「岩茸石山」山頂から「惣岳山」に向かう登山道は「関東ふれあいの道・山草の道」になっています。
足元を注意しながら急降下しました。
「あの山の会のリーダーさん、とても頼もしそうだったわね」
「あの位色々な山を知っている人なら安心して着いていけそうね~」
「まだ聞きたい情報がいっぱいあるから、電話番号を聞いておけば良かったかも・・・」
断っておきますが、若い娘同士の会話ではありません。
木々の間から青空が望めました
左手後方には私たちが歩いてきた稜線が見えています。
「あの山の上のポヤポヤとした芽吹きがたまらなくイイわぁ~」とYさんが呟きました。
ズームで写しましたよ。
私たちは軍畑(いくさばた)の駅から御嶽駅まで、高水山~岩茸石山~惣岳山の三山を時計回りとは反対の方向で巡っていたのです。
私は山の斜面の新緑とヤマザクラの織り錦に見惚れました
ここでも太陽の光の移動が見られましたので、マウスオンでご覧下さい
途中、薄いピンクの小さなスミレの大群落やウツギのお花が見られ、写真を撮りながら進むと、やがて惣岳山の登りにかかります。
巻き道を左に分け、岩混じりの急斜面を登っていきました。
「岩茸石山」からおよそ40分で「惣岳山」(756m)の頂上に到着。
山の頂上というよりも、鎮守の森と言った風情ですね。
木々に囲まれた山頂は、眺望は良くないのですが、大国主命を祀る青渭神社奥の院が鎮座し、他の二峰とは異なる雰囲気があります。
それにしても金網で保護されている神社って・・・
<> |
160年以上も昔に建てられた社殿は、小さいながらも古い歴史がしのばれます。
マウスオンで龍の彫り物をご覧下さい
ここからは植林された杉林の中をひたすら下ります。
水神の祠から右に巻いて尾根に出て・・・
更にアップダウンを繰り返します。
下りは展望のない単調な道が続きますが、エイザンスミレやチゴユリが目を楽しませてくれました。
今回は「山登り」という事で軽くて小さなコンパクトデジカメを持って行きましたが、主人のカメラなので使い慣れていなくて
お花の写真はほとんどピントがズレていました。
以前私が使っていたコンデジとは、マクロズームの接写距離が違っていたようです
このチゴユリを写してから急降下を15分・・・
膝の負担が限界になる寸前で「御嶽駅」に着きました。
丁度、午後3時を廻った所でした。
4時間のコースを、休みを入れて5時間半で歩いてきた事になります。
とにかく素晴らしい新緑が堪能できてとても満足、楽しい1日でした
こちらの麓でも春祭りをやっていて、ピ~ヒャラ、ピーヒャラととても賑やか
電車が来るまでの間、駅前を流れる「多摩川」を見に行きました。
こちらは橋から奥多摩方面を望んだ風景です。
新緑の中、青い水面でカヌー遊びを楽しんでいる人がいました。
気持ち良さそう・・・
こちらは反対側の青梅方面に流れる多摩川・・・
次の駅の沢井まで散策路が続いているようです。
水ぬるむ春・・・
風光る季節ですね