戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

最強のふたり

2013年01月05日 | 想うこと

一昨日、映画を見に行きました。

作品は『最強のふたり』です。

館内には二十人ほど入っていましたか。

これが多いのか少ないのかわかりませんが、大ヒットしている映画であることにはちがいありません。

私、作品を楽しみたいため、観たい映画は評判だけは調べますが、内容は知らずに観にいきます。

フランス映画だったのですね。

てっきりアメリカ映画だと思っていました。

勉強不足も甚だしいですが、フランス語で話されたとき、妙な感じを受けてしまいました。

久しぶりの、フランス映画です。

ストーリー自体は、単純なものだと思います。

ですが、前編を覆う、ユーモアというか、ブラックに近いのもありますが、どんな状況でも人生を楽しもうとする精神がとても素敵な映画でした。

障害者であろうと、貧しかろうと、引け目を感じることなく現在を楽しんでいる。

こういう描き方は、アメリカ映画ではなかなかできないのでは、と思ってしまいました。

なかでも、障害者をいじくるようなシーンは、日本だったらできないでしょう。

しかも、ちょび髭まで作って手を挙げるシーンは、日本人の私でもドキッとしてしまいました。

ですが、そんな場面も笑えてしまうのです。

笑ってしまおう、とでもいうのですか。

世の中は偏見で溢れています。

いまさらそれをタブーにしても、しょうがないでしょうと。

ただしそれを描けたのも、苦痛にのたうつ障害者を、少しでもその苦痛を和らげようとする気持ちが、観ているものに伝わるからだとも思いました。

そういう点では、役者がほんとうに上手いと思いました。

とても自然で、手持ちカメラの映像が、まるでドキュメントのように見えるシーンもいくつかありました。

また、お互いの境遇を描いて、残酷なまでの違い、天と地との差がある暮らし。

どんなに嘆いていても現実は変わらないから、それならそれを肯定し、いまあるもので楽しもう、ということでしょうか。

だけれど、やはり、この貧富の差はなんとかならないものだろうかと、見終わった後考えてしまったのも事実です。

 

 

 


ジーン とくれば

2013年01月04日 | 想うこと

うちの中二の娘が、昨年11月の誕生日にアイポッドを買ったため、お気に入りの音楽をたくさん入れようとしています。

ですが、アイチューンで購入すると高いため、うちではCDをレンタルしてこい、と言っています。

そのため娘は、今日、友達と○オへ行きました。

何曲かリストアップし、借りまくってきました。

その中の一曲が、なぜか、映画『雨に唄えば』の主題歌でして・・・

探したそうです。

ですが、見つからなく、店員さんに訊いたそうです。

「ジーン ケリーのCDはありますか?」

それに応えて店員さん・・・

「洋楽の新しいのは、1年後に入ります」

わかりました、と娘は応えて帰ってきました。

・・・

聴いた娘も娘なら、それに応えた店員さんも店員さんだなと。

ジーン ケリーと言われても、たぶん若い人たちは知らないでしょう。

洋楽の新しいスターと思われても不思議ではないでしょう。

また、質問の仕方もそのように聞こえてしまいます。

まあ、ジーン ケリーのCDは、どこを探してもないと思いますが・・・。

 

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気分

2013年01月03日 | 想うこと

未だ正月気分でいます。

といいましても、仕事は昨日から行っていますが・・・。

今日は午後から、映画を観に行く予定でいます。

こんな気になるのも、正月だからです。

昨日は、3時頃、妻と娘を連れ、宮の『臥龍の郷』へ行ってきました。

昨年リニューアルされた温泉施設です。

といって、さほど中身は変わっていませんが。

私たちが入ったときは、とても賑わっていました。

覚悟はしていましたが、芋を洗うような賑わいでした。

ですが、身体はとても温まり、年末の疲れも取れた気がいたしました。

面白いと感じたのは、訪れている人たちの若いことです。

温泉施設ですから、私を初め、年配のものが多いと思っていたのですが、若者が大半で、小さな子供連れのおとうさんたちも何組かいました。

スキー帰りの人たちも多かったのかもしれません。

かつては私たちも、スキーの帰りに寄りましたから。

まあ、こんな気分も今日までで、明日からは、通常の日々に戻るわけです。

 

 

 


正月

2013年01月02日 | 想うこと

正月二日目です。

明けましておめでとうございます。

昨日、元旦は、ゆっくりと過ごしました。

午後から妻の実家へいき、親戚の方々と飲み正月を過ごしました。

今年も親族との団らんから始まることができ、感謝いたします。

さて今年、巳年ですが、どんな年になるのでしょう。

願わくば、景気が良くなってほしいものです。

我が家でも、息子が高校を卒業し進学します。

親元を離れ一人暮らしを始めるわけで、変化が起きるわけです。

良い方向に変化してほしいです。