『パパ検定』というものをご存じでしょうか?
昨夜、妻が、「これ面白いから見てみれば」、といってユーチューブで映しました。
詳細は省きますが、ネタバレのようなところもありますので、簡単に説明すると。
若いお父さんが何人かディスプレーが置かれた机の前に座ります。
それぞれ個室に入ってだと思いますが、試験を受けるようです。
(飲みながら見ていましたので、曖昧なところもあります)
パパ検定、というくらいですから。
机の上に、問題用紙(?)があるのですが、開く前にビデオを見ろと指示があります。
ディスプレーに映像が現れるのですが、なんと、自分の子供が写ります。
平均して、10歳くらいでしょうか。
その子供たちは、質問を受けています。
パパは何の色が好きか? とか、パパの職業は? などです。
ここで、パパ検定というのは、パパが受けるのではなく、子供たちがどれだけパパについて知っているか、という検定であることが分ります。
そして、最後に、パパに点数を付けるとすると何点ですか? と質問されます。
私、見ていて、思わず、「81点くらい点けてやれよ」と呟いてしまいました。
パパたちが見ているビデオが終わりまして、「さあ、机の上に置かれている問題用紙を開いてください」、と指示されます。
その用紙には、子供たちが採点した点数が記してあると、説明されるのです。
パパたちはドキドキしながら開いたでしょう。
最初のパパが開いて見た点数を、私は見まして、泣けてしまいました。
さて何点だったかは、パパ検定を最初から見て知れば良いと思いますが……
このパパ検定、長崎県が主催して作ったのですかね。
最後に、長崎県と出ていたのですが。
世のパパたちの琴線に触れるビデオです。
私も、子供たちが成人しまして思うのは、子供たちが小さかったとき、もっと遊んでやれば良かったな、と後悔しているのです。
たぶん、どなたのお父さんも思っていると思いますが。
忙しいから、時間が無いから、という言い訳はありますが、いや、いや、私の場合、遊んでやる時間はいくらでもありました。
息子が小学校の真ん中ぐらいの時、寝転がっている私のそばへ来て、「ひまや~、ひまや~。父さん、何して遊べばいい?」とよく言ってきました。
それに返して、「そんなこと分らん。おまえがしたいことすればいいだけや」と寝転がったまま私は答えました。
息子としては、遊んでほしいだけなのに、それが分っているのに、面倒くさいから相手をしなかったんですね。
ほんと、いい加減なオヤジでした。
思い出すと、なんか切なくなってしまいます。
もし、私がパパ検定を受けたら、息子は何点つけるでしょうか?
時間を巻き戻して見たい気がしますが……