新型コロナウィルス騒ぎが大きくなりだした2月中旬に、何度か混んだ電車に乗りましたので
横浜市から「地域での催しや集合は避ける事」というお達しがあった日から、人と接するのも5分以内にし
自主的に2週間の自宅待機をして、食品や生活用品の買い物以外ずっと家に籠っていました。疲れました
運動不足と不安感で体中がバリバリにコリ固まり、マサージに行きたいところですが今の状況では躊躇する
3月6日(金)は朝からピカピカのお天気で、ベランダ越しに富士山が綺麗に見えていました。
ド~ンと落ち込んでいた心身も何故かこの日は軽く感じたので、掃除洗濯を済ませてから、
10時過ぎに、小さなコンデジ抱えて散歩に出ました。
借りている菜園の横の森の中を5分登って行くと、視野が開けて
孫のハー君が通っている中学校の校舎の横に富士山が見えていました。
普段なら生徒たちのにぎやかな声が聞こえてくる中学校も、安倍総理のお達しで
横浜は3月3日から臨時休校で、シ~ンと静まり返っているのが淋しかったですね。
卒業式は親の参加なしでやるようですが・・・
自主的巣ごもりの2週間が明ける寸前のこの日から、私は防犯パトロールに復帰し、1時間(6800歩)歩きました。
やはり歩いて汗をかいて、お風呂に入った後が一番気持ちが良いですね
(2月11日写す)
1月3日に初詣に行った「寒川神社」近くの園芸店で購入したプリムラです
2Fの日当たりの良いベランダに置いて、ベッドから起き上がり毎朝寝室のロールカーテンを上げると
すぐに目に入り、この二カ月間楽しませてくれたこの花もそろそろ終わりです。
丁度今の時期は決算期で、コーラスの役員をやっている私と我が家の2軒先のご近所仲間のK子さんとで
「決算書」を作成しなければなりません。
彼女は毎年寒い時期にご夫妻で一ヶ月間滞在する「タイのチェンマイ」から2月下旬に帰国した身
2週間自主的に検疫期間とし自宅待機中というので、連絡はすべてライン電話とPCメールでのやり取りでした。
一人家に居て、TVを点ければ全局「コロナ・コロナ」でノイローゼになりそうで
夫を突然亡くした後に処方されて飲んだ安定剤のお世話に、再びなったりもしましたよ
庭や畑に出て草取りや土起こしをしようとしても、花粉症で目が痒くなり断念
(こじらせるとアレルギー性気管支炎を起こして咳が止まらなくなる事が5~6年に一度ありました)
地域差はありますが、新型コロナウィルス感染者はもう感染経路が追えないくらいの増えようですね。
我が地域近くの大船でも感染者が出たと発表され、噂が色々飛び交います
出口が見えない辛い孤独の日々がまだまだ続きますが、春のお花も咲き出しました。
我が家の庭のハクモクレンも例年にない早さでほころび始めています
安倍さんが出した「学校の臨時休校&人混みを避ける行動要請」はまだ一週間残っているけど・・・
これからはお天気の良い日はカメラ抱えて、自然公園などに「春」を見つけに行こうと思いました。
ワンゲルで行った「工場見学」(2月13日)
"私たちの生活で日頃から馴染みの合成洗剤などのホームケァー製品を主にする「花王(株)」の
工場見学の後、電車で移動し生田緑地散策と観梅を行います"
毎月送られてくるワンゲルの案内書に、このように紹介されたコースに参加してきました。
集合はJR「川崎駅」にAM9:00、我が家近くのJR駅から各駅停車で36分で行けますが
丁度ラッシュ時の電車となりましたわ
川崎駅からバスで30分、京浜工業地帯の海に近い「浮島」まで行きました。
内部はすべて撮影禁止です。
10時より工場の概要・製品等の説明後工場見学に移りました。
この日の参加者は13人、洗剤の充填工程から検査・梱包まですべて自動化されていました。
ロボットも大活躍でしたね。
上の画像は頂いたお土産で、この工場で主に作られている製品です。
「花王」という会社には私自身思い入れがあります。
