北国からは雪の便りも届いているようで、
去年より20日以上も早い初冠雪だそうです
ワタクシ、前回予告したように「小出川」の彼岸花を、富士山と黄金色に色付いた田んぼとの
スリーショットで撮りたくて秋晴れを期待して待っていましたが、
その後、私が空いている時間に中々澄み切った青空は広がりませんでした
昨日今日が彼岸花もタイムリミットでしょうか・・・
稲も刈り取られてしまったことでしょう
残念ですが諦めて、先週の27日に行ってみてきた時の画像をアップいたします
9月27日「小出川の彼岸花」
クルリンパッと伸びた長いまつげが魅力的な「彼岸花」
お彼岸の頃に咲くからこの名が付いたようですが・・・
今年は遅れて咲きだし、この日はまだ蕾みもたくさんありました。
去年初めて行った神奈川の彼岸花の名所「小出川」に今年も行ってきました
去年のブログで、この場所の詳しい内容などご紹介しましたのでこちらをご覧下さい。
まるで赤いリボンをたくさん集めたような艶やかさですが
このお花自体は毒花です。
田んぼの畦道に植えるとモグラよけになるそうで、その毒を利用した赤い花の風景は
実りの秋の風物詩のように見られますが
お墓の周りにも多く咲いていたので、昔は忌み嫌われていたお花のようですね。
藤沢・茅ヶ崎・寒川町を流れる「小出川」
2003年頃までは雑草が茂り、ゴミの山だったとか・・・
「自然を守ろう」と流域の人々が立ち上がったそうです。
川の中の粗大ゴミを一掃し「綺麗な花を植えれば、ゴミは捨てないだろう」と
近くに自生する彼岸花を植えたそうです。
年々お花は増えて、今では紅い彼岸花の帯が3キロも続きます
蝶や赤とんぼもたくさん飛んでいました。
近年、この明るいモダンな色が現代人に好まれるのか?
このお花を求めて観光客が集まるようになりました。
紅白揃って咲いていましたが、地元の人々がせっせと育てて植えた白い彼岸花
イタチゴッコのように盗まれて、すっかり数が減ってしまい、植える気力も失せたと
この近くにお住まいのブログ仲間のyukikoさんが記していました。
「彼岸花祭り」に備えて、草取りなどの並々ならぬ苦労もあるようです。
山の高山植物も然りですが、ここまで育つのにどれだけの方々の協力を必要としたのか
花泥棒は許せないですね
去年私は26日の日曜日に電車とバスを乗り継いでここまで来ました。
丁度満開の見事な彼岸花の赤い帯の中を歩いて感激しました。
今年は台風の影響もあり、ちぎれた蕾も多いらしくて
ちょっと残念ですが「赤い帯」と言うより「赤い三尺帯」といった方が好いかもしれません
母を見舞ってから、ナビに「慶応大学湘南キャンパス」とインプットすると
現地まで8KM、20分と出ました。
病院を出た時間は3時を過ぎていましたが、この日はお天気も良く富士山も見えていたので
車で初めてここまで来て見ました。
ガラガラの臨時駐車場に車を停めて、大黒橋から小出橋まで写真を撮りながら歩きました。
小出橋の向うに田んぼが見えています | 富士山も見えていましたが、上手く撮れません |
夕方の富士山は完全に逆光になります。
富士山とのコラボを狙うなら午前中でないと難しい・・・
そして黄金色の稲とのコラボは
田んぼのある「新道橋」を目指して来るべきと思いましたよ。
でも、稲も彼岸花も待ってはくれないし・・・
時計を見ると4時を大きく廻っていました。
この日は「小出橋」でUターンして、反対側の路を歩いて戻りました。
残念ながら田んぼの畦道に咲いている「彼岸花」の処までは、時間がなくて行けませんでしたが・・・
道端には柿が実り・・・ | コスモスが揺れていて、もうスッカリ秋の風情 |
去年に比べるとちょっと寂しい感じでしたが、今年も綺麗な「彼岸花」が見られました
去年も記しましたが、お花は待ってはくれません。
友人とのスケジュール合わせをしていたら見逃してしまいます。
度胸がなくて、車の運転はあまり好きではありませんが
少しづつ距離を延ばし、一人で好きな所に行けるよう挑戦してみようと思っています
別名「曼珠沙華」(マンジュシャゲ)
またはサンスクリット語のマンジュシャカとも呼ばれます。
お寺に咲く彼岸花は、こちらの名前の方が合いますね。
晩年の母の不幸は父に頼りすぎていて、その父に気力&知力がなくなると、
今度は同居していた息子にベッタリと寄りかかって行ったところに原因があります。
私にはそんな母が反面教師になっています。
現代のおばぁ~は自立すべきですね。
我が家の夫は今の所、仕事とゴルフしか頭にありません。
仕事を辞めた私は今、自分で熱中できるものを見つけなくてはと
ブログが多くの好奇心を駆り立ててくれますから、やっていて良かったと思っています。
そんなことを考えながら駐車場に戻り、初めての道を運転して戻りました。
10月3日「我が家近くの田んぼ」
私がほんの少々の畑を借りているすぐ横の、
地主さんの田んぼがまだ刈り取られずに、稲が実っていました。
そしてその脇にたった1本だけ「彼岸花」がありました。
赤ではなくて白ですが・・・
厳重なスズメよけの網の囲いがちょっと興醒めですが
お隣の畑から撮りました。
こういうのを「灯台元暗し」と言うのでしょうか・・・