戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

おまえはどうしたいのだ?

2021年01月12日 | 生活

このコロナ禍において、一人一人が問いかけられているのだと。

抽象的な話ですが、と思うのです。

現象としては、グローバルなのですが、生活実感としては、パーソナルなのです。

起きていることは全世界的なことなのですが、個人が問いかけられている。

今日、本格的にこの地方にも緊急事態宣言が発令されるので、しばらくは外食を控えねばならないので、焼き肉を食べに出かけました。

焼き肉なんて、一年に3、4回しか出かけません。

鶏肉、豚肉は、お鍋でも、蒸し焼きでも戴きますが、牛肉は混ぜて料理にする以外は食べません。

BBQは別ですよ、って、けっこう食べていました。

それはそうとして、安川通りの、匠や行きました。

お休みでした。

今日から、来月の上旬まで休むそうです。

一月休業なんですね、驚きました。

お客としては、リーズナブルに、近所で、焼き肉を食べることができなくなったわけです。

そこで、下一の、ふらふら歩きながら、某、○車へ入りました。

5時から営業していました、8時までしかできませんから。

話を聞くところによると、匠やさんは、廃業するかもしれない、ということでした。

考え中、ということですね。

よくよく話をきいてみると、それは特別なことではなく、他のそれなりに名前の通っているお店でも、廃業するかどうか悩んでいるところが多いそうです。

マジかと……。

ここ高山でも、深刻な状況が迫ってきているのです。

外食産業が壊滅的な被害を被りつつあるということです。

お土産やさんも、食品の卸問屋さんも、お宿も例外ではありません。

高山は大丈夫だと思っていましたが、そうでもなかったようです。

ということは、日本全国例外はないということでしょう。

事業を行う側も、消費する側も、今までのようにはいかないのです。

例え保証を貰っても、それは本意でないわけで、商売をしたいから始めたわけですから満足はないのです。

で、私たちはどうすればいいのか、ということでしょう。

これからは、何を買いに行くにも、コンビニしか頼りになるところはありません。

よくよく考えると、おかしな話じゃないですか。

街からスーパーがなくなり、焼き肉でも何でも気楽に食べに行くところもなくなり、飲み屋も、今はまともに営業できません。

だから、どうすればいいのかと。

翻って考えるならば、自分はどうしたいのか、となるのではないかと。

こういう社会になったのならば、どう生活していけばいいのかと。

前例がないのですから、自分で考えるしかないわけです。

おまえは何がしたいのだと、なにも何かを行うことだけでなく、普通に生活していくなかで、買い物一つとっても、今までとは違うことが求められているのかも。

極端な生活状況になったのなら、全ては主体的に考えていくのだと。

考えがまとまりませんが、エキセントリックな、曖昧な表現ですが、状況になっています。