『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で栗山求が推奨したサラキア(牝5歳)が土曜東京11Rの府中牝馬S(G2・芝1800m)を勝ちました。
★サラキア(牝・母サロミナ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104793/
シルクホースクラブで募集価格6000万円。エルフィンS(OP)を勝ったサロニカの全妹。母サロミナはドイツオークス(G1・芝2200m)の勝ち馬で、その半妹サンタフェチーフは現在準OPに在籍中。サロミナ&サンタフェチーフ姉妹の母Saldentigerinは独3歳牝馬チャンピオンという筋の通ったファミリーに属している。母サロミナの「Lomitas+デインヒル」という配合はDanedream(凱旋門賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなどG1を5勝)と似ている。そして、Danzigを経由したNorthern Dancerクロスを持っているので父の成功パターンに当てはまる。本質的には古馬になってから本格化する晩成タイプで、距離も2000m以上がベストだが、全姉サロニカがエルフィンSを勝ったように意外に仕上がりの早さがある。姉よりも切れる脚が使えれば大物。(栗山)
『ディープインパクト好配合リスト(2020)』で栗山求が推奨したアカイトリノムスメ(牝2歳)が土曜東京2Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。
アカイトリノムスメ(牝・母アパパネ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018104903/
ジナンボー(新潟記念-2着、小倉大賞典-3着)、ラインベック(東京スポーツ杯2歳S-3着、ホープフルS-4着)の全妹。母は牝馬三冠に加えて阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)とヴィクトリアマイル(G1)を勝った名牝。「ディープ×キングカメハメハ」はワグネリアンやデニムアンドルビーをはじめ多くの活躍馬が出ているニックス。上は気性的に難しいところが垣間見えるので、牝馬に替わってそのあたりが懸念されるところではあるが、問題なければ重賞級だろう。(栗山)
『一口馬主好配合馬ピックアップ(2019)』で栗山求が推奨したフライングバレル(牝2歳)が日曜京都1Rの未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がりました。
★ロードサラブレッドオーナーズ
父ロードカナロア
母スピニングワイルドキャット(ハードスパン)
牝 募集価格:4800万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018102586/
キーンランドC(G3)をはじめ3つの短距離重賞を制したダノンスマッシュの全妹。スプリンターはトップスピードを持続させるスタミナが必要なので、血統内にスタミナ血統を取り込んでいることが重要です。母スピニングワイルドキャットはハリウッドワイルドキャット(米3歳牝馬チャンピオン)の娘で、ロベルト4×3という重厚なクロスを持ちます。本馬はスプリンターとして理想的な配合です。兄と同じくスピードを武器とするタイプになりそうですが、ウォーキング動画を見るかぎり、大きなフォームでゆったり歩くので、距離はマイルあたりまでもってもおかしくないと思います。(栗山)
『望田潤のPOG好配合馬リスト(2020)』で推奨したミエノムガール(牡2歳)が日曜東京2Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。
ミエノムガール(牡・父トゥザワールド・母ムガール)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105294/
ノーステアの半弟。牝祖Intrepidityは英オークス馬。父がNureyev4×3で母がBramalea≒Gold Digger3×3。自身はNureyev≒Sadler's Wells4・5×4とMr.Prospector4×3。そして母父がRoberto系だから「Mr.ProspectorとNureyevとRoberto」のトライアングルを強力に累進した配合だ。地味な父だが走りそう。中距離機動力型。(望田)
土曜京都9R紫菊賞 ヨーホーレイク(ディープ・望田&栗山)
日曜新潟6R1勝クラス アステロイドベルト(一口・栗山)
日曜京都7R1勝クラス シルヴェリオ(POG・望田)
日曜新潟10R稲光特別 クルークヴァール(POG・望田)
日曜新潟11R信越S ジャンダルム(POG・望田)
すすきのの大人のお店の店長がジャンダルム&カリオストロで爆勝(・∀・)
「ぜひ奢らせてくれ」というので昨夜行ってきました
府中牝馬は◎シゲルピンクダイヤと○サラキアの二択で悩んだんですが(馬券的には両方アタマで組みました)、サラキアは重が下手なんじゃなくて揉まれるとまずいだけで、ここも小倉日経につづいて大外一気で鮮やか差し切り、毎日王冠につづいて府中牝馬もサロミナ仔が道悪少頭数で快勝でした
ドイツの名種牡馬Monsunが馬群を嫌うAureole魂を伝えているという話はよく書きますが、上のようにサロミナの母父父Tiger HillもAureoleを引いています
ドイツ競馬というと少頭数ですごい道悪でみんなバラバラに好き勝手なところを走ってる映像をよく目にしますが、揉まれ強さを育む必要があまりないのでAureole魂のスタミナが淘汰されず残っている…というイメージもありますな
エンパイアメーカーなんかもね、少頭数でみんなビュンビュン飛ばして馬群が縦長になるような北米の競馬では逆噴射することが少ないというね、日本で北米ほど大成功しなかったのはそういうこともあるだろうと
カフェファラオとダノンファラオの後先なんて、そういうエンパイアメーカー系の気性を考慮すればだいたい間違わないですよね
土曜東京の馬場はよく分からなかったです……
チューリップ賞や桜花賞みたいなスローにダメなんですね…
渡辺師が少し前から距離延長を考えられてるようですがあながち間違いではないかなぁ
土曜のサラキアなんて持続力の勝利と言っていいのでは
今年の募集馬ではダノンレジェンド産駒が気になるかな、というようなコメント頂いてましたが(ニジンスキー≒ストームバードですね)、タイキの方のお勧めの一頭でした。先週末、牧場で見てきましたが、馬っぷりはなかなかと思いましたので、追加出資検討中です(^^)
サロミナやデインドリームの配合は、ニニスキ≒デインヒルのニアリークロスとも考えられるんじゃないでしょうか。具体的には、ノーザンダンサー、リボー、フレイミングページ≒バックパサー、エイトサーティ≒ウォーアドミラル、ボウペアなどが共通です。
今のようにスローに馬群がギュッと固まってヨーイドンという競馬が確立した英仏の競馬からは古臭く見えますが
アイルランドとかでも小頭数で埒沿いを走るレースを大レースでも見ますし、それぞれが独自に歴史を積み重ねてるんだな~と