波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

沖縄少女の「平和の詩」

2016年06月24日 | 新聞感想

  

  昔も今も、ますます「未だこんな状態なのか」と思う沖縄。沖縄戦終結から71年になる23日「慰霊の日」の新聞、「平和の重み 礎に涙」(6/23道新 夕刊)の見出し。車のラジオのスイッチを入れたら耳に入ってきた追悼式で朗読する小6少女の言葉。それが掲載されていた。あれは詩だったんだ、ゆっくり読む。

                        

  あれから46年経つ。初めてデモに出たのが1970年6月23日。沖縄返還、ベトナム戦争反対…騒然とした大学入学直後の初夏。そして今、波風立男氏は「同じ国の大事なことなのに、俺には知らないことだらけだ」と詩を読みつつ思う。同時に、46年前の何かが今でも細々と続いているから、この詩と向き合えるのだろうとも思ったりする。

                       

 花が咲いた。青と藤色の都忘れ、赤とピンクの芍薬が花火のようにきれいだ。未だ蕾だが、青と空色の鉄線ももうすぐだ。沖縄から一番遠い波風家の庭。久しぶりに「絵を描きたい」と思った。梅仕事と大工仕事とばかりやっていた。沖縄の少女に刺激されたこともある。詩は書けないが、理屈とは違う直観を線と色で遊んでみたくなった。


本ブログの姉妹編「波風食堂、準備中です」更新しました。最近は、こちらの方を頻繁に書いてます。本当に「食堂の準備中」を意識し始めたからでしょう。「嘘つきセンセイ」にはなりたくないからね。

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