花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

夕焼け空

2009年11月21日 | バリ島紀行
今週はお天気の変化が激しい日が続きましたね。
19日には冷たい雨が降り、初冬の寒さがやってきました。
例年、この晩秋の頃は我家の二階のベランダから、夕景の美しい富士山が見られるのですが
何だか今年は少ないように思います。


朝から風雨が激しく、神奈川県では珍しく「竜巻注意報」が出た11月14日(土)
午後には雨が上がり、夕方になって晴れてきました。

部屋の中に紅色の光線が差し込み、思わず西側の空を見上げてみると
真赤に染まった夕焼けが見えました

富士山の向こう側は晴れて、黄昏色に暮れ出した空が広がり、
そしてこちら側の雲に夕陽の光が照らされて、それは見事な夕焼けでした


こちらは去年の12月に写した初冬の夕暮れの富士山です。
澄んだ空が透明の茜色に染まり、富士山のシルエットが印象的です。


こちらは去年の2月、オーストラリアのパースに長期滞在時、
パース近郊のコッテスローの浜辺で撮った「インド洋に沈む夕陽」です。
水平線にストンと落ちた燃える夕陽が鮮やかでした。


そしてこちらは今年の2月に旅した「バリ島」のインド洋の夕焼けです。
「夕陽」「夕焼け」の違いが良く分りますね。

「タナロット寺院」

インド洋に面したバリ島には、夕陽で有名な「バリ・ヒンドゥー教寺院」があります。
インド洋の荒波が打ち寄せる海岸に迫り出した、小島のような岩山に建つ「タナロット寺院」です。
16世紀、、ジャワ島の高僧ニラルタが「神々が君臨するのに相応しい場所」として
村人達に海の守護神を祭る寺院建立を勧めたと伝えられています・

今でもこの岩島には神の化身である黒い蛇が棲みつき、
海からやって来る魔物を追い払っているとか・・・


落日の時間になると、参拝者はモチロン、大勢の観光客が対岸の高台から
タナロット寺院のはるか向こうに沈む夕陽を見ようと集まります。

近年、このインド洋の荒波で寺院の台座部分が侵食されたそうですが、
日本やドイツのODAの援助で岩礁が補強されたとか・・・
ガイドさんに感謝されました。


寺の麓の岩場で、正装したバリ人に聖水をかけてもらう事はできるようですが
原則的に異教徒はここには上れないそうです。

打ち寄せる波の音・・・
茜色に染まる空・・・
黒く浮かぶ「タナロット寺院」・・・


この日はちょっと太陽の光が弱くて、私たちは半分夕陽を諦め・・・
ディナーの場所のホテルまで、インド洋を見下ろす道を東に歩いて行きました。


ゴルフ場の中にある「ル・メリディアン・ニルワナ・リゾート」のホテルの庭から見た風景です。


突然空が輝きだしました


居合わせた人々も、自然が繰り出す壮大なドラマを見ていました。
静寂の中で、神の降臨を望む気持ちが湧き上がってくるようでした。


ホテルのレストランの窓からも、夕焼けの輝きが見えていました。

旅の4日目のこの日は、午後三時まで各自自由にホテルライフを楽しみ
それからガイドさんの案内で、バリ島で二番目に大きな寺院
17世紀に王家の寺院として栄えた「タマン・ユン寺院」を見学し
それから夕陽で有名な「タナロット寺院」にやってきました。

前日、ジャワ島の世界遺産「ボロブドゥール仏教遺跡」「ブランバナン寺院群」
一緒に見学した2組のお仲間と、このレストランで一緒になりました。


お肉とお魚のコース料理も美味しかったし
歌のサービスもあり、楽しいディナーのひと時を過ごす事ができました。

主人はチップを弾み、好きな曲を何度かリクエストしました♪
昔懐かしい、アイジョージの歌が多かったかしら・・・

「夕焼け空」から思い出した「バリ島紀行」を、今頃になって綴っています。
読んでくださった方々、ありがとうございました。

まだまだ紹介しきれない画像も残っていて中途半端です。
これからも記録保存のために時々UPする所存ですので、懲りずにお付き合いくださいね


前回は、決断力も実行力も失せて、オタオタしている私自身の心境を吐露しましたが・・・
実は昨日、歯医者さんで突然奥歯を抜かれました
歯根が割れてグシャグシャになっていたそうです

子供の頃から歯は丈夫で、歯医者さんとはあまり縁が無く、
自信を持っていただけにこの抜歯はショックでした。

今日は朝から痛くて、左頬がお多福さんのように腫れています。
思考力もなく、またまた「歳」を感じて凹んでいる私・・・
トホホホホ~


コメント (20)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 帝国劇場「レ・ミゼラブル」 | トップ | 晩秋の鎌倉・「瑞泉寺」 »
最新の画像もっと見る

