中山11R皐月賞
◎10.クロワデュノール
○13.アロヒアリイ
▲16.サトノシャイニング
△11.ミュージアムマイル
×15.ヴィンセンシオ
土曜の中山芝はかなりの高速馬場。皐月賞が1分57秒台の高速決着となったのは過去に3回あり、その連対馬6頭のうち5頭がディープインパクトの血を引いている(勝ち馬は3頭は全て)。そして土曜の芝レースの勝ち馬も全てディープインパクト(ブラックタイド)の血を引いている(5Rはキタサンブラック産駒)。
クロワデュノールはキタサンブラック産駒として満点に近い配合で、その配合の良さが馬体やレースぶりにくっきりと表現されている。母父がダンジグ系のマイラーだから中山でも好位で立ち回れるし、断然人気だが血統予想としてはあまりケチをつけたくない馬だ。北村友一が馬を信じて横綱相撲だろう。
高速決着で相手に取り上げたいのは、マイラー寄りのスピードや機動力という点でサトノシャイニングとミュージアムマイル。ともにベスト距離は1800だろうが、そんなタイプのほうが好走しやすいレースになるとみる。
穴となると高速馬場で動けるかどうかだがアロヒアリイ。アンライバルド、ヴィクトリー、フサイチコンコルド、リンカーン、アドミラブル、アリストテレス、コナコースト…。バレークイーンの牝系は3歳クラシックで走る。そしてドゥラメンテ産駒の大物は3歳春に急上昇する。ドゥラメンテ産駒が4頭、バレークイーン牝系が3頭出てきたが、大駆けの魅力はこれではないか。
----------
例によってNETKEIBAの全頭血統解説から1~3着を
ミュージアムマイル
アルターやチャーチクワイアの甥で、ペッレグリーニのイトコで、母ミュージアムヒルはJRA3勝(全て芝1600)。牝祖サンタフェトレイルからはキングストレイルやサンタフェソレイユが出る。リオンディーズ×ハーツクライはインダストリアと同じ。朝日杯FSは巧く立ち回って2着。弥生賞はあの馬場あのペースだと2000は少し長いのかも、というゴール前の脚色だった。良馬場のスピード競馬ならもう少しやれると思うが、ベスト距離は1800だろう。(距離○スピード◎底力◎コース○)
クロワデュノール
アースライズの半弟で、母ライジングクロスはパークヒルS(芝G2・芝約13F)勝ち。母父Cape CrossはロッキンジS(英G1・芝8F)勝ち馬でロジユニヴァースの母父。父キタサンブラックは年度代表馬でイクイノックスなどを出し成功。母母のところだけNorthern Dancerの血が入らず、母父がマイラーというのはキタサン産駒の走る配合パターンだ。母父がマイラーでSir Ivorのクロスだから中山で立ち回れるし、持続力と底力と成長力は最右翼。つまり最有力。(距離◎スピード○底力◎コース◎)
マスカレードボール
マスクトディーヴァ(父ルーラーシップ)の7/8同血の弟で、トゥーフェイスの半弟で、オメガヴェンデッタやマスクトヒーローの甥で、サンライズソアやベラジオソノダラブのイトコ。母母ビハインドザマスクはスワンS勝ち。ドゥラメンテ×ディープインパクトはロードアヴニールと同じ。しなやかストライドで東京の共同通信杯を快勝も、ホープフルSの走りを見ると中山のコーナリングには不安あり。父のような芸当は難しいだろうが、3~4角をどう回ってくるか。(距離○スピード◎底力◎コース○)
クラブやセリのお仕事が重なっていてPOG書籍のほうにまだ全然とりかかれない状況で、しかも水曜から東京入りということでいろいろ前倒しで、とりあえず回顧は今日中にサラッと終わらせておこうということで…
「1分57秒台の高速皐月賞はディープインパクトの血が強い」というデータをとってたときに気づいたんですが、24年ジャスティンミラノと16年ディーマジェスティは共同通信杯を、17年アルアインは毎日杯を勝っての皐月賞参戦で、やっぱり1800重賞を勝つようなマイル寄りのスピードは求められるんやなあ…と
となると、共同通信杯を勝ったマスカレードボールはドゥラメンテみたいに乗らないと届かないだろうというぐらいの大跳びなので、きさらぎ賞を差して快勝したサトノシャイニングと、朝日杯で◎にしたときに1800ベストだろうと書いたミュージアムマイル、クロワの相手はこの2頭で決まりじゃないかと思われたのですがそれではどうも面白くないので、他の理屈を引っ張り出してアロヒアリイを穴馬に抜てきという予想になりました(^ ^;)
ハナがジーティーアダマンでもピコチャンブラックでも前半は速くなるとは思えなかったので、となると上がりのケイバにはしたくないファウストラーゼンがまた向正で動くだろうと、結果は前後半59.3-57.7、ファウストがハナに立ってからの上がり5Fが全部速くて、中山内回りでの高速巡行力が問われるレースに
道中はあちこちでぶつかったりゴチャついたり狭くなったり、いろんなことが起こってましたが、クロワデュノールの北村友一は圧倒的な支持を集めた1人気の乗り方としては大きな間違いはなかったと思うし、スタミナは十分な血統だし父中距離×母父マイラーですから前で受けるのも乗り方としては正しい
90点ぐらいの騎乗やったと思うし、90点でもだいたい勝てたはずなんですが、なんせマジックマンが120点叩き出してしまったので…敗因はそれ以外にないでしょう
ミッキーファイトがアンタレスSを快勝した後に「エアグルーヴ牝系でもソニックグルーヴの枝だけはフレンチデピュティに塗り替えられてる」と書いたのですが、フレンチデピュティとノーザンテーストが出会うと両者のパワーの要素が表出してくることはままあり、ミュージアムマイルの走りにもそんなところは見て取れるので、だからリオンディーズやハーツクライよりも小回りがききますよねこの馬
それにしてもジックリ中団を進み、強い向かい風のバックストレッチでは大本命を前に見る位置で何なら風よけに使い、稍重の弥生賞では最後止まってしまった1800馬の末脚を温存しつつ、直線ではAureoleの薄いクロス馬を馬群の外にエスコートして本命馬の外から襲いかかる
皐月賞ではどう乗ってほしいですか?とミュージアムマイルに事前にアンケートをとったら、○をつけた項目を全部やってくれたというね、もう毎週毎週すごいすごいと言っててもしょうがないんですが、またまた名騎乗かぞえうたでした
マスカレードボールはやっぱり3~4角は苦しいというか置かれ気味で、それでも武史は無理してガシガシ追い上げるようなことはせず、4角を斜めに直線的に走りながら追い出すという、大跳びのマスカレードが中山内回りを走破するには、そして次のダービーにつなげるにはこれしかないだろうという乗り方
でもさすがにそれでは馬券内までは難しいのではと思ったんですが、直線だけで3着まで届いたのはすごいの一語で、ディープインパクト×ダンシングブレーヴのニックス特有のしなやか斬れで差す馬ですが、ダンシングブレーヴはメリハリつけて乗ったほうが爆発するんやなあ~と改めて
サトノシャイニングは返し馬を見ても、これは外枠だと折り合うのが大変そうやなあ~と思われましたが、レース中は他馬と接触するたびにうなっていて、接触そのもののロスよりも力んでしまったロスが大きかったかなと…シックスペンスと同じような負け方で、前向きで機動力がありすぎるキズナはなかなか大変
アロヒアリイはこの時計ではそもそも狙い目がなかったかもですが、一発狙うならやっぱりヴィクトリーのパターンしかないですから、ファウストの捲りに呼応して和生スペシャル出したのは間違いじゃなかったと思いますね
キタサンブラックの大物が横綱相撲で前受け、それをマイル重賞で好走してきた1800馬が名騎乗ベストパフォーマンスで差し切り、そしてトニービンとダンシングブレーヴの血を引く大物がこれは届かないだろうというところから豪快に追い込んで3着
ジオグリフ、イクイノックス、ドウデュースの順に入線した、あの皐月賞がオーバーラップした人は少なくないでしょう








水曜から東京入りと言うことは土日は府中ですか?
私はロジャリーマインの応援で日曜は府中です。抽選除外だけは勘弁して欲しいな。
でもそれに呼応して一緒にきたブービー人気のドラゴンブーストに前に入られたのはイヤやったと思うな…もう3角ですからね、半ば反射的にパスしたと思うなあそこは
単勝150円でドラゴンブーストの後ろにいるのはイヤですね
ドラドンの後ろにいたら西村にすかさず外に付けられたやろし、後ろにいたモレイラはドラゴンが下がってくるのを際どく回避してます