戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

ノアって

2014年06月17日 | 想うこと

 

映画『ノア』を観てきました。

ラッセル・クロウ主演の、ノアの方舟を描いた映画です。

平日の二回目の上映でした。

15名ほどお客さんは入っていたと思います。

一回目のお客さんも10名以上入っていたと思われ、間違いなく、ヒットしているでしょう。

そのお客さんの中には、ロビーで待っているときに聞こえてきた話から判断すると、キリスト教信者の方も多いのだろうと、考えます。

なんといっても、旧約聖書、創世記の中の話ですから。

昔、ハリウッドは、モーゼの話等、よく聖書の物語を映画化しました。

その中で、映画の主演を演ずる役者に、モーゼもそうですが、チャールトン・ヘストンが演じていました。

ベンハーでも有名です、特異なものに、猿の惑星もあります。

スペクタクル映画には欠かせない、存在感のすごい役者さんでした。

最近では、ラッセル・クロウ、になるのでしょうか。

なにより、神の意志を貫く、善き人ではなく使命を全うできる人、としての存在感がありました。

究極の選択を強いられる、神様は、それを人に選択させるわけですが、痛いほどその辛さが分かる映画でもあります。

自分のやってきたことが無になってしまうのかと、悩み、実行に移るときに、○○しかない、と気が付かされる場面は、呆気ないとともに、感動的であります。

映画が終わって外に出てみると、激しい雨降りでした。

夕立でして、降りが弱くなるまで、皆さん軒下で雨宿りしていました。

しかしそのことが、気が重くならなかったのは、映画を観終わった印象が暗くなかったせいかもしれません。

また色々と考えてみたいと思います。