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夕焼け (山小屋)
2009-11-22 07:22:48
富士山のきれいな夕焼けが望めたのですね。
昨日は暖かく秦野の弘法山あたりを散策しました。
ここには「関東ふれあいの道」が通っています。
公園ではたくさんの人が秋を楽しんでいました。
日本の秋ももう少しのようです。

抜歯されたのですか?
「ハイシャ復活」で勝ち上がってください。(笑)
太陽は一つ (ごん魔女)
2009-11-22 07:39:57
日本からオーストラリア、バリへと写真が写っていきそれぞれの美しさに感動しています。
その中でも感じるのは「太陽は一つ」ってことですね。地球上の人皆が同じものを見て感動したり励まされたり。
そう考えるとすごい存在ですね。
もちろん月もそうです。
自然が作り出したものはとてつもなく大きいです。

私も今歯医者通いです。
歳を感じます・・・

↑の山小屋さまの「ハイシャ復活」に元気をもらった気がします。
☆山小屋さん (naoママ)
2009-11-22 09:32:10
ハイ、ハイシャ復活で頑張ります
アウドァー派の私、やはりインドァーばかりでは心身ともに活力が衰えるような気がします。

「弘法山」を散策とのこと、昨日はお天気にも恵まれ、気持ちが良かった事でしょう
桜で有名なあのコースは、今年の春に歩きました。
桜は早かったのですが、清々しいハイキングでした。
歯の腫れが治まったらどこか歩いてきますね。
☆ごん魔女さんへ (naoママ)
2009-11-22 09:45:44
心身ともに老化現象が感じられ、少々落ち込んでいます。
自分自身の気持ちを高める意味を含めて
「太陽」の画像を並べました。
陽は叉登り、万物にエネルギーを与えてくれますよね。
明日を信じましょう・・・

顔のシワや目はモチロンの事、歯に来て次はどこかしら?
せめて頭の中と足だけは死ぬまで頑丈でいてくれなくてはと心しています。

Unknown (ミンゴ)
2009-11-22 12:35:34
綺麗な夕焼けですね。

オーストラリアやバリは何だか自分が行った気になります。
もう何年も日本を脱出したことはありません^^;

歯医者は私の母も通っていますーー;
抜かずには済んだようですが・・・
抜歯は痛いですよね!私は昨年親知らずを抜きました。
痛かったですその後の抜糸も・・・
☆ミンゴさんへ (naoママ)
2009-11-22 22:24:54
3日間、痛み止めと化膿止めの薬を飲むことになっていますが・・・
左側のほっぺたがまだ腫れています。

抜糸の時も痛いのかしら?
息子を出産したあとに奥歯を一本抜きましたから、今回で2本無くなりました。
やはり淋しいですね。

海外旅行は丈夫な足と胃が必要ですが、歯も大事ですね。
アジアはまだ良いのですが・・・
他の国々は硬いお肉やパンが食べられないと、食べるものがありませんもの


チョッとこちらで (風の旅人)
2009-11-23 02:53:26
音が聞こえなくなったとか。
何が原因かは特定できない場合は、システムの復帰をしてみて下さい。

19日以降聞こえないようですので、設定を1週間前まで戻します。
それまでは何ともなかったので、その日の設定に戻すわけです。

スタート→全てのプログラム→アクセサリー→システムツール→システムの復元

この後1週間前に戻します。
後は指示されたとおり進めば出来ます。
一度お試しあれ
夕焼け (とんちゃん)
2009-11-23 09:46:34
naoママさんだからできる様々な国の夕焼け風景ですね。
国によって違いはあれど夕焼けには誰でもひかれるものがあるようです。
大空が奏でるシンフォニーを目で見るような感覚になります。
色がつくのですから見られるだけで幸せになりそうです。
歯医者さんにお世話になっているんですね。
私もだんだん抜かれた歯が増えました。
夕焼けの中の富士。 (地理佐渡..)
2009-11-23 12:51:23
こんにちは。

良い風景を見させて頂きました。
インド洋に沈む夕日。これまた
良いですねぇ。これからも紹介
頂けるようですので、楽しみに
しています。
☆風の旅人さんへ (naoママ)
2009-11-23 21:39:58
PCのご指導ありがとうございます。
買って丸4年のPCですが、1年前に容量を倍に増やして以来、
切り替えは早くなったのですが、時々ひらがな入力が出来なくなり、
具合が出始めています。
最近、ついに「音」が出なくなって・・・

早速言われたとおり「システムの復帰」にトライしてみましょう・・・

コメントを投稿

バリ島紀行」カテゴリの最新記事