾向があり、息子のスワーヴリチャードとの配合でも、似たような傾向が出る可能性がある。芝・ダート兼用タイプでポテンシャルは高い。(栗山)

■土曜新潟4R障害オープン　ウィンドリッパー(一口＆POG・望田)
■土曜京都7R1勝クラス　グランヴィノス(POG・栗山)
■土曜東京11RアルテミスS2着　サフィラ(一口・栗山、POG・望田＆栗山)
■日曜東京8R本栖湖特別　ダノンギャラクシー(ディープ・望田)