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Hyperionな中山金杯

2010-01-03 18:14:45 | 血統予想

アクシオンはここ2走、京都や阪神の外回りで連勝しているが、どちらも一気に抜け出した後ゴール前では詰められているように、斬れ味で差したというよりはスローのヨーイドンを反応の機敏さで抜け出した…というような勝ち方だった
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2003104374/
母の父Dixieland BandがHyperion4×5・5、祖母の父Sharpen UpがHyperion5×3で、3代母の父は最強のスタミナKey to the Mintだから、血統的にはパワーと粘りに富んだタイプ
サンデー×パワーHyperionのトゥザヴィクトリーとか、ダンス×Dixieland Band×Ribotのデルタブルースとか、母父Dixieland BandでGraustarkのクロスのアメリカンボスとか、あのへんのイメージをもってくるとわかりやすい
走法も柔らかさというよりはパワーで加速する感じで、本質的には中山内回りのほうが合っている脚質ではないかと思う
アーネストリーの2着だった大原Sでも、内回りを上手に捲っていた

サニーサンデーの福島記念は軽ハンデだったとはいえ、レッツゴーキリシマのHペース逃げを追いかけて踏ん張りとおしたのだから価値がある
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006100605/
父マーベラスサンデーの4代母Sticky CaseがCourt Martial×Hyperionで、これがトニービンやスウィフトスワローの「HyperionとFair Trial~Son-in-Law」的スタミナと脈絡するから、ハーツクライのような抜かせない粘りがある馬だ

トーセンジョーダンとヒカルカザブエは、クラフティワイフとサンデーサイレンスの米血を1/4異系的に使い、残りの3/4をHyperionで固めたという意味で、ジャンポケ産駒としても似た配合形といえる
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005102454/
だからどちらも斬れや瞬発力よりも持続力や粘りのほうに持ち味があって、どちらも前走は後ろから行きすぎたのが敗因だろう

みんな大まかにいってHyperion的な脚質だから、4角先頭ぐらいの感じで乗ったほうが味がある馬だと、私は思います

※今アップするときに気づいたんですが、トーセンジョーダンは出ないですね…(^ ^;)


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