
実家の本棚に懐かしい本があったのでパラパラみてましたが、10年前とか今読むと赤面するようなことも書いてますな(^ ^;)
ま~今でも、毎日のように恥ずかしいこと書いてますけどね(・∀・)ワッハッハ
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Allegedは凱旋門賞連覇のRibot系の名馬ですが、そのスタミナは日本では伝わりにくいというのが自説で、それはなぜかというと
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a0012f7/
・Tom Rolfeの母PocahontasがRoman産駒でBuchanをクロスするので、この圧倒的な米血パワーがONになりやすい(フォーティナイナーが伝える傑出したパワー加速も母父Tom Rolfeの影響が大)
・Allegedが持つWar Admiral3×4は、日本の高速馬場では力馬っぽさとして表現されやすい
・Determineが持つAlibhai×Mahmoudの組み合わせもダートの大物によくみられるように、硬く力馬っぽい体質を伝えがちである
ようするに体質の硬い、突進型のスプリンター~マイラーか、パワー型のダート馬に出やすいのです
同じRibot系でもGraustark=His Majestyきょうだいの場合は、母が“ハイインローの肝っ玉母さん”Flower Bowlなので、こっちをいじくることでスタミナを表現しやすいんですよね~
母父Allegedのスタミナで菊を勝ったマンハッタンカフェや英ダービーを勝ったドクターデヴィアス、またTom Rolfe直仔でJC2着のアレミロードなどが、短いところをパワーに任せて突進するような産駒をよく出したのは、この父系のパワーの要素がONになりやすいからなのです
しかしこのスタミナを高速馬場向きにうまくカスタマイズすることができれば、マンハッタンカフェ→ヒルノダムール親子やデルタブルースのようなステイヤーをつくることもできるわけで、ではこの3頭がどのようにカスタマイズしていたかというと、マンハッタンカフェ(Halo≒Boldnesian2×4)、ヒルノダムール(Halo≒Boldnesian≒Red God3・5×5)、デルタブルース(Halo≒Sir Ivor3×4)と、サンデー経由でHaloのニアリークロスの力を借りていたわけですね~
だからこれらはスタミナはあっても、Tom Rolfe的Alleged的な力馬っぽい走りはあまりONになってないのです
今年の菊にはエタンダール、スカイディグニティ、フェデラルホール、ベールドインパクトと4頭のAlleged持ちが出てきますが、ベールドインパクトは「アレミロード的な中距離馬で内回り向き」と書いてきたしだからすみれSしか◎は打ったことがないですが、他の3頭はHaloのニアリークロスやナスキロ柔さが大なり小なりONになっているので、Allegedの力馬っぽさはあまり感じられない…というのが私の見立てです
同じクロスでも、『何を』経由してのものなのか、で全く威力が変わるのですね。
スカイディグニティの血脈表と戦績を、さっきから眺めてましたので、もっさんのエントリーで得心がいきました。
しかし…
写真の本、読みた~い(^∀^)ノな。
いちょうと富士は馬券総合でやりますよ~
障害といえど、中山の大障害をバクシンオーの子が勝つなんて
当時びっくりしました。
全く違うんですがアファームドとよく混乱します。
今頃の新潟芝2200はナカヤマフェスタ風の馬の方が有利かなとか考えながら気がつくといい時間になっているのでもう寝ます。
実はほんの数日前にAmazonで別冊宝島375を買い戻したところです。
この本の望田さんと栗山さんの対談は、血統の基礎知識や馬産家の歴史などコンパクトにまとまっており、非常にオススメです。
その別冊宝島375(写メの黄色い表紙のやつです)ですが、なぜか実家に二冊あるので欲しい人がいたら差し上げます(競馬場受け渡し可)
明日淀に出陣します。
もう買い手wがついておられますか?
明日はふつうに下で観てますので、どこかで受け渡します