夫の転勤で行った札幌時代の3年半と、横浜に戻ってからの2年間、私は市場調査という名目の
「花王」の仕事をしていました。
所属は東京本社の販売促進部、札幌の私たち一期生は30代の主婦4人が採用されました。
担当者が本社から来ての、月に一回のミィーティングに参加
私たちの仕事を直接指示してくれたのは苗穂にあった「花王販社・北海道」
仕事の内容は一日10軒の指定されたお店に出向き、新製品や力を入れている商品が
ちゃんとお店に並んでいるか?の調査です。
月に12日、歩いて回り毎回本社にレポート提出でした。
丁度その頃、このボディー用の「ビオレU」が発売されたのを覚えています。
月一の会議は主婦としての意見を求められる場でもあり・・・
全国ブロックの私たちの仲間の希望も色々聞いて、できた製品がこのビオレUだったとか
私も「夏はシャワーを使う事が多く、固形石鹸よりも液体の方が使いやすいと思った」と
述べた記憶がありますわ。
仕事の話は長くなりますので次に行った「生田緑地」の梅林の画像と共に記したいと思います。
午後は「生田緑地」へ
工場見学後は川崎駅に戻り、各自でランチ
女性軍の7人は皆一緒に「洋食屋さん」のお店でパスタやオムライスなどを頂きました。
その後南武線~小田急と乗り継ぎ、「向ヶ丘遊園駅」から歩いて15分
2時過ぎに「生田緑地」に到着しました。
まずは目的地の「梅園」を目指します。
約2,500㎡の梅園には道知辺(みちしるべ)や紅冬至(べにとうじ)など51種、80本以上の紅梅や白梅が
美しさを競っているそうですが・・・
暖冬の今年はすでに見頃が過ぎていたのか?、まだまだこれから咲く種類が多かったのか?イマイチでした。
花王の仕事の話に戻りますが・・・
昭和56年に夫の札幌転勤で、息子が小学4年生になった春、家族も一緒に札幌住いとなりました。
引っ越し荷物を全部整理し終わったとたんに、私は心臓がドキドキしだして目が回りだしました。
医者に行って心電図とっても「異常なし」、結論は自律神経失調症で精神安定剤を処方されましたわ
(私は若い頃から自律神経系が弱かったようです)
我が家の「梅」と同じ種類の「紅梅」かしら?
札幌のお医者さまは「新しい土地での不安と気候の変化が原因」と・・・
「心の疲労をとるには体を動かすことが大事、しっかりと運動するように」との進言でした。
確かに桜咲く季節の羽田を出発し、千歳に着いたら雪でしたものね
私は当時流行っていた「ジャズダンス」に通いましたが、所詮お稽古事はサボれます
何が何でも出かけなくてはならない状況にするには「仕事」しかありません。
それで応募したのが花王の仕事でした。
自分の都合に合わせて月に6コースを2回の12日、歩いてのお店まわり・・・
吹雪の日はやめましたが、雪の日も日中の気温がマイナス14度の日も歩いた覚えがあります。
不思議と寒さは感じませんでした。そしてどんどん元気になりましたよ。
それ以来私の健康の秘訣は「歩くこと」です。
今の私の身体の状況は札幌に引っ越したばかりの頃と似ています。
ただあの頃は家族が居て、生まれ故郷の北海道を楽しみたいという思いも強かった
今は一人暮らしで、見えないコロナ相手に心の恐怖感が大きい
さぁ~お天気の良い日は、花粉対策をバッチリして
大いに歩いて春を感じる事にいたしましょう
広い広い「生田緑地」の画像はまだまだありますが、今回は花王の仕事のお話がメーンになりました。
他の風景の紹介は次回に改めて載せたいと思います
雨の日曜日となった今日は、お米や飲み物などの重い食品類を
息子が車で行って買ってきてくれました。
「俺は毎日仕事で大勢の人に会っているので、コロナ感染の確率は高いから近づかない方が良いよ」
「若者は軽く済むけど、歳寄りは重症化しやすいようだから気を付けて」と言いながら
買ってきた食料品を台所に運んですぐさま帰って行きました。
この騒ぎの早い終息を心から願っています。