波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

大丈夫?

2011年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 言葉が気になる。原発の報道だ。混乱する電気会社の説明、Photo_5 素人には極めてわかりずらい解説…自然災害に制御不能の人災が加わる大災害のザワザワ感、意味不明な言葉が不安をドンドン拡げる…だいぶ前、乳製品会社、餡餅の菓子屋、女将さんと息子さんの高級懐石料理店の謝罪会見で感じた違和感ある言葉に似て…。そんな中、放水作業従事の東京消防庁の方々の言葉に救われる。命がけの電源復旧工事されている現場人の言葉も知りたい、感謝したい。それにしても、最先端の科学の火の沈静化に、東京から消防車が?、ヘリが水を上から?…こ、こんなんで大丈夫か?

 インフルエンザで先週寝ていた。家庭的には、立男は「大丈夫?」の世界。周囲の何人かが立男にうつされたと言っているそうだが嘘だ。あんなにアクの強い奴らだ…俺がうつされたはずだと立男は思っている。それにしても薬の多いこと、前からの胃薬とあわせ、朝昼晩毎に10粒。ママヨさんが気の毒そうに水を…。

 

……読書感想…………………………………………………………………………………

「教養の再生のために-危機の時代の想像力-」(加藤周一、ノーマ・フィルド、徐京植:影書房)車を例に、スピードや燃費はテクノロジー、それでどこへ行くかが教養の問題…を考えていたら大津波。今回の人災を考える上でも★★

「滑稽な巨人-坪内逍遙の夢-」(津野海太郎著:平凡社)TVの寅さん登場の大作家が「坪内散歩」先生。逍遙のパロディ、昔から気になってた人。もしかしたら遠い親戚かもと…。考え、生き方、実績の概観を知る。これほど破天荒で、何とも言えない大文豪とは…。著作を読みたいとは全然思わないが。★★   ※5段階評価 最高★★★~最低☆☆。

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