波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

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2013年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

3/25の前回から続く】
 2面の見出しは「教育の平等 細る期待」、「(高Photo_2
所得の家庭の子ほどよい教育を受けられる)格差容認 各層で増加」。「(高所得の家庭の~)やむをえない」が過去2回の40%台から53%に。逆に「問題だ」は50%から40%と書いてある。東日本大震災の傷跡がまだ回復してない中でのこの数字、本当か?教育だけは平等、格差を持ち込まないのが学校と考えるのは、ノスタルジーか、メルヘンか。こんな競争と自己責任の空気は、「困ったときに誰にも相談できない」先生と親を増やすばかりだろう。学校教育はさらにサービス業へ変質し、子どもに最悪の教育環境を与えることになってしまう。歯を食いしばって、まともな教育を実現する意欲を根本から削ぐような話だ…と立男は思う。


 だが、この調査結果が国民意識を正確に表現しているかと言えば違う。いじめや体罰問題、3.11復興支援に対する声はもっと健全だ、教育の平等が死んだとは思えない。今回調査で、「やむをえない」と「問題だ」の一見相反する回答も、聞き方次第で全然違う結果になると思った。前回も書いたが、調査対象数も範囲も疑問なものを「全国調査」結果と称して全国紙1面掲載には大きな疑問だ。まあ、結果の一人歩きを意図して、操作感の強いアンケートであっても、「(教育格差)4割が問題視」をまだ残っている健全の証と見るべきなのかもしれない。【終わり】

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