栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

許波多特別と寒竹賞を予想しています

2014-01-05 21:12:36 | 血統予想

とりあえず京都金杯で片目が開いてホッとしてますが、月曜の有料予想は「No.1予想」で許波多特別、「馬券総合倶楽部」では許波多特別と寒竹賞を予想していますので、よろしくお願いしますm(_ _)m

そういえばハリウッドパーク競馬場が昨年末をもって閉鎖ということで、私が唯一行ったことのある北米の競馬場だけに残念です…

97年のBCですから私は31歳ですか、Skip Awayがクラシックを、スピニングワールドがマイルを圧勝し、バンドワゴンの母母キャリアコレクションがジュヴェナイルフィリーズで2着でした

「種牡馬大系」の著者早野仁さん、今も「もきち倶楽部」で健筆をふるっておられる森本健さん、そして栗山さん、これはいつものメンバーなのですが、そこに私と友人Fも同行させてもらったのです

なんせまだ日本ではWIN5はおろか3連単も発売されてない時代、とりあえずマークシートの記入の仕方を教わって、まずはBC7レースの単勝をすべて当てるPICK7(ようするにWIN5の7R版ですな)、これを買おうということになったんですが、フォーメーションという買い方に慣れてないんで苦労しながらやっとこ購入して席に戻ってきたら、ファンファーレが鳴っていよいよ初っ端のスプリントがスタート

ところがもう走るというのに、やはりPICK7を買いにいったはずのFが戻ってこないのです

「スプリントは毎年荒れるし、最初で外れたらつまらないから、スプリントは多めにマークしておいたほうがいいよ」とアドバイスされてたんですが、やはりというかナカタニ騎乗の人気薄Elmhurstが突っ込んできて唖然としながら見ていたら、そこにやっとFが戻ってきて

「ここやここや、何しとったんや~」
「いや~マークシートの塗り方がよくわからんで、とりあえず1ドルで買ったんけど、窓口のオバハンが合計256ドルや言いよるから、そんな多いはずないって揉めとったんや」
「ほんで買えたんか?」
「いやラチあかんから256ドル払ったがな、なんかマークシート間違ったかなあ…」
「もうスプリント終わったで、ナカタニ買った?」
「え?もう走った?ナカタニの馬って何番や?」

Fの初海外馬券、PICK7のフォーメーション256ドルは、最初のスプリントで、しかもレースも観ないうちに紙くずになっていた…という悲しいお話(^ ^;)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜のレース回顧~今年もフレンチの鉄人、メインディッシュはディープ×Mill Reefで

2014-01-05 16:20:45 | 血統予想

京都11R 京都金杯
◎6.オースミナイン
○1.ドリームバスケット
▲2.エキストラエンド
△8.マイネルラクリマ
×5.トーセンレーヴ
注9.メイケイペガスター
注15.ネオウィズダム
1回京都のAコースは例年壮絶なインベタ馬場で、どれぐらい壮絶かというとここ3年の京都金杯やシンザン記念や京都牝馬Sにおいて7枠8枠は一度も馬券に絡んだことがないほどだ。ネオウィズダムにとってはこの外枠は痛恨で、ここはオースミナインの本格化でいってみたい。ディープ×ノーザンテーストはヒストリカルと同じ配合だが、この馬は母系の奥にもハイペリオン的なスタミナが入り、ノーザンテーストの影響が強いマイラー体型だが脚質はズバッと斬れるというよりはシッカリ伸びる感じ。ハイペリオン的な成長力に富むマイラーが、惜敗を重ねつつ少しずつ力をつけてきて本格化を辿っての重賞初挑戦。一度跨っている祐一ならば好位のインでソツなく立ち回るだろう。インベタ馬場ならば相手は1枠2頭が面白い。

中山10R ジュニアC
◎11.ライザン
○5.オメガヴェンデッタ
▲9.エスメラルディーナ
△10.マイネルアウラート
×3.ツクバアズマオー
×7.マイネルメリエンダ
注8.グランドサッシュ
ライザンはデイリー杯ではまともに引っかかってしまったが、アトムやミッキーアイルに食い下がったデビュー戦や大楽勝の2戦目を見てのとおり、オープン特別ぐらい勝って不思議ない能力の持ち主だ。岩田ぐらいの達者がガツンと持っていかれるということは、エンジンや加速力が非凡な証明でもあるだろう。ネオユニヴァース×ケープクロスだからロジユニヴァースと同じ配合だが、母父のマイラーっぽさが強くベストは1600~1800m。ヘイローのニアリークロスらしい無駄のない捌きで、ネオユニ産駒でもあるし中山マイルの機動力にも長けたタイプ、折り合いさえつけばアッサリとみた。オメガヴェンデッタとエスメラルディーナは高性能で芝でも警戒したい馬だが、前者はマイニングのニアリークロスで短距離型に、後者はナスキロやミスプロの影響が強い柔体質でどちらかといえば東京向きか。

