■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2019)』で栗山求が推奨したローウェル(牡3歳)が日曜阪神3Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。
★シルクホースクラブ
父キズナ
母アンティフォナ(Songandaprayer)
牡 募集価格:3000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105470/
アンブロジオ(ファルコンS-4着/父ローズキングダム)の半弟、ラウダシオン(1戦1勝/父リアルインパクト)の4分の3弟。母の父Songandaprayerは2歳時にファウンテンオブユースS(米G1・ダ8.5f)を勝ち、3歳春のケンタッキーダービーでは6ハロン通過1分09秒25という同レース史上最速のペースで逃げまくった快速馬でした。わが国ではサープラスシンガー(函館スプリントS-2着)の父として知られています。父キズナは初年度産駒から函館2歳S(G3)の勝ち馬ビアンフェを出したように、事前の見立てよりもスピード型の産駒が多いという印象です。Songandaprayerを母の父に持つ本馬は1800m以下に適性がありそうです。Songandaprayerの父Unbridled's Songと2代父ディープインパクトが相性良好なのもプラス材料で、これは4分の3兄ラウダシオンにも効果的に作用していると思われます。Storm Cat3×4はスピードを強化するので、2歳の早い時期から仕上がりの早さとスピードを武器に活躍するでしょう。(栗山)
■土曜中京6R1勝クラス ヴァルキュリア(一口・望田&栗山)
■土曜阪神9Rゆきやなぎ賞 レッドジェネシス(ディープ・栗山)
■日曜中京11R金鯱賞3着 ポタジェ(ディープ・栗山)
「Relaunchが入るとだいたい脚質がダラッとするので、前々で流れ込むしかないんですよね」とりろんちさんにもよく言ってるんですが、以下はRelaunchの血を引く重賞勝ち馬の4角順位で、だからといってギベオンが逃げるだろうという発想にはならないのですが(^ ^;)、コントレイルは古馬になってどんな脚質に完成していくのか
ダノンレジェンド(1,1,2,1,2,1,2,1,1)
コントレイル(4,6,4,7,2,5)
ネームヴァリュー(1,1,1,3)
クーリンガー(3,3,1,1,?,?)
ダノンキングリー(3,9,4)
トーヨーリファール(2,2,6)
ワイルドフラッパー(3,3,1)
ミスターメロディ(5,4)
ロンドンタウン(3,1)
ギベオン(1,7)
アポロドルチェ(9)
エイシンバランサー(2)
エイシンビンセンス(2)
ケイアイガード(4)
ストロングタイタン(4)
ダッシングブレイズ(3)
ブラックバースピン(3)
レヴァンテライオン(3)
(クーリンガーの交流重賞勝ちの一部は通過順不明で割愛してます。タゲとNETKEIBAでザックリ調べただけなので抜けや間違いなどありそう…)
空気の読めない大学生「Tom Fool的ピッチ走法なのにコーナリングが下手って面白い」
展開の読めない血統屋「Tom Foolやから逆手前でも内回りを何とか回ってこれるのでは? ドゥラメンテ産駒なら京都駅まで行ってしまうんちゃう(^ ^;)」
デアリングタクトはいかにも叩いて良くなりそうな仕上げではありましたが、香港に向けて課題は残りました
シゲルピンクルビーはSadler's Wells4×3、ノーザンテースト≒The Minstrel5×4、Danzig5×6、Riverman≒Mill Reef5×6などなかなか強力な父母相似配合で、モーリス×High Chaparral×Sinndarという字面よりは完成の早いタイプといえるでしょうが、くりがしらさんによると母系にChief's Crownを引くモーリス産駒はJRAに5頭出走でシゲルピンクルビー、ルークズネクスト、インフィナイトが出ておりよく走っていると
フィリーズレビューを差し切った瞬間に思ったことは「モーリスがついに差して勝ったか」「モーリスやダイワメジャーでも差して重賞勝つんやから、ムーンライトベイが娘に伝えるDarshaan斬れや恐るべし…」
ではつづいて、Darshaanをもつ重賞勝ち馬とその4角順位
ファインニードル(8,6,6,2,3)
タワーオブロンドン(8,7,6,9,7)
サニングデール(11,7,4,6,10)
スマートオーディン(15,9,7,9)
コパノキッキング(4,1,5,13,サウジ?5番手ぐらいから差して勝ったよね)
デンコウアンジュ(7,6,11)
ダノンシャンティ(16,5)
オディール(2)
サイタスリーレッド(1)
シゲルピンクルビー(7)
テリトーリアル(3)
モエレジーニアス(3)
ダイワメジャーの娘でもDarshaanの血が入るとシゲルピンクダイヤやシャレードみたいな脚質になるし、ピンクダイヤやデンコウアンジュが無欲で追い込みに徹したときに激走し、色気を持ってポジションとりにいくと案外なのもDarshaanらしい現象といえます
ファインニードル、タワーオブロンドン、サニングデールのスプリント三傑が1200のG1を斬れで差し切るのも実にDarshaanらしいし、アヴニールセルタンの娘たちもThat's Darshaanという斬れで、みんなルメールが乗ったら後ろでじんわりタメて、ゴール前で最速ラップで差し切るイメージですよね
「Darshaanってなんでそんなに遺伝力強いんすか?」と聞かれたんですが、Darshaanは8戦5勝の仏ダービー馬で、ブサック血脈を駆使したなかなかの名配合で、母がAstronomie3×4、自身はDjeddah≒Arbar≒Tourzima5×3・5と表記できます
北米のワンペース先行で生き残ってきたMan o'War系Relaunch、フランスの斬れ勝負で生き残ってきたMill Reef系Darshaan、ドイツの道悪バラバラで生き残ってきたMonsunのAureole魂、短距離修羅の国で父系を繁栄させつづけるデカ尻デインヒル
サラブレッドの血統は各国で淘汰され選別されて残ってきたわけですが、そういう神髄を日本のレースでもかいま見れるのが競馬の素晴らしいところですね(・∀・)
独特な柔らかい斬れ味はDjebel~Tourbillonの影響が強いんですねぇ。
どう変わるのか楽しみです。
絶対王女のエネイブルを差し切った脚は、まさにDarshaanの本領発揮でしたね。
ユーバーレーベン「生き残る」(ドイツ語)
明日はトラストも久々に出走しますね
血統表見るだけで涙が止まらなくなるから予想コメントが書けない(^ ^;)