波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

【その3】 日本という国

2011年03月17日 | 【保管】一寸凡師コラム

    「心にのこるつぶやき」~栃木県の避難所にいる20歳の学生によって作られた4 このサイト(http://prayforjapan.jp/tweet.html  関連http://twitter.com/prayforjapan_jp)一人でも希望を持ってもらえたらと思い、国内で投稿された心に残るつぶやきや、海外から寄せられた応援メッセージがまとめられている。読んでいて胸が熱くなった。今、何ができるのか。今、何をするべきなのか。1人1人が考えて行動しなければならない時なんだと改めて感じた。

●バイト中に地震があってほぼ満席の状態からお客さんに外に避難してもらいました。食い逃げ半端ないだろうな、と思っていたがほとんどのお客さんが戻ってきて会計してくれました。ほんの少しの戻られなかったお客さんは今日わざわざ店に足を運んでくださいました。日本ていい国。

●子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、レジを見て考え込み、レジ横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出て行きました。店員さんがその子供の背中に向けてかけた、ありがとうございます、という声が震えてました。

●大事な人が,自衛隊として現地にいます。24時間で3時間の休憩。メールで「大丈夫?」と聞いた私に「そのために訓練してるからな。俺には"無力じゃない"って信じさせてくれる人がいるから,気持ちも大丈夫。」そう言ってました。どうか彼らに,もっと強い感謝の意を。

●自衛隊、14日までに1万5900人救助。

●千葉の友達から。避難所でおじいさんが「これからどうなるんだろう」と漏らした時、横に居た高校生ぐらいの男の子が「大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻します」って背中さすって言ってたらしい。大丈夫、未来あるよ。

●NHKの男性アナウンサーが被災状況や現況を淡々と読み上げる中、「ストレスで母乳が出なくなった母親が夜通しスーパーの開店待ちの列に並んでミルクが手に入った」と紹介後、絶句、沈黙が流れ、放送事故のようになった。すぐに立ち直ったけど泣いているのがわかった。目頭が熱くなった。

●停電すると、それを直す人がいて、断水すると、それを直す人がいて、原発で事故が起きると、それを直しに行く人がいる。勝手に復旧してるわけじゃない。俺らが室内でマダカナーとか言っている間クソ寒い中死ぬ気で頑張ってくれてる人がいる。

●物が散乱しているスーパーで、落ちているものを律儀に拾い、そして列に黙って並んでお金を払って買い物をする。運転再開した電車で混んでるのに妊婦に席を譲るお年寄り。この光景を見て外国人は絶句したようだ。本当だろう、この話。すごいよ日本。

東北地方太平洋沖地震におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

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1 コメント

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日本人であることを誇りに思う被災地の方々の落ち... (Unknown)
2011-03-18 21:06:35
日本人であることを誇りに思う被災地の方々の落ち着いた姿。インフルエンザ罹患し寝込んでいたが本コラム原稿を手にし瞼熱くなる。夕食後、ママヨさんと義援金の相談。今日の朝日川柳に「本職は語彙の乏しい作家です」、選評に「また出馬の『天罰』知事」…米国は日本支援を「Operation Tomodachi」(友だち大作戦)と命名、やるもんだ…覆水盆に返らず【立男】
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