■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したクロワデュノール(牡2歳)が土曜東京11Rの東京スポーツ杯2歳S(芝1800m)を勝ちました。
クロワデュノール(牡・父キタサンブラック、母ライジングクロス)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105102/
アースライズ(オークス4着/父マンハッタンカフェ)の半弟。母ライジングクロスはパークヒルS(英G2・芝14ハロン143ヤード)を勝ったステイヤー。母の父Cape Crossは愛オークス馬Alydaressの半弟で、スピード型のGreen Desertを父に持つマイラーながら、Sea the Stars、Golden Horn、Ouija Boardなど12ハロン向きの大物を連発した。大レース向きのスタミナと底力に定評がある。母方にBustinoを持つキタサンブラック産駒にはオディロン(4勝)、ヴェールランス(3勝)がいる。ダービー向き。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤が推奨したレイクストライプス(牡2歳)が日曜東京4Rの新馬戦(ダ1600m)を勝ち上がりました。
★シルクホースクラブ(追加募集)
父American Pharoah
母インファルターメ(Equal Stripes)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105957/
牡 募集価格:5000万円
母インファルターメはエストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞典(亜G1・ダ1600m)勝ち馬でCandy Stripes2×4のクロスをもちます。そこに配されたのがUnbridled系の北米三冠馬American Pharoah。American PharoahはNorthern Dancer5×5ぐらいで強いクロスをもたないので配合的にはうまくまとまりました。UnbridledとCandy Stripesの底力が活きた配合になっていて、Blushing Groom系の美点が表現された動きを見せるのも好感。これからグングン良くなってきそうな馬で、古馬になってダートで大成の期待を込めてピックしました。(望田)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤が推奨したロートホルン(牝2歳)が日曜東京2Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
★キャロットクラブ
父サトノダイヤモンド
母マイミスリリー(Tapit)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105977
牝 募集価格:3200万円
アディロンダックS(米G2・ダ6.5F)勝ちJust Wickedの姪で、北米重賞3勝Wicked Haloのイトコ。母マイミスリリーはガゼルS(米G2・ダ9F)勝ち馬でMr.Prospector4・5×5。典型的な北米スピード血統ですが、Weekend Surprise、Terlingua、Secrettame、Droneと「ナスキロ+Tom Fool」的なスピードが豊富で、ややもっさりした中距離馬が多いサトノダイヤモンドに柔軽いスピードを補強した形になっています。実際サトダイ産駒にしては軽さや機敏さを感じさせる馬。サトノダイヤモンド×ディスクリートキャット(Storm Cat系)のウィズユアドリームは3連勝中で、この配合ならば早期に芝1800あたりで勝ち上がり、オークス路線に乗れるのではないかという楽しみが。(望田)
■金曜川崎4Rオオカマキリ賞2歳2 ホーリーグレイル(一口・望田)
■土曜福島4R障害未勝利 マイネルエール(一口・望田)
■土曜東京11R東京スポーツ杯2歳S3着 レッドキングリー(一口・望田&栗山 POG・望田)
■日曜京都7R1勝クラス オペラブラージュ(一口・望田)
■日曜東京11R霜月S ロードフォンス(一口・望田)
■日曜京都11RマイルCS3着 ウインマーベル(一口・栗山)
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今日はこれから千歳に出向いて、栗山求さん、三輪圭祐さん、村本浩平さんらとともに、IBBA主催「来年度の種付シーズンに向けて~血統のプロたちによる最新種牡馬解説」という研修に参加します。「パーフェクト種牡馬辞典」の鼎談の生バージョンみたいな話になると思いますが、参加者の皆さまよろしくお願いいたします
ブラックブロッサムが引退しクロワデュノールが重賞を勝ったので下記エントリを再掲
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/369ba708674e5d2a9924a042f049b705
クロワデュノールは「母父マイラー」「Halo≒Sir Ivorのニアリークロス」そして「BustedとWordenのクロス」ですからやってることはイクイノックスやブラックブロッサムとほぼ同じすね
11/17ジョッキークラブスプリント(香港G2・芝1200m)を好時計で楽勝したKa Ying Risingは、これで通算[8-2-0-0](全て芝1200)、まあこの日の沙田も全11R中8Rが1400以下というレース体系ですから、脚の速いオカマが次々と台頭する土壌ではあるわけですが
Ka Ying Risingは近ごろの香港のスプリンターにしてはダンジグダンジグした配合ではなく、トライマイベスト≒Dance Numberのニアリークロス4×4・5がズバッと決まってます(下表はトライマイベストの母Sex AppealとDance Numberの母Numbered Account)
配合どおりTom Fool≒Attica的に柔無駄なく軽い捌きでフワフワッとスピードに乗るんですが、それをSex Appeal様とNumbered Account様のラトロパワーが支える図式ですね
素晴らしい
こんなんいつ誰が作ったのかもわからん…