花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

「スワン川」・ミニクルーズ

2008年05月24日 | パース滞在記

西オーストラリア州の州都「パース」は海辺の街と思われがちですが、その実パースの街の緑をいっそう美しく見せている青い水面は「スワン川」なのです。
港町「フリーマントル」からスワン川をさかのぼって20km内陸に位置しているパースは近年急速に発展し、人口も200万人近くに膨張しているそうです。

インド洋に面した「フリーマントル」からは電車で30分、車で20分・・・
船では丁度一時間のクルーズが楽しめます。

この間の両岸に連なる高級住宅地を最初に見た時は驚きました。
初めてパースを訪れた時、パースから船で「ロットネス島」観光に行き、その時初めて見ましたが・・・
日本の豪邸とは規模が違いました

あれから5年目・・・
パースもバブルで、ゴージャスな住宅が更にたくさん増えたようですね。
ビッシリと建ち並んでいます。
そして当然のように持ち船が係留されています。


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マウスオンでご覧下さい
ヨットやプレジャーボートは車と同じ感覚で、ここに住むほとんどの方々が持っているのでしょう。

パースではお金持ちはモチロンの事、多くの庶民も船を持っています。
マリーナに係留出来ない人々は自宅の庭に置いて、船を使う時は車の台車に積んで運びます。
休日になるとそのような車がたくさん見られますね。


トローリングを楽しんできたのでしょうか?
後部のデッキではワインを飲みながら歓談しているグループの姿が良く見えました。
日本ではさしずめ成果をすぐに「お刺身」で楽しむところですが・・・



こちらは家のすぐそばにある「プライベート・マリーナ」でしょうか・・・
とても贅沢な風景です。

パース市民にとってのステータスは、スワン川沿いやインド洋が望める海辺に住む事のようでした。
豪雨も地震も関係のない土地柄だからでしょうね。



「スワン川」では、船に乗るだけではなくウオーターバイクやセイリングなどのマリンスポーツを楽しむ人々がたくさん居ました。

ふと見ると、川の中をたくさんの人々が歩いています
3枚の写真をマウスオン・クリックでご覧下さい

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浅瀬の中洲につながる川の中の道なのでしょうか?
今回初めて見た風景です。
マリンスポーツが苦手な私でもこれならできそう・・・



そんな風景を、船のデッキから一人佇んで眺めている金髪の若い女性が印象的でした。
絵になりますね~

作家の椎名誠さんが、オーストラリアの砂漠を縦断し北のダーウィンの町に辿り着くまでの記録「熱風大陸」という本を1988年に出していますが・・・
その中に、オーストラリアの女性は「世界三大ブス」の三位に入ると書かれています
(ちなみに一位はオランダ娘だとか)

素朴だったオーストラリアの女性も経済の発展とともに磨かれ、私はパースを訪ねるたびに洗練されていく彼女たちに驚かされました。
男性も同じ事が言えますね。
ステキな方がとっても多くなりました



ホテルでは結婚式も川辺で行われるのでしょうか?
「お幸せに~
私たちも船で味わえる試飲のワインをかざして祝いました

スワン川は日本の川のようにセメントで固められた護岸工事はされていません。
誰でも自由に川と関われるのです。
大きな蛇行を繰り返して、パースの街まで一時間かけて船は進みます。

やがてパースの街の高層ビル群が見えてきました。
non_nonさんのソースをお借りして纏めましたので、小さなサムネイルの写真にマウスオンをしてスライドショーでご覧下さい。

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午後6時、パースの街はまだ明るい太陽の光の中にありました。
あの金髪の女性もストールを脱ぎました。
赤く日焼けした肌が眩しいですね

バラック広場に面した桟橋に到着です。
青いガラスの高い塔は「ベルタワー」
1988年に、オーストラリア200年祭を記念してロンドンのマーティン教会から贈られたスワンベルがあり、13時と18時に鐘の音が響きます。

私たちは行きつけのイタリアンのお店に行きましたが、(日)(月)とお休み
他のお店もほとんどやっていません。

バス停に行ってみると、休日は19時が最終便で出たばかり
日曜日のパース中心街は眠ったように静かでした。

酔ったアポリジニが数人騒いでいたので、私たちはパース駅前から早々にタクシーに乗って帰りました。

コメント (22)
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