昨日、「東京家族」を映画館で。
こんなふうに年をとり、亡くなるのは自然なこと、いやとても幸せなこ
とだ、と思った。子どもたちの住む忙しく狭い東京で、老夫婦が暮らす自然豊かな島で、人はすれちがい、理解しあい、その日その時々に笑い、泣き、生きている。制作途中に遭遇した3.11で大きく作り直し、山田洋次映画の集大成という評もある映画。こんなふうにしみじみとしたドラマをこの頃見てなかったなあ。
夕方5時少し前に始まり、終わりが7時過ぎ。長く感じなかった。ママヨさんが今月末で仕事を辞めることもあり、少し豪華な夕食を、という気持ちもあったがこの映画の後ではそんな気も起こらない。帰りにホカ弁求め、家でしみじみと映画の感想交流で晩餐。2日遅れの立男61歳誕生日祝いも兼ね。この弁当、立男が好きなものものばかりで、20年間これ以外買ったことがない。今回も旨かった。幸せは、こんなところにも…。