--------

「リベルタスは年を食うにつれてWild RiskやMill Reefの重厚ナタ斬れが発現してきて外回り向きの中距離馬に完成したけれど、全兄のエキストラエンドはローエングリンと似たマイラーっぽさもあるので1800~2000mぐらいがベストにみえる」と書いてきましたが、今日の勝ち方をみると1600~1800mベストで、Bold Ruler的な軽さもある脚捌きなので平坦京都も合ってますね

しかしディープ+Mill Reef+ルメール+内枠というのは、あまりにも去年のダノンシャークそのままで(^ ^;)、あまりにもそのままなので昨年の回顧を引っ張り出してくると、「ダノンシャークは3代母Toute CyがVal de LoirとPrince Bioとゼダーンですからここはフレンチなグレビオ斬れで、京都外回りでサンデー+ナスキロ+グレビオの柔肉を料理させたら、そりゃやっぱりフレンチの鉄人が一番達者」

オースミナインは母系に入るHawaiiの父の母UrbinellaがAlycidon×Fair Trialなので、私の好きなBurghclereのニアリークロスで、この馬はまだ強くなると思うし、こちらはHyperion的に実直に伸びるので坂があって上がりがかかるコースのほうがベターかな

エスメラルディーナは父系がStorm Catで母父Spanish StepsがUnbridled's Songの全弟で、Unbridled's Songはいつも書くようにミスプロ+Cozzeneのイメージですから(母がCozzene+Princequillo)、つまりはStorm Cat×Cozzeneのアジアエクスプレスのイメージで、デビュー戦では直線追い出すとナスキロ柔くしなって11.8-11.8で突き放したので芝OKとみてました

しかしライザンはあそこから3着もないとはガッカリですが、まあ上がり11.4-11.2のドスローの行った行った、外を回したぶんもあるし多少は大目に見てあげたいかなと

それよりもオメガヴェンデッタが芝マイルのスローでも折り合ってビュッと反応したのが収穫で、これなら先々楽しめそう(・∀・)

ディサイファ
は例によって横綱相撲がすぎる感はありましたが(^ ^;)、まあ力は出し切った3着で、ここはオーシャンブルーがまだ格上でしたね

サングレアルは4角のコーナリングでガリバルディに追いついたところまではよかったけど、直線半ばで突き放されたのは距離が長いんじゃないかと(きょうだいのなかで一番ビワハイジ似なので)

ガリバルディはワンペースのストライド走法で外回りの長い直線でジワジワとスピードに乗ってくる脚質ですから、こういう負け方も予想されましたが、しかしコーナーの加速が思ったほどではなかったとはいえ、この展開ならば祐一は後ろを気にせずロンスパでいくべきだったんじゃないかと

前に兄姉との比較で書きましたが、ザレマが中山1600mベストでマルカシェンクが外1800mベストで、ガリは外2000mかなあとみています

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福寿草ボツ予想~レーヴデトワール的なラトロ肩

2014-01-05 10:18:08 | 血統予想

福寿草は前売りオッズどおり私も一騎打ちやと思うし、「サンデー×ミスプロ」的しなやかさで走り、外回りの直線半ばから悠然と加速してくる○ガリバルディのほうが器は上ではないかとも思います

サングレアルは兄姉のように母譲りのナスキロ柔さでストライドを伸ばすかと思いきや、ラトロ肩で前肢があまり伸びないので可動域は大きくなく、外回りの超スローを斬れというより機動力で反応良く抜け出したという勝ち方

このあたりは同父同厩のレーヴデトワールと似ていて、レーヴが意外にも内回り女だったようにこの馬もわりと機動力型ではないかと

ブエナビスタ(マルゼンスキー≒Caerleon3×2)もラトロ肩なので実は可動域はそんなに大きくなくて、Mahmoudさんなんかはピッチ走法という表現をしますが、だからこそ宝塚や有馬でも2着を死守できるわけで、でもNijinsky的胴長なので中山より東京向きの加速ではあるという脚質で、たしかにいわゆるストライド走法ではないのです

よくストレッチランナーとか外回り向きという言い方をしますが、可動域やアクションが大きくて体型骨格のわりに完歩が大きい=いわゆる大跳びの馬と、長手の体格のために他馬と比較してコーナーより直線のほうが加速がスムーズな馬と、2パターンありますからね~

サングレアルの場合は体型はわりとビワハイジ似なので、案外これは内1800m向きなのかもしれないと、となると岩田がインベタAコースの最内を離すはずはないし、そういうセコ乗りができる馬だとするならば、大事に外を回す○の追い上げを凌ぎきる可能性は五分以上にあるのではないかという読みで、◎→○→4,7,8だけ買って観戦しようかと

「No.1予想」ではジュニアCを、「馬券総合倶楽部」では京都金杯とジュニアCを予想していますので、こちらもよろしくお願いしますm(_ _)m

コメント (42